「FAKE MOTION-THE SUPER STAGE-」観劇

「FAKE MOTION-THE SUPER STAGE-」 原案:汐留ヱビス商店街「FAKE MOTION‐卓球の王将‐」演出:植木豪脚本:小山正太脚色:白鳥雄介 音楽:KEN THE 390振付:HILOMU、gash!、SHINSUKEアクション監督:加藤学 美術:松生紘子演出補佐:冨田昌則映像:佐々木章介照明:大波多秀起音響:毎原範俊衣裳:大西理子ヘアメイク:礒野亜加梨、増澤拓也演出助手:HILOMU、藤田知礼舞台監督:井上卓 主催:FAKE MOTION-THE SUPER STAGE-製作委員会 映像系の若手俳優と、2.5次元俳優が数多く出演したテレビドラマ「FAKE MOTION」を、「ありえない~」と言いながら楽しく見ていたので、舞台化と聞いて、気合いを入れてチケットを取った。でも、2.5次元舞台って、本当にわからない。どこにもチケットがない公演もあれば、普通に取れる公演もあって…。今回は、スターがたくさん出ているので、安全を狙ってサイドシートにしたのだが、「幽遊白書」再び…になってしまったもはや、コロナ下のステラボール、トラウマの域 あの時はA列だったので、行く前から1列目=フェイスシールドという覚悟をしていたのだが、今回は、D列だったので、1列目ではないだろう⇒少し角度もゆるくなって、見やすいかも…みたいな甘い夢を見ていた。が…すべて打ち砕かれ、まさかの1列目だった1列目=フェイスシールドなので、オペラグラスは使えないただ、正面に舞台はなかったものの、舞台の角(隅)…

続きを読む

「錆色のアーマ 外伝 碧空の梟」観劇

「錆色のアーマ 外伝ー碧空の梟ー」 原案:「錆色のアーマ」プロジェクト 脚本:高殿 円 演出・上演台本:元吉庸泰 音楽:楠瀬拓哉 振付:當間里美 美術:角田知穂 照明:大波多秀起 音響:中島 聡 (come stock) 映像:大見康裕、桜葉銀次郎(O-beron.inc)衣裳:山下和美 ヘアメイク:糸川智文 殺陣:渥美 博 小道具製作:湯田商店 演出助手:木下マカイ 舞台監督:中西輝彦 主催:ネルケプランニング 制作:ネルケプランニング 協力:一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会 2.5次元作品をよく観るようになった最近だが、2019年頃からそういう兆候が既にあったらしい。この作品も、実は、2019年に観始めている。そして、2019年6月の観劇記録は、「最遊記歌劇伝」「囚われのパルマ」「錆色のアーマ」が並んでいて…コロナがなくても、2021年の状況は変わっていなかった疑惑… 会場の品川プリンスホテルクラブeX、名前は聞いたことがあったが、参戦は初めて…だと思う。ステラボールが大劇場なら、バウホールみたいな感じかな。サイズ感も位置関係もそんな感じ。今回の公演は、外伝なので、主役のポジションになるメンバー(橘東雲(仲田博喜)、橘未布留(櫻井圭登)、橘羽矢十(富園力也))が、初めまして。そして、そのまま、さようならになるメンバーも…レギュラー陣は、鶴首(荒木健太朗)、アゲハ(神里優希)、黒氷(平田裕一郎)、そして、酒呑童子(田中しげ美)と茨木童子(佐藤永典)、藤白(石渡真修)。藤白は、三…

