やすさだ…?(舞台刀剣乱舞七周年感謝祭)

「舞台刀剣乱舞 七周年感謝祭-夢語刀宴會」千秋楽に参戦してきました。 同じ「刀剣乱舞ONLINE」を原作とする二つのステージ、「ミュージカル刀剣乱舞」と「舞台刀剣乱舞」。「ミュージカル刀剣乱舞」には、「真剣乱舞祭」という年に一度のお祭りがあって、これがめちゃくちゃ盛り上がる。いつのまにか、「ミュージカル刀剣乱舞」の世界に魅せられていた。 一方、刀剣乱舞から派生する趣味として、刀を鑑賞するというのは、どうやら私には才能も嗜好も持ち合わせがなかったようだ。そうなると、刀剣男士は、私の中では、ゲームのキャラクターとして好きかどうかとイコールになる。刀ミュや刀ステに出演している俳優への「推し感情」を抜きにして、単純にキャラクターとして、どの刀剣男士が一番好みだろうか、と考えると、「大和守安定」じゃないかなーと思い始めていた。(もちろん、鳥ちゃんは大好きな俳優ですが。) で、そんな気持ちを確認するように、この団扇っぽい扇子を購入して、最近はずっと使っている。 「七周年感謝祭」はめちゃくちゃ面白くて、大満足だった。この本丸には、これまでのストーリーに登場したほかにも刀剣男士がたくさんいて、始まりの五振りも既に揃っているとして、蜂須賀虎徹(後藤大)が登場した時も、ざわめいた。まあ、ある程度プレイしたら、始まりの五振りは揃っちゃうよね。 慶応甲府匿名調査の舞台化も、まあ、想定の範囲内だったけど、おおーっという感じになった。しかし、そこに、いるとは思わないじゃん。これまで出てきたことのない、長曾祢虎徹(松…

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新作歌舞伎「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」

伝統芸能の歌舞伎ですが、「2.5」ジャンルにしてみました。 新作歌舞伎「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」 原案:「刀剣乱舞ONLINE]より(DMM GAMES/NITRO PLUS)脚本:松岡亮演出・振付:尾上菊之丞演出:尾上松也 美術:前田剛照明:高山晴彦音楽:中井智弥作曲(長唄):杵屋巳太郎作曲(竹本):豊澤勝二郎作調:尾上菊五郎劇団音楽部鳴物音響:土屋美沙立師:澤村國矢、中村獅一衣裳:黒崎充宏小道具:近藤真理子床山:浅井和幸演出助手:浅香哲哉狂言作者:竹柴彰三狂言方:渡部太郎制作助手:小椋みどり 附打:佐々木英史頭取:宮脇信治 製作:松竹株式会社 話題の新作歌舞伎「刀剣乱舞」観劇してきました。 コロナ下で演劇がシャットダウンしていた頃、暇を持て余していたことと、かいちゃんファンに誘われて(その頃、「舞台刀剣乱舞」にかいちゃんが出演することが発表されていた)、審神者(刀剣乱舞ONLINEのゲームをプレイする人)になったので、既に審神者3周年を超えた。あいかわらず、細々とゲームを続けている。私はあまりゲームをしないし、ゲームに依存するタイプでもない。でも「刀剣乱舞」というコンテンツは好き…というか、刀ミュも刀ステも映像作品もすべてが好きだ。ただ、原作がオンラインゲームである以上、いつかは、サ終ということがあるかもしれない。(あまりゲームをしないが、ゆうひさんが出演したゲームのおかげでサ終だけは経験があるのだ。)しかし、歌舞伎という伝統芸能の世界にコンテンツが残れば、それだけは、終わらないか…

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歌舞伎「刀剣乱舞」配役決定!

