「VAMPIRE LEGENDS」カーミラ編撮影会

スタジオライフ公演「VAMPIRE LEGENDS」を観劇。撮影大会だったので、撮影した写真のお裾分けを。今回の公演は、原作通りの「カーミラ版」と、ライフが長年上演してきた「ゼーリヒ版」を交互上演する。私がまず観たのは、カーミラ版。 ヒロイン、カーミラ(松本慎也)。圧倒的に美しく、スタイルもバツグン 右がカーミラを慕うローラ(山本芳樹)。18の乙女です。左はローラの父、エドワード(曽世海司)。 我が子の仇、カーミラを追い詰める将軍(緒方和也)。 整列。右の二人は、右からローラの家庭教師・ラフォンテン(伊藤清之)、家政婦のペロドン(大村浩司)。 このお父様は、家庭教師とどうこう…ということは、ないようです。 二人のヒロイン。 お父様、カーミラを不審に思うも、綺麗なので、ちょっと嬉しそう。 二人なら最強 仲が悪いわりに、一緒にいる二人。 二人は親友。 全方位スキなしのラフォンテンさん。(無防備なペロドンさん) 敵にしなだれかかるカミーラ。不本意に腕を組まれるラフォンテン。 父と娘。 記念撮影。一瞬、家族に見えるけど、全員、赤の他人。 男前な娘。 出演者一同。公演感想は、別記事でお届けします。

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「60‐60の会」配信観劇

「或る俳優の物語~もう1つのクリスマスカロル~」 脚本:松田環(劇団しゅーくりー夢)演出:倉本徹 昨年、観劇するつもりだったが、行けなかった公演。出演は、「60‐60の会」こと、スタジオライフ代表の藤原啓児とシニアの倉本徹。耽美劇団である劇団スタジオライフでは、劇団員の年齢はタブーということになっているらしい。が、男優集団ということもあり、誰も話を聞いていない。一応、どこかでバラされそうになって汗かいた…とか言っているちゅーちゃん(仲原裕之)みたいなかわいい人もいるのだが、そうじゃないメンバーの方が多い。そもそも代表自身が、「還暦、還暦」と言って、同じく還暦の倉本さんと「60‐60の会」を結成してしまうのだから、もう、何をか言わんや、である。そんな緩い、還暦お二人の朗読劇ー すごく素敵だった。配信見られて、本当によかった個性派俳優と、同級生の物語。いわゆる幽霊ものだったりするのだが、そこに込められた思いは、若い人には出せない、コクと深みがあって、味わい深かった。お二人が出演する「言葉の奥ゆき」(配信)も、購入しちゃいますよ、そりゃぁ~ 再演されたら、今度こそ、絶対に行きます。再演じゃなくても、別の作品でも、朗読劇じゃなくてもいい。60‐60のお二人のファンです、私

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またまた「Y’s Live」!

11月に行われたばかりの「Y's Live」、またまた開催されました 演劇公演が飛んでしまったこともあるかもしれないが、こんな短期間に連続開催されるのは、珍しい。(と思う)今回は、ゲストが、さらに増えて、笠原浩夫(シニア)、関戸博一(Jr.7)、若林健吾(Jr.11)。演劇できますね、既に。(このメンバー、かなり昔に「3MEN…」をやったチームということらしい。その時のチーム名が「Mind the GAP」。学年差を意識しようってことですかね。)てか、笠原さん、歌うんだ…と思ったけど、歌ってくれました なんか、よくわからないけど、笠原さんが楽しそうだったから、いいレギュラーの関戸氏は、今回も、ロートレックの時の芳樹さんの画像を取り込んだTシャツを着て参加。もうすっかりライブに馴染んでますね。そのうち、ソロライブとかやりたがるのでは…ドキドキ若ちゃんの歌は、すごく素直で、声質がやわらかくて、好き芳樹さんの歌は、今回も魂を揺さぶられました。コロナが収まったら、参加してみようかな。

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「Y’s Live」配信を見た!

山本芳樹ライブ「Y's Live」を配信で見た。 スタジオライフファンとして、劇団員の外部出演作品も追いかけたいな…とは思うものの、なかなか追い切れていない。特にライブともなると、真ん中の人のファンでないと行きにくい。しかし、配信なら…と、申し込んでみたら… かっこいい芳樹さん、トシ取るの忘れてませんかあと、歌う芳樹さんって、イケメンだよね~(演じる芳樹さんは、七変化だから、いつもイケメンというわけではない…) ゲスト出演のせっきー(関戸博一)も、頑張ってました この状況下、ライブをやる覚悟もすごいし、会場で応援するファンの心意気もすごい。胸アツのライブでした。