続きを読む

「舞台刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵ー大坂冬の陣ー」観劇

「舞台刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵ー大坂夏の陣ー」 脚本・演出:末満健一 アクション監督:栗田政明音楽:manzo、伊真吾作詞:末満健一作詞協力:前田甘露舞台監督:井上卓美術:秋山光洋照明:加藤直子音響:ヨシモトシンヤ映像:横山翼(O-beron.inc)刀剣男士衣裳:惠藤高清歴史上人物衣裳:藤田友時間遡行軍特殊造形スタイリスト:百武朋甲冑制作:渡邊礼子刀剣制作:羽鳥健一振付:梅棒(楢木和也)歌唱指導:水野里香 ステージアラウンド・スーパーバイザー:芳谷研 2021年、とうとう、ナマ刀剣乱舞デビューを果たすこととなった。これまでの作品は、すべて、映像で確認しているし、ゲームだって半年くらい毎日プレイしているけれど、なんといっても「初・ナマ観劇」心ここにあらず、な姿勢で、ステージアラウンド東京に向かう私だった。 今回の「天伝 蒼空の兵」は、大坂冬の陣が舞台。慶長19(1614)年、いわゆる方広寺鐘銘事件をきっかけに、天下人・徳川家康と、鉄壁の大坂城に居を構える、秀吉の一子、豊臣秀頼の関係が一触即発状態になる。そんな大坂城に派遣されたのが、山姥切国広(荒牧慶彦)を隊長とする第一部隊。メンバーは、ほかに一期一振(本田礼生)、鯰尾藤四郎(前嶋曜)、骨喰藤四郎(北川尚弥)、宗三左文字(佐々木喜英)、加州清光(松田凌)。オープニングから、華麗な殺陣を披露してくれて、めちゃくちゃカッコいいさて、徳川陣営を偵察していた鯰尾は、家康(松村雄基)の周辺に不思議な者の影を見つける。時間遡行軍なのか、それとも、…

続きを読む

「最遊記歌劇伝ーSunriseー」観劇

「最遊記歌劇伝ーSunriseー」 原作:峰倉かずや『最遊記』『最遊記RELOAD』(一迅社刊) 演出・脚本:三浦 香 音楽:浅井さやか アクション監督:栗田政明(倉田プロモーション)振付:森川次朗 舞台監督:ザ・サムシングエルス 美術:松生紘子 音響:門田圭介(K2sound)照明:川口 丞(キングビスケット) 映像:横山 翼 衣裳:小泉美都 ヘアメイク:工藤聡美、太田夢子 演出助手:神野真理亜 京都弁指導:黒木敦史 プロデュースコーディネーター:今藤佳美 アシスタントプロデューサー:赤坂茉里奈(4cu)、池長彩也子(サンライズプロモーション大阪)、西上恵圭(サンライズプロモーション大阪) プロデューサー:岩崎 卓(4cu)、山田泰彦(サンライズプロモーション大阪) 特別協力:峰倉かずや/一迅社 制作:バンダイナムコライブクリエイティブ/S-SIZE 企画・プロデュース:4cu 主催:最遊記歌劇伝旅社(Frontier Works Inc・サンライズプロモーション大阪) 「最遊記歌劇伝」は、2019年に観劇しているので、 2.5作品の中では、唯一、「初心者じゃない」作品。そもそもは、三上俊が出演している…ということで観劇することにしたのだが、ちょうど、映画「刀剣乱舞ー継承ー」を見ていたこともあり、鈴木拡樹にどハマりしたのも懐かしい。三上俊については、その後、結婚を発表したこともあり、より、彼の俳優人生を支えていかねば…と、(どこの保護者やねん)積極的に公演を追うことにしたのだが、昨年2月の「…

続きを読む

ミュージカル刀剣乱舞「壽乱舞音曲祭」

ミュージカル『刀剣乱舞』五周年記念「壽乱舞音曲祭」 原案:「刀剣乱舞‐ONLINE‐」より(DMM GAMES/Nitroplus)構成・演出:茅野イサム脚本:伊藤栄之進振付・ステージング:本山新之助 音楽監督:YOSHIZUMI音楽:YOSHIZUMI、和田俊輔、油井誠志(avex entertainment.inc.)構成助手・作詞:浅井さやか(One on One)美術:石原敬(BLANk R&D INC.)殺陣:清水大輔(和太刀)照明:尾崎知裕(SWEET STUFF GROUP)音響:山本浩一(エス・シー・アライアンス)音響効果:青木タクヘイ(ステージオフィス)映像:石田肇、横山翼電飾:小田切秀一(イルミカ東京)電飾操作:石川忠嗣(イルミカ東京)衣裳:小原敏博ヘアメイク:糸川智文(STRINGS)ライブ衣裳:農本美希(エレメンツ,アッシュ)歌唱指導:カサノボー晃ボイ指導:Yuta(ボイラボ)方言指導:西村雄正(CESエンタテインメント)振付助手:笹原英作、西岡寛修演出助手:高島大輝舞台監督:佐藤豪 協力:一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会制作:ネルケプランニングプロデューサー:松田誠、でじたろう協賛:ローソンチケット主催:ミュージカル「刀剣乱舞」製作委員会(ネルケプランニング、ニトロプラス、DMM GAMES、ユークリッド・エージェンシー) ここ何年かで、一番、緊張した観劇でした。購入した公演ペンライトを千子村正のタオルに包んでカバンに入れ、村正のマスクを付け、…