歌舞伎版「刀剣乱舞」の配役がようやく発表された。 三日月宗近…尾上松也小狐丸/足利義輝…尾上右近同田貫正国/松永久直…中村鷹之資髭切/紅梅姫(義輝の妹)…中村莟玉膝丸…上村吉太朗小烏丸…河合雪之丞 山口左司馬…大谷龍生柵(松永弾正奥方)…中村歌女之丞善法寺春清…大谷桂三 松永弾正…中村梅玉 脚本が松岡亮、演出が尾上菊之丞に加え、三日月役の松也も加わる。 永禄の変ですかね…「麒麟…」思い出してつらくなっちゃうなぁ ちょうど、尾上右近・鷹之資、莟玉出演の南座の花形歌舞伎を観てきたばかりなので、なんだか勝手に親近感。さらに、その南座公演の新作部分の脚本を書いたのが松岡さんだったので、さらに親近感。そして、南座で全然気づかなかったのだけど(若者の成長は恐ろしい…)、莟玉丈って、あの梅丸くんだったのね(ゆうひさんが富姫を演じた「新版・天守物語」で、当時高校生の梅丸くんは亀姫を演じてくれたのです) なにげに河合雪之丞様のご出演も嬉しい。一時、喜多村緑郎・河合雪之丞主演の新派公演を続けて観劇していたけど、例の騒動でちょっと足が遠のいてしまって。コロナ下で、主なファン層が高齢者な新派は、ものすごい打撃を受けていたのね…それで、喜多村、河合両氏の古巣出演が続いているのか…、なるほど。 歌舞伎になった刀剣乱舞がどんな作品になるのか、楽しみに待ちたいと思う。

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「青山オペレッタ」配信

「青山オペレッタ」をご存じだろうか最近の2.5次元に顕著なマルチメディア展開ありきのコンテンツのひとつで、劇団を舞台にした育成型のコンテンツなのだが、実は、ゲーム展開はまだされていない。キャラクターの作画とCDドラマ、そして舞台作品が先行してスタートしている。ラジオ番組もあったりするらしい。面白いのは、CDドラマの出演者と舞台の出演キャストが同じで、キャラクターも俳優を意識して作画されているっぽい。なので、狭義の意味で、2.5次元ではないのかもしれない。あと、劇団を舞台にしたコンテンツはほかにもあるが、宝塚歌劇団の性別を逆にした設定というのに、まず惹かれた。 青山オペレッタというのは、100年の歴史を持つ未婚の男子だけの歌劇団。劇団員は、男役のマルテと女役のベネラに扮して、公演を行う。公演は、「ピエナ」「メッザ」「ファルチェ」の各チームに分かれて上演されるが、100期生の入団を機に、新たに「ノーヴァ」が誕生した。(ちなみに、ピエナはイタリア語で満月、メッザは半月、フェルチェは三日月、ノーヴァは新月)そして、ノーヴァには、100期生がいきなり投入され、入団半年で最初の公演が行われることに!もちろん、かなりの暴挙なので、劇団トップスタアの加賀見翔太(友常勇気)がピエナから移籍して、若い面々をサポートすることになる。その結果、ピエナでは、2番手スタアの美園爽人(びえんあきと・丘山晴己)がトップに昇格したが、加賀見の相手役としてベネラ筆頭だった聖波留(ひじりはる・輝山立)が納得できずに、ピエナの結束が揺…

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ACTORS LEAGUE in バスケ

自分の中で、2.5次元沼にどこまではまっているかの判断というのは、なかなかできないものではあるが、お誘いをいただき、「ACTORS LEAGUE in Basketball」の公演(試合運営さんは、公演って言ってた…)に行ってきた。昨年、初めてのACTORS LEAGUE(野球)も別の友人に誘われて参加したのだが、野球は、スコアブックを書けるくらい知識もあるし、プロ野球もけっこうな回数、球場で見ているので、見に行くことに躊躇はなかった。しかし、バスケットボールとなると、完全にアウェイ感がある。一度も試合を生で見たことがないし、ルールもほとんど知らないし、好きな俳優さんを生で見られる以外の利点も見つけられず、どちらかというと、低いテンションで東京体育館に向かった。東京体育館ー千駄ヶ谷駅から旧日本青年館を目指す時、勝手に敷地内をショートカットに利用していた、おなじみの場所ではあるものの、中に入ったことはなかった。バスケの聖地ということも知らなかった。勝手に、柔道などが開催されてるのかな、などと思っていた。一応、2時間の時間休をいただいて向かったものの、到着した時には、ものすごい人波が形成されていた。こ…これでも遅かったか…とりあえず、グッズ販売の列に並んだところ、「今からでは、開園に間に合わない可能性があります」というアナウンス。この時点で、開演1時間半前。思わず、「意地でも間に合わせろ」とマスクの中でつぶやく。どこの劇場でもそうなのだが、開演30分前ならこのアナウンスは理解できる。しかし、1時間半も…

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植田・鳥越の口は〇〇のもと~若俳たちの関ケ原~参加!

