舞台刀剣乱舞「十口伝 あまねく刻の遥かへ」観劇

舞台 刀剣乱舞「十口伝 あまねく刻の遥かへ」 脚本:元吉庸泰、竹村晋太朗、片岡百萬両/末満健一演出:元吉庸泰演出監修:末満健一総監督:末満健一アクション監督:栗田政明音楽:伊真吾、KYOHEI振付:港ゆりか美術:平山正太郎(センターラインアソシエイツ)照明:萱嶋亜希子(クリエイティブ・アート・スィング)音響:ヨシモトシンヤ(サクラサウンド)映像:O-beron inc.衣裳:惠藤高清、永橋康朗人間キャスト衣裳:中司映利子甲冑制作:渡邊礼子、はせがわ工房刀剣制作:羽鳥健一ヘアメイク:古橋香奈子、海野由香、城本麻紀、田中愛美、小倉優美、仙波夏海、橋本紗希、吉田梨々花、原田美優かつら:川口博史歌唱指導:水野里香時代考証:れきしクン(長谷川ヨシテル)マジック監修:リアルマジシャンRYOTA演出助手:高橋将貴、高橋陽子舞台監督:小林広道技術監督:堀吉行方言指導:上江洲やすゆき主催:舞台『刀剣乱舞』製作委員会、ニトロプラス、マーベラス、東宝、DMM GAMES、S-SIZE <キャスト>山姥切長義…梅津瑞樹大典太光世…磯野大ソハヤノツルギ…飯山裕太北谷菜切…戸塚世那日光一文字…田鶴翔吾七星剣…加藤良輔笹貫…岩城直弥小烏丸…玉城裕規 山田朝右衛門吉睦…多田直人思五郎金…大森夏向尚寧王…工藤潤矢親鸞…橋口俊宏鎌田魚妙…大高洋夫 本作は「舞台 刀剣乱舞」シリーズの基本的な物語とは、少し趣を異にしている。なんといっても、脚本を、シリーズ全体の脚本・演出を担当している末満氏が書いていない。「刀剣乱舞」はミュージ…

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「おどる小説 ERROR」観劇

第35回下北沢演劇祭参加都民芸術フェスティバル参加公演CHAiroiOLIN FES 2025「おどる小説 ERROR」 原作:太宰治「人間失格」「失敗園」より振付・構成・演出:スズキ拓朗 舞台監督:筒井昭善映像・美術・宣伝美術:青山健一照明:富山貴之音響:大久保友紀(ステージオフィス)衣装:渡部淳子音楽:清水ゆり演出助手:碧芹華振付助手:よし乃台本協力:鳥越勇作小道具:長谷川愛美主催:ゴウドウガイシャモダンタイムス助成:都民芸術フェスティバル(主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団) <キャスト>葉ちゃん(大庭葉蔵)一葉…小林らら二葉…鳥越裕貴三葉…スズキ拓朗 ねぎ(ツネ子)…天野莉世だいこん(シズ子)…木原実優にんじん(シゲ子)…橋爪利博ネム(ヨシ子)…よし乃ワタ(竹一)…小林七緒くるみ(堀木)…谷山知宏へちま(編集長)…青井想バラ(バーのマダム)…ジョディひまわり(父)…丸山厚人 太宰治の自伝的小説といわれる「人間失格」。なので、舞台化や映画化される際、主人公は、太宰を二重写しにした人物になることが多い。主人公を太宰自身にしてしまうことも多い。が、本作は、「人間失格」に太宰の短編「失敗園」を二重写しにしている。(「失敗園」はミルトンの「失楽園」のタイトルを引用した造語だろう。)「うまく育たなかった植物たちが、思い思いに愚痴を言う様子が描かれているシュールな作品」(byスズキ拓朗によるご挨拶)らしい。役者が植物たちに扮して踊る姿は、まさにシュール(笑)その中に、三人の(三葉…

