「next to normal」観劇
musical「next to normal」
音楽:トム・キット脚本・歌詞:ブライアン・ヨーキー翻訳:小嶋麻倫子訳詞:小林香演出:上田一豪音楽監督:小澤時史振付:小㞍健太美術:池宮城直美照明:吉枝康幸衣裳:大東万里子音響:高橋秀雄ヘアメイク:宮内宏明音楽監督補・歌唱指導:亜久里夏代歌唱指導:高城夏生演出助手:斎藤歩舞台監督:本田和男<キャスト>ダイアナ…望海風斗ゲイブ…甲斐翔真ダン…渡辺大輔ナタリー…小向なるヘンリー…吉高志音ドクター・マッデン/ドクター・ファイン…中河内雅貴
どこにでもありそうな典型的なアメリカ人家族。けれど、4人家族に見えていたのは、ダイアナ(望海)の脳内の幻。実は、夫婦の最初の子であり、彼らの結婚のきっかけとなった息子のゲイブは、1歳の誕生日を迎える前に、病死していた。一人娘のナタリーが生まれ、ボーイフレンドを連れてくるような年齢になっても、彼女の心の中には、18歳になっていたはずの息子(甲斐)が存在している。夫のダン(渡辺)は、ダイアナを精神科に連れていくが、(心の中にゲイブを飼っているだけでなく、感情の起伏が激しく、双極性障害と診断されている)彼女の心の中のゲイブは、どんな治療にも負けない。それはおそらく、ゲイブの存在こそが今のダイアナを形成しているからなのかもしれない。まだ若く、結婚も子供も考えていなかったダンとダイアナは、妊娠をきっかけに結婚し、そのためダイアナは、自身のキャリア転換を余儀なくされたので。ナタリー(小向)は、一人っ子として愛情を一身に受けて育つは…