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スタジオライフ「バタフライはフリー」観劇

The Other Life Vol.11「バタフライはフリー」 作:レオナルド・ガーシュ訳:黒田絵美子演出:倉田淳 美術・照明・舞台監督:倉本徹音響:竹下亮(OFFICE my on)ヘアメイク:MUUヘア協力:葛城奈菜海衣裳:石飛幸治演出助手・照明操作:中作詩穂音響操作:鈴木宏明版権コーディネート:シアターライツ企画制作:Studio Life 6月頃に上演する予定だったが、新型コロナの影響で劇団の上演計画を見直し、7月に朗読「言葉の奥ゆき」を上演し、本公演は9月まで延期した。感染対策を万全にして、MAX130席のウエストエンドスタジオで、舞台スペースから2メートルの距離をとったうえで、1席おきの着席…チケット代を上げるでもなく…大丈夫か 入口で手指消毒、靴裏消毒、マスクシールドorフェイスシールドプレゼント。そして、客席への階段は、行きと帰りがかぶらないように、間に暗幕で仕切っている。これは、開演後に到着した客の誘導にも効果的かも。(遅れて登場すると、出演者のごとく目立つので。)開演するまでは、客席にデカい送風機を設置、劇場上部の通風孔もオープン。通常30分前の入場を1時間前に設定して、入場が密にならないように配慮し、公演後は、規制退場を実施している。「言葉の奥ゆき」の時は、あまりにも早く入場させたことで、逆に客席内での観客同士のトーク止まらない現象が起きていたが、それを防ぐ目的か、早めに入場した客を対象に、フェイスシールドに身を固めた代表による開演前トークが実施された。私の知る限り…

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「言葉の奥ゆき」配信

Jun企画「言葉の奥ゆき~回帰~」 「言葉の奥ゆき」、劇場で2回公演見て、配信で2公演見た。こんな舞台の楽しみ方がwithコロナ時代ということなのだろう。劇場で観た(聴いた)時の感想はこちらです。 配信で選んだ作品は、以下の4作。 倉本徹…「メキシコのメロンパン」(皆川博子)曽世海司…「薔薇密室」(皆川博子)大村浩司…「人の顔」(夢野久作)松本慎也…「ルルとミミ」(夢野久作) 倉田さんの挑戦として、太宰、モーパッサン、O・ヘンリーが封印になり、今回は、久坂葉子、皆川博子、夢野久作作品が台頭した。なかなか面白く、そしてちょっと怖い、そんな作品群。朗読作品としてよい選択だったように思う。以下、順に感想を。(感想は聴いた順です。) 「ルルとミミ」(夢野久作)語感から、二人の女の子の話かと思ったら、ルルは男の子で、ミミは女の子、二人はきょうだいだった。二人の父親は、鐘を作る職人だったが、ある時、お寺の鐘を新規に鋳造したところ、附いても鳴らず、そのことを苦にして湖に身を投げた。すると、どす黒かった湖が美しく澄んだという。ルルは父の汚名を雪ぐため、子供ながら鐘を作り始める。そして、美しい鐘が完成する。しかし、その鐘も鳴らなかった。ルルもまた、一人で湖に飛び込み、ミミは一人ぼっちになった。ある日、ミミは、湖に咲く睡蓮の花から、ルルは湖の底に住む女王様のところで、湖の底にある噴水の修理をしていると聞かされる。湖がどす黒くなるのは、底の噴水が壊れるからだった。そして、湖に住む生物(女王様も含む)の生存をか…

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スタジオライフ「言葉の奥ゆき」

Jun企画「言葉の奥ゆき~回帰~」 構成・演出:倉田淳美術・照明・舞台監督:倉本徹演出助手・照明操作:中作詩穂音響操作:鈴木宏明収録・編集:永井純配信:彩高堂協力:竹下亮(OFFICE my on)、宮本紗也加、東容子、小泉裕子企画制作:Studio Life 「言葉の奥ゆき」シリーズも4回目らしい。(3回目、いつだったんだろう)今回は、次回公演(演劇)を延期して何もなくなってしまったところに、朗読を入れることで、劇団活動の始動としたもので、少人数でソーシャルディスタンスを守りながら行える朗読は、他の舞台でも取り入れられているが、スタジオライフの強みは、もともとこのシリーズが存在していたことだろう。そして、今回は、感染拡大を危惧して劇場に来れないファンのために、配信も用意されている。(配信特典映像もあるらしい。)→https://theatre-live.myshopify.com/blogs/nextevent/kotobanookuyuki(1公演2,500円)配信は、全公演終了後から始まるので、どんな感じかはわからないが、劇場で聴く(4,500円)のと同じなら、かなりお得なんじゃないだろうか。 今回の朗読内容は次の通り。藤原啓児…「接吻」(江戸川乱歩)倉本徹…「メキシコのメロンパン」(皆川博子)笠原浩夫…「継子」(夢野久作)石飛幸治…「鋏と布と型」(久坂葉子)大村浩司…「人の顔」(夢野久作)楢原秀佳…「扉の彼方へ」(岡本かの子)山本芳樹…「水色の煙」(皆川博子)曽世海司…「薔薇密室」(…