人気の2.5次元俳優、植田圭輔と鳥越裕貴によるトーク舞台「植田・鳥越の口は〇〇のもと」、通称「くちまる」のVol.4「若俳たちの関ケ原」を観てきました。Vol.4は2本立てで、第一部は「四面楚歌」というタイトルのものが繰り広げられていたのですが、夜の部は、若手俳優6人(1名欠席で出席は5名)による雛壇トーク。木津つばさ、磯野大、伊阪郁巳、長江崚行、田淵累生が、しゃべりの大御所である植田、鳥越に挑むというテーマで繰り広げられた。 現在、BS11で、毎週月曜日夜11:30~テレビ放送もされている。こちらはその宣伝看板。 会場に到着すると、まず、物販に並ぶのですが、こちらでも、おなじみの「今から並ばれても開演に間に合わない可能性があります」コールが。毎度言われているので、気にしないで並ぶ。けっこう並んでいたが、開演10分前には着席できた。もう少し、列の長さと間に合わなさの検証をしてコールをしてほしい。あと、個人ブロマイドの売り切れが早すぎる…しかも片方だけとか、どういうこと 開始するまでの間は舞台上の写真撮影OKらしい。太っ腹な対応だな。 植田圭輔も鳥越裕貴も、今年何度も舞台で観ているのだが、(鳥ちゃんに至っては10回以上くらい…)トークでの登壇となると、それはそれでテンションが上がるのが不思議なところだ。 まずは二人だけでのオープニングトーク。ここで、袖中に控えている若手俳優たちに言及すると、中から元気のいい声が。「あれ、うちの子や」と鳥ちゃん。「あんな風に元気いっぱいの時はやらかす…

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「舞台 炎炎ノ消防隊」観劇

舞台「炎炎ノ消防隊ー地下からの奪還ー」 原作:大久保篤(講談社「週刊少年マガジン」所載)演出:久保田唱脚本:なるせゆうせい 音楽:三善正己アクション監督:栗田政明舞台監督:川畑信介美術:乘峯雅寛照明:鶴田美鈴音響:門田圭介、ヨシモトシンヤ映像:O-beron inc.、小野奈津江衣裳:加藤佑里恵、熊谷美幸ヘアメイク:車谷結小道具:平野雅史、羽鳥健一演出助手:きまたまき アンダースタディ:内田智太、吉田覇久、和田住功汰声の出演:佐藤流司、和泉宗兵、石田彩夏、くぼたみちか 製作:村中悠介エグゼクティブプロデューサー:鶴田直一チーフプロデューサー:古川由隆プロデューサー:小林亜沙美宣伝プロデューサー:中村圭一制作・主催:DMM STAGE制作協力:特殊消防隊動画広報課 今年1月に初めて「炎炎ノ消防隊」を観劇し、なかなか面白かったので、引き続き、シリーズを観劇することにした。とはいえ、そもそも舞台作品はこれが3本目だったことも、この記事を書こうとして調べて知ったレベルなので、この作品に関しても「みりしら」勢であることは、告白しておく。そんな「みりしら」勢を、楽しく観劇させてしまうのだから、脚本・演出の能力は恐ろしく高いと思う。設定は複雑で、登場人物は多く、関係性も複雑。主人公が所属する第8特殊消防隊だけでも、8名(作中さらに1名が新たに加わる)のメンバーがおり、モブキャラはいないとか、敵チームも同じくらいの人数がいて、さらに、どちらにも所属していないメンバーがいて、今回は出場していない人物もいて…