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「夢の浮橋」観劇

詩楽劇「めいぼくげんじ物語 夢の浮橋」 構成・演出:尾上菊之丞脚本:戸部和久音楽監督:中井智弥美術:松野潤照明:品治尚貴(PAC)音響:河内佑輔(PAC)レーザー:吉田哲己映像:浦島啓(コローレ)装束・衣裳:落里美(井筒企画)床山:大澤舞台監督:川上大二郎(Scale Laboratory)ヘアメイク:AKANE(Antelope)企画・制作:井筒企画 演奏:中井智弥、長須与佳、吉井盛悟 <キャスト>大君/浮舟…北翔海莉薫…中村莟玉匂宮…和田琢磨中君/光源氏…天華えま喜撰法師…尾上菊之丞 国際フォーラムで年末年始付近に上演されている装束シリーズ。平安装束を身に着けて、様々なパフォーマンスを見せてくれる。今回は、どストレートに源氏物語。途中に平安装束の紹介場面などもあり、ただお芝居を観るだけではなく、お勉強にもなる。莟玉さんの薫の君は、ただの美男ではなく、「光源氏の息子」と言われ続けながら、実は「光源氏の息子」ではないことを知ってしまった男…という憂愁の貴公子。仏の道に生きようと、皇子の立場でありながら宇治に隠遁している八宮のもとを訪れる日々。ところが、八宮には、大君・中君という美しい姫君たちがいて、宮中では朴念仁だったはずの薫が、人里離れた宇治で激しい恋心に身を焼くことになる。大君は、生まれつき身体が弱く、結婚など自分には無理…と思い続けてきたので、薫に求愛されると、「私じゃなくて妹にして」と断ってしまう。薫は、大君への思いが激しすぎて、そんなに言われるなら中君を先に別の殿方に縁付けてしま…

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「私立探偵濱マイク」観劇

「私立探偵濱マイク」~遥かな時代の階段を~ 原作:林海象(映画『私立探偵 濱マイク』シリーズ)脚本・演出:西田大輔劇中曲:田井モトヨシ、Teje、鈴木俊介舞台監督:清水スミカ美術:角田知穂照明:大波多秀起(デイライト)、鈴木雅貴音響:高橋秀雄(アントラクト)、久保勇介映像:川崎貴司(TSUMIKI)衣裳:瓢子ちあき衣裳造形:伊藤摩美ヘアメイク:SAYAKA、岡田さくら大道具:Carps、美術工房いろあと小道具:平野雅史装飾:高津装飾美術振付:赤沼秀実(ミアコレア)歌唱指導:Yuko中国語指導:郭燕琪制作:DIsGOONie主催:舞台『私立探偵 濱マイク』製作委員会2025 <キャスト>濱マイク…佐藤流司杉本…長田光平星野…矢部昌暉濱茜…小泉萌香王百蘭…七木奏音山口…井澤巧麻港のメリー…八木ましろ中山刑事…なだぎ武白い男…大浦龍宇一リリー…凰稀かなめ シリーズ第一弾は観ていない。映画も観ていない。でも十分楽しめた。やっぱり、信頼できるわ、西田さん💓そして、私、卒業後の凰稀かなめ観劇率高い❗まあだいたい2作に1作は観てます。よき女優活動されてますね。本作では「伝説のストリッパー」という役柄らしいのですが、さすがに過去シーンの再現ではレビュースターみたいなイメージでした。レビューシーンだけでも十分に麗しいおみ足を眺められて楽しかったです。百蘭役の奏音ちゃん、アクションがかっこよくてキュンキュン💕星野役の矢部くんも可愛かった✨白い男役の大浦さんがステキすぎて、全部持ってかれた感じもありますが、濱兄妹…

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「ラヴ・レターズ」

8回目の「ラヴ・レターズ」。前回は、太田基裕×矢島舞美。感想は、こちらです。「ラヴ・レターズ」は、アメリカに住む男女の約50年におよぶ手紙のやり取り、という設定の戯曲を、男女の朗読という形式で、ステージ化した作品。今回の出演は、藤田玲×藤原紀香。4年ぶりなのかな⁉恐ろしいことに、前回、もっくんのアンディを観たことをすっかり忘れていた。8回目ともなると、そうなっちゃうのね💦今回のトピックとしては、PARCO劇場が寄席みたいになっていて、(入場口に暖簾がかかっていた)「あれ、私、劇場間違えた⁉」と焦ったが、大丈夫だった。気持ちを落ち着けるために、カクテルをいただく。「FULL OF MEMORIES」という、作品に因んだカクテルのようです。藤原のメリッサは、すべてがゴージャスだった。そして、とにかく愛に溢れている。メリッサという人は、自由人で、自分ファーストな人だと思う。そして「愛される」ことを何よりも大事にしている。けれども、藤原のメリッサは、「愛する」人のように思えた。アンディだけでなく、恋をした相手すべてをちゃんと「愛した」人に思えた。これだけ愛情深いメリッサというのは初めてで、ちょっと面食らったが、想像以上に素敵なメリッサだった。本作、衣装は自前らしいのだが、ゴージャスすぎて、目が眩むほど。藤原紀香にしかできないな、これは。藤田のアンディ、最後に泣くなんて…全然思ってなかった。そう、藤田が泣いてる⁉と、洟をすすり始めた時に気づき、その瞬間に大号泣してたもっくんを思い出した。ああ、私、観たわ、も…