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スタジオライフ始動

今日からスタジオライフの朗読公演「Jun企画『言葉の奥ゆき~回帰~』」が始まった。 明日からの公演をご覧になる皆様のために、今回の公演の事前準備について、書いておきますね。 受付は事前メールの時間ぴったりにその時間に、劇場一番手前側の受付場所で、整理番号を伝え、手指にアルコールを噴射してもらって、おでこで体温を測ってもらいます ちょっと早めに着いたので、時間調整に、こちらに行ってきました。 新井山なんですね…新井薬師と呼ばれてますが、本当の名は、真言宗のお寺、梅照院さんです。 千秋楽までの無事を祈ってきました。これでもう大丈夫 というわけで、時間つぶし以上の素敵な時間を過ごし、ちょうどお時間となったところで、藤原さんに受付をしていただきました。これは、毎日藤原さんかどうかは不明です。 マスクガードか、フェイスシールドを受け取ります。マスクガードは、マスクの外側に付けるもので、両サイドの切れ込みにマスクの紐を通して使います。ちなみに、藤原さんによると、マスクガードの方がおススメだとのことです。(目はフリーですからね) それから、ちょっと奥で、お金を払います。チケットは出ません。受け渡しはトレーで行います お金を払ったら、劇場に入れます。その前に、靴裏を消毒する場所があります中に入ると、通路の右側に、倉本さんのマスクを描いた絵のコレクションがあります。素敵です 中は自由席です。チラシの置いてある席に座り、開演まで静かに待ちましょうね。1席おきに座れます。開演するまでの間は、…

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「死の泉」観劇(2)

Bパターンに続いて、Aパターンも観劇。全体感想&Bパターン役替り者の感想はこちらです。Aパターンの撮影会の模様はこちらですが、その時、投稿が漏れていた写真を少しこちらで。 大沼&松本の同期コンビ。なんか、すごーく同期だなーと感じたので、あらためてここに載せてみます。 集合写真の方で、芳樹さんの顔がほとんど隠れていたのが気になっていたので、こちらをどうぞ。 みなさん、楽しそうですね。 というところで、楽しそうにしてくれていた、客演の皆様について。 まず、ヘルムート役の宮崎卓真さん。既にレギュラーメンバーと化しているけど、一応、客演。ヘルムートは、第2部にいきなり現れて、第2部の前半を担うゲルト(松村優)に付き纏う。それが、スポーツ団長のヘルマン(船戸慎士)の命令だからなのか、ヘルムート自身がゲルトに執着しているのか、この芝居ではよくわからない。12年前の公演では、ゲルトの首筋にキスをしていたので、ゲイの人で、ゲルトに岡惚れしているのだろう…と理解したが、今回、そのような演出はなかったため、判断はつかなかった。とはいえ、ゲルトを守るために命を懸けているところを見ると、団長の命令で、ゲルトをスポーツ団に連れ戻そうとしているものの、ヘルムート自身は、「ゲルトが大事」というだけなのかな。もちろん、好きというのが根底にあるのも伝わったけれども。12年前に比べて、LGBTをどう扱うか…という問題は格段に進歩し、ステレオタイプの表現はそれだけで批判の対象になるようになった。いきなりキスのような「…

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「死の泉」観劇(1)

「死の泉」 原作:皆川博子『死の泉』(ハヤカワ文庫刊)脚本・演出:倉田淳 舞台美術:乘峯雅弘舞台監督:倉本徹照明プランナー:阪口美和照明操作:高橋明子、宮内理恵、和田東史子音響・音楽制作:竹下亮(OFFICE my on)衣裳プランナー:竹原典子衣裳協力:矢作多真実ヘアメイクプランナー:川村和枝(p.bird)ヘアメイクスタッフ:望月香織演出助手:中作詩穂 各劇場が、早々に公演中止を決める中、強い意志を持って公演を続けているスタジオライフ。演るからは、応援します 「死の泉」は皆川博子の長編小説。入れ子構造になっていて、中身は「ギュンター・フォン・フュルステンベルク著/野上晶訳」の回想録という体裁。最後に訳者の野上が、著者のフュルステンベルク氏を訪問したエピソードが載っていて、それによって、彼の著書の真実性が崩壊する。古城の崩壊とともに死んだのは、本当にクラウスだったのか…倉田脚本は、その部分をまるっとカットしているため、皆川博子の書いたフィクションとしてマルガレーテの物語が綺麗に完結する形になっている。(ということは、座席に置いてある無料ペーパーにも記載されている。)私が前に一度だけ観たのは、再々演だったのかな。その時の感想はこちらです。 今回の公演は、スタジオライフ×東映のコラボ企画ということで、出演者は、ライフ初めましてのメンバーが多かった。もちろん、準劇団員といってもおかしくない、宮崎卓真氏も出演いや、もう、You、入っちゃいなよ初めましてさんが多かったせいか、Wキャストは少なめ。…

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