続きを読む

「壽乱舞音曲祭」配信鑑賞

昨年春から「刀剣乱舞」なるものにハマってしまったわけだが、チケットが取れないものだと思い込んでいたら、抽選に当たり、「壽乱舞音曲祭」という、年に一度行われる「ミュージカル刀剣乱舞」のイベント的舞台を観に行くことになってしまった。 演劇ファンなので、同じ「刀剣乱舞」でも、「ミュージカル刀剣乱舞」(以下刀ミュ)の方がハードルが高い。なぜなら、刀ミュには“ライブパート”があるからだ。この、ライブパートとは何か…というと、団扇やペンライトを振って出演者を応援しながら、ステージを楽しむという時間帯だ。アイドルのコンサートなどに行ったことのある方なら、違和感がないだろうが、若かりし頃より現在まで、そのような時間を過ごしたことがないので、もはや、ライブパート=詰んだ感がハンパない。 しかし…コロナのおかげで(おかげ言うな)、ライブパートといえども、客席降りなし、観客の発声禁止、である。さらに、マスク必須なので、恥ずかしさも少ない。もし、挑戦するなら、今しかない そうは思って、早々と応援グッズ(公演専用のペンライト、もっくん(太田基裕)演じる千子村正のマスクなど)を購入したものの、公演内容を把握し、適切にペンライトを使用しなくては…と思うと、とてもぶっつけ本番などできない気分になってしまうのだった。まあ、そんなわけで、実際に公演を観に行く前に、配信で確認し、ペンライト術も予習していこう、と考えるに至った。幸い、既にDMMは会員である。 というわけで、以下は、「ミュージカル刀剣乱舞」の五周年を祝う「壽乱舞音…

続きを読む

舞台「幽☆遊☆白書」観劇

舞台「幽☆遊☆白書ー其の弐ー」 原作:冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊) 脚本:伊藤栄之進演出:伊藤栄之進、加古臨王、荒木宏文 主題歌:馬渡松子「微笑みの爆弾」 舞台美術:松生紘子美術助手:山本史織技術監督:寅川英司舞台監督:田中翼演出部:長谷川ちえ、藤間浩也、松橋成美、金子静香照明:大波多秀起(デイライト)照明オペレーター:清家玲子、鹿子澤栄、古矢涼子、勝本英志音響効果:天野高志(RESON)音響:田中嘉人(RESON)音響部:今里愛、原村友梨奈、仲根綺乃映像:藤田陽平、横山翼(O-beron)映像制作:新田憲太郎映像オペレーター:松本竜一衣裳:小原敏博衣裳アシスタント:小林由香特殊造形:林屋陽二衣裳製作:竹内さや香衣裳進行:名村多美子、山藤奈々ヘアメイク:木村美和子(reftel)、車谷結(raftel)、嘉山花子、馬場明子演出助手:木下マカイ(Platina)アクション:六本木康弘アクション補佐:新田健太ステージング:エリザベス・マリー、六本木康弘大道具:ステージファクトリー小道具:小山内ひかり、枦山兼 音楽:佐々木久夫(SeanNorth) デザイン:羽尾万里子(Mujina:art)、天野果菜(Mujina:art)、小関洋美(Mujina:art)デザイン進行補佐:大野富美子(Mujina:art)宣伝写真:金山フヒトWebデザイン:EAST END CREATIVE 制作:Office ENDLESS制作協力:上野志津華、佐藤麻衣、高橋優里子、市…