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「昨日の月」観劇

劇団papercraft第11回公演「昨日の月」 作・演出:海路照明:國吉博文音響:櫻内憧海、野崎爽舞台監督:伊東龍彦舞台美術:椎橋蘭奈宣伝撮影:中川達也宣伝美術:大島悠宣伝ヘアメイク:伊達ともえ(KIND)演出助手:村田千尋制作:渡邉結衣、泰地美里、名波亜加里プロデューサー:清水達彦 <キャスト>大野歩…名村辰佐藤杏…福田麻由子橋岡寛希/守本…高橋健介ももこ…井上向日葵大野珠理…伊藤歌歩八木優佳…谷藤海咲土井/大野哲…村上航(猫のホテル)大野瑞枝/芳川…加藤貴子 昨日か明日を売るというアルバイトがあるらしいと聞いた大野歩(名村)は、それをやっているクラスメイトの佐藤杏(福田)に声をかけ、明日を売ることにする。明日は自分の誕生日。家庭に居場所がないと感じる歩には一番イヤな日だった。そんなこともあって、明日を売る抵抗の少ない日だったのかな。学校にも居場所のない歩が、どんどん明日を売り、やがては昨日も売り、学校にいかなくなり、杏と暮らし始めるまで、そんなに時間はかからなかった。明日や昨日を売り始めた頃は、お金も余っていたし、杏とはまだ、ただのクラスメイト状態だったので、風俗に行き、ももこ(井上)という女性と関係を持つ。また、杏に誘われるままに、不思議な店に行き、酒に溺れたりもする。物語後半、不思議な店の人々、杏、ももこは、月世界の住人だったことが、だんだんわかってくる。(え、SF⁉)人類は月を支配し、新しい人工の月を作り上げる。(だから月の住人は迫害され、地球上では「11号」という組織に抹殺され…

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タメ劇Vol.1「タイムカプセルBye Bye Days」観劇

舞台 タメ劇 Vol.1「タイムカプセル Bye Bye Days」 脚本:亀田真二郎演出:植田圭輔音楽:Yu(vague)振付:川隅美慎企画・プロデューサー:荒牧慶彦(Pasture)エグゼクティブ・プロデューサー:野上祥子(ネルケプランニング)BGM音楽制作:馬渕智史美術:乘峯雅寛照明:大波多秀起(デイライト)音響効果:天野高志(RESON)音響:瀬谷正夫(エス・シー・アライアンス)映像:O-beron inc.衣裳:大西理子(I-stage)ヘアメイク:akenoko▲歌唱指導:黒崎ジュンコ演出助手:河原田巧也舞台監督:冨岡伸夫技術監督:寅川英司 <キャスト>トモキ(茜沢智樹)…赤澤燈うみお(徳留海雄)…荒牧慶彦ゆーぼー(小山優作)…植田圭輔ノブ(塩崎伸生)…櫻田佑(トンツカタン)やっちん(堀井康人)…冨森ジャスティンはるちん(春田里志)…回替わりゲスト=青柳塁斗、トニー(マテンロウ)、市川刺身(そいつどいつ)、上田悠介、大山真志、小沼将大、栗谷(カカロニ)、塩田康平、橋本真一、服部武雄、山本一慶ほかSpecial Thanks:小野賢章、輝馬 タメ劇というのは、タメ(同い年)の俳優だけで構成された演劇という意味で、今回は、1989年度生まれ(学年)の俳優が実年齢の35歳と、20年前の15歳を演じ分けるという構成になっている。同じ35歳といえど、何歳に見えるかは、人それぞれだし、俳優として何歳くらいの役を演じているかもそれぞれなので、「同い年」の俳優が「同い年」の役を演じているというだ…

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「RUNWAY」観劇

SPECIAL ENTERTAINMENT STAGE「RUNWAY」 構成・演出:稲葉太地音楽:長谷川雅大、高橋恵振付:川崎悦子、原田薫、三井聡、大野幸人、若央りさ装置:國包洋子照明:氷谷信雄音響:大坪正仁衣裳:十川ヒロコアンサンブル衣裳:大西理子ヘアメイク:柴崎尚子歌唱指導:西野誠音楽助手・稽古ピアノ:宇賀村直佳稽古ピアノ:田中幸美演出助手:木下マカイ舞台監督:瀧原寿子<ミュージシャン>キーボード・指揮:荒井正美ドラム:高岡憲治ベース:石井孝宏ギター:池田定男ピアノ:中島徹、黒澤力也、内山朋子トランペット:後藤悠介、築山昌広サックス:真野峻磨バイオリン:田島朗子、坂元愛由子マニピュレーター:長谷部光祐、外山凌平 <出演者>蘭寿とむ 龍真咲 壮一帆 柚希礼音 凰稀かなめ北翔海莉 柚香光 / 夢咲ねね 朝月希和瀬戸かずや 愛月ひかる光月るう 沙月愛奈 響れおな 天寿光希 音波みのり 笙乃茅桜 夢妃杏瑠 和海しょう 風馬翔 晴音アキ 秋音光 希峰かなた 大原万由子 帆純まひろ 花束ゆめ KAATで参戦いたしました‼チケットを取ってくれたお友達は、轟悠様のファンとのことで、100周年当時の作品には疎く、「宝塚の曲が知らない曲ばっかりだったのは寂しかった…」と残念そうでしたが、その横で、ノリノリだった私💦ゆうひさんの現役時代は98周年までなのですが、まだまだ余韻でバリバリ観ていた頃の楽曲が出てきて、めっちゃ楽しかったです。あと、長年のファンだから感じる、この組み合わせ、もう一度…とか、同期の並…