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ミュージカル刀剣乱舞「にっかり青江単騎出陣」

ミュージカル『刀剣乱舞』「にっかり青江 単騎出陣」 原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)脚本・演出:伊藤栄之進振付・ステージング:福澤侑(REX) 演出補佐:加古臨王振付補佐:Daiki 皇希(REX)音楽:佐々木久夫(Sean North)作詞:浅井さやか(One on One)、茅野イサム美術:平山正太郎(センターラインアソシエイツ)殺陣:清水大輔(和太刀)照明:林順之(ASG)音響:山本浩一(エス・シー・アライアンス)音響効果:青木タクヘイ(ステージオフィス)映像:荒川ヒロキ(stack pictures)衣裳:小原敏博ヘアメイク:糸川智文(STRINGS)大道具:俳優座劇場小道具:田中正史、門脇京花(アトリエ・カオス)、枦山兼歌唱指導:カサノボー晃演出助手:山崎絵里佳舞台監督:大友圭一郎、佐光望、佐藤豪技術監督:寅川英司 主催:ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会(ネルケプランニング、ニトロプラス、DMM GAMES、ユークリッド・エージェンシー) 「刀剣乱舞」の基本的な出陣形態は、6振(ゲームの1隊上限)ということになるが、「ミュージカル刀剣乱舞」はこれまで、単騎出陣、双騎出陣という変則的な公演を実施している。(ゲーム上でも、単騎出陣、双騎は可能)そのうち、双騎の2作品は、どちらも、ミュージカルパート+ライブパートで構成されていたが、加州清光単騎出陣は、ライブパートが中心だったらしい。さてさて、にっかり青江は… どうやら、昔は、能楽堂だ…

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「ミュージカル刀剣乱舞・鶴丸国永&大俱利伽羅双騎出陣」ライビュ観劇

ミュージカル刀剣乱舞「鶴丸国永 大俱利伽羅 双騎出陣 春風桃李巵」 千秋楽のライブビューイングを鑑賞した。今回は、チケット完敗でした… タイトル「春風桃李巵(しゅんぷうとうりのさかずき)」は、伊達政宗の漢詩から採られている。もとの詩は以下の通り。四十年前少壮時功名聊復時私期老來不識干戈事只把春風桃李巵四十年前の若い頃は、自分でもけっこうイケてるし、いいとこまで行くんじゃないかと思っていたが、年を取った今では、とんと戦もなく、盾や矛を持っていた手に、ただ春風桃李を愛でる盃を持っていることよ。遅れてきた戦国武将と言われた伊達政宗らしい漢詩だ。 今回の出陣は、伊達政宗をめぐる出陣なのだが、「いつ」なのかが分かっていなかった。そんなわけで、出陣する鶴丸国永(岡宮来夢)と大俱利伽羅(牧島輝)は、伊達政宗の生涯を見守ることになる。ミュージカル刀剣乱舞の出陣は、時として、長い年月行きっぱなしの遠征になる。刀剣男士たちは、過去に飛ぶことができるわけだが、行先の「時」は選べても、戻り先の「時」は選べないのだろうか。たとえば、2205年9月1日に出発して1567年9月5日に到着、1636年6月27日まで滞在(69年弱)して2205年9月2日に戻ることはできないのだろうかなんとなく、長期の遠征になると、本丸でもそれなりに月日が経っているように描かれているが。とはいえ、人間である審神者を相手にしている以上、69年後に戻ってくるわけでもないだろう。前回の本公演もけっこう長尺の旅だったし、今回も伊達政宗の生涯を追う物語…

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「舞台刀剣乱舞 禺伝」続報

七海ひろきと彩凪翔がキャスティングされて、大騒ぎになった、来年公演予定の「舞台刀剣乱舞 禺伝」。追加のキャストが発表され、さらに大騒ぎになっている。 歌仙兼定… 七海ひろき 大倶利伽羅… 彩凪 翔 一文字則宗… 綾 凰華 山鳥毛… 麻央侑希 姫鶴一文字… 澄輝さやと 南泉一文字… 汐月しゅう 光源氏… 瀬戸かずや 歌仙と大俱利伽羅以外の今回発表されたメンバーは、一文字組の面々なのね~とか、あきら=光源氏とか、元宝塚の2.5進出率高いな~とか、色々感想はある。でも、なんといっても あやなちゃんが、あやなちゃんが、舞台に出るというのが、私の一番の感想です フェアウェルにも行かせてもらったので、本人の話しぶりから、なんとなく、芸能活動するのかな…という期待は持っていたけど、実際に出演作が発表されるまでは、安心できないので。綾凰華のOG生活に幸あれ~

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