続きを読む

舞台「HELI‐X」観劇

舞台「HELI-X」 脚本:毛利亘宏(少年社中) 脚色・演出:西森英行(Innocent Sphere) 音楽:大内 慶 殺陣:六本木康弘 美術:松本わかこ 照明:大波多秀起 音響:門田圭介 映像:ワタナベカズキ 衣装:鈴木真育 ヘアメイク:工藤聡美 小道具:羽鳥健一 演出助手:きまたまき 舞台監督:深見信生 宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル) 制作:真島英理、池田千穂 プロデューサー:佐々木淳子 企画・制作:オデッセー 主催:オデッセー / 東映ビデオ どんな内容の舞台か、よくわからないまま、久々のサザンシアター。まあ、のんちゃん(久世星佳)が出るしみたいな気持ちでチケットを取ったが、出演者は2.5次元舞台に多く出ている俳優さんが多いのかもしれない。脚本の毛利さんは、おなじみ…という感じだが、実は、矢崎広出演作しか観ていなかったりする。なので、おなじみなのか、未知の領域なのか、よくわからないテンションでの観劇となった。 HELI-Xとは、第三次世界大戦後の再編成された世界を舞台にした近未来SF作品。超大国ユナイトの占領下に置かれた島国「大和」での物語。近未来世界では、自由に性別を選べる「TRANS」という技術により、多くの人が自らの性別を変更していた。しかし、「TRANS」を受けた人々の中から、一定の確率で、特殊能力(いわゆる超能力)を持つものが生まれる。彼らは、HELI-X(ヘリックス)と呼ばれた。HELI-Xがその能力を使って行った犯罪に対して、大和自治軍(まだ占領下にあるので、…

続きを読む

ミュージカル刀剣乱舞「幕末天狼傳2020」ライブビューイング参加!

10月に上演された「髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~」に続き、「幕末天狼傳 2020」のライブビューイングを見ることになった。前回に引き続き、映画館は1席おきの配席なので、周囲を気にせず、作品に没頭できた。既に5年目を迎える「ミュージカル刀剣乱舞」シリーズ。まだまだ半年程度の新人審神者なので、こういう情勢でなかったら、参戦は考えなかったかもしれない。(「舞台刀剣乱舞」に対しては、そんなことを考えたりしなかったので、第2部にショーが付いていることのハードルは、かなりあるのかも…。もちろん、今回も、「ジャージーボーイズ・イン・コンサート」の時に購入したペンライトは持って来なかったまだ無理です…) さて、今回の作品は、「幕末天狼傳」。2016年に上演されたシリーズ2作目をブラッシュアップして、4年ぶりの上演となった。新選組のメインキャラクターである、近藤勇、土方歳三、沖田総司にゆかりのある、加州清光(佐藤流司)、大和守安定(鳥越裕貴)、和泉守兼定(有澤樟太郎)、堀川国広(阪本奨悟)、長曽祢虎徹(伊万里有)に加え、蜂須賀虎徹(高橋健介)が部隊長を務め、幕末に出陣する。そこでは、時間遡行軍が幕末の歴史を改変しようと待ち構えていた。タイトルの「幕末天狼傳」、天狼はシリウスのことで太陽の次に明るい星だという説明がある。新選組は、「壬生の狼」と呼ばれていたから、夜空の天狼星を見る場面があったりするのは、すんなりと受け入れられる。が、タイトルそのものは、かの「幕末太陽傳」を念頭に置いて付けられたのかな、…

続きを読む

明治座「PSYCHO-PASS-VV2」観劇

舞台「PSYCHO-PASSサイコパス VV2」 原作:サイコパス製作委員会 演出:本広克行 脚本・演出補:池田純矢 脚本監修:深見真 音楽:菅野祐悟 アクション監督:奥住英明(T.P.O.office) 美術:石原敬(BLANk R&D INC.) 照明:吉川ひろ子(クリエイティブ・アート・スィンク) 音響:今村太志(サウンドクラフトライブデザイン社) 映像:横山翼、石田肇 衣裳:及川千春(とわづくり) ヘアメイク:河村陽子 演出助手:荒井遼 舞台監督:岩戸堅一(アートシーン)、久保年末(アートシーン)宣伝美術:石塚丈仁(Rotterdam's doing.) 宣伝写真:本多大介(エーケーエー) プロデューサー:千葉悦子(ソニー・ミュージック)、深澤耕輔(ポリゴンマジック) 制作:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ポリゴンマジック 主催:舞台「サイコパス2」製作委員会 この作品を知ったのは、今回、脚本と演出補を担当した俳優の池田純矢くん(「ヘッズ・アップ!」でゆうひさんと共演)のツイッターだったと思う。ちょうど、ツイッターを見た頃は、YouTube上で彼の出演している「ゴーカイジャー」の期間限定配信中で、よしっと応援の気持ちで調べたら、別枠でハマりはじめている「舞台刀剣乱舞」と出演者が、一部かぶっていることが分かり、俄然観に行く気持ちが強まった。 明治座は、一昨年、ゆうひさんが出演した時に通ったが、ものすごい精緻な動く画像の緞帳を持っている。その季節に合った風景の中を文明開化…

続きを読む