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「天保十二年のシェイクスピア」観劇

絢爛豪華 祝祭音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」 作:井上ひさし音楽:宮川彬良演出:藤田俊太郎振付:深海絵理子日本舞踊:花柳寿楽アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太美術:松井るみ照明:勝柴次朗音響:山本浩一衣裳:有村淳(宝塚歌劇団)ヘアメイク:野澤幸雄映像:横山翼、KENNY歌唱指導:林アキラ日本舞踊助手:藤蔭静千華アクション助手:東慶介美術助手:平山正太郎照明助手:日下靖順ムービングプログラマー:鈴木寛子音響部:山下真以子、月井ゆかり、橋本みのり、中嶋志穂衣裳助手:川崎千絵衣裳製作:飯塚直子(松竹衣裳)ヘアメイク助手:富塚りさ映像部:松尾和稽古ピアノ:宮川知子音楽コーディネート:東宝ミュージック(森岡孝夫、松本まりや)ミュージシャンコーディネート:新音楽協会(川嶋哲也、古田佳、安達くるみ、大谷佳乃)演出助手:郷田拓実、鄭光誠舞台監督:中村貴彦 <キャスト>佐渡の三世次…浦井健治きじるしの王次…大貫勇輔お光/おさち…唯月ふうかお里…土井ケイトよだれ牛の紋太ほか…阿部裕小見川の花平ほか…玉置孝匡お文…瀬奈じゅん鰤の十兵衛ほか…中村梅雀尾瀬の幕兵衛…章平佐吉ほか…猪野広樹お冬ほか…綾凰華浮舟太夫ほか…福田えり清滝の老婆/飯炊きのおこま婆…梅沢昌代隊長…木場勝己 蜷川さんが演出した公演以来の観劇。えーと、2005年に観ているので、ほぼ20年ぶりってことですかね。当然、ほぼ覚えていませんでした…💧 新作を観るイメージで観劇しましたが…シェイクスピアも井上ひさしも、女性に対してあまりよい感情を持…

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「結合男子」観劇

Experimental Theater「結合男子」 原作:『結合男子』(SQUERE ENIX)演出:松崎史也脚本・作詞:三浦香音楽:国井陽平振付:REX(福澤侑、Daiki、皇希)美術:松生紘子照明:大波多秀起音響:吉田可奈映像:TOGUCHI、荒川ヒロキ衣裳・造形:早瀬昭二、辻沙織、吉村健一(マッシュトラント)ダンサー衣裳:丁鎣(1‐stage)ヘアメイク:瀬戸口清香アクション監督:栗田政明歌唱指導:草刈絵里子、今井マサキ演出助手:小林賢祐、高久健太舞台監督:須田桃李(DDR)<キャスト>源朔(H)…高橋祐理安酸栄都(O)…高野渉聖鍛炭六花(C)…高梨怜宇緑四季(Be)…早乙女友貴凍硝七瀬(N)…西山蓮都浮石三宙(Li)…北出流星鐵仁武(Fe)…磯野大舎利弗玖苑(F)…荒牧慶彦塩水流一那(Cl)…福澤侑清硫十六夜(S)…武子直輝天空王九慈(U)…吉高志音( )で元素記号を付記しておいたが、登場キャラ(劇中「志献官(しけんかん)」と呼ばれている)は、元素の力を宿している。結合してパワーアップもできたりする。一方で、鉄の要素を持つ志献官は、代々、錆びていく運命を背負っている。面白くなりそうな要素はあるものの、私は、あまり面白味を感じなかった。源朔は、真面目でそんなに口数も多くない。こういう役を演じるには、俳優自身が強烈なカリスマをもっていないと、最後まで観客が着いてこない。高橋は、キャリア不足なのだろう、つまらないヤツ…という印象を受けてしまった。物語の設定も暗いし、難しい。スタッフ側も、そう…

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