アニキ…

アニソン界の帝王、アニキこと水木一郎さんの訃報。がんで闘病中ということはニュースで知っていたが…悲しい。 70年代後半のロボットアニメの主題歌や、「キャプテンハーロック」などのSF作品など、水木さんの声でなければ…という楽曲は多い。私が好きな曲もいっぱいあって、特に、今は、「マジンガーZ」の挿入歌「Zのテーマ」(人の命は尽きるとも…)とか、「新・巨人の星II」の主題歌「心に汗を」(君ならどうするどう生きる 短い命のこの夏の日を…)が思い出される。 熱い歌の数々、本当にありがとうございました

続きを読む

11月の状況

11月、国内の感染者数は、再び増加に転じた。第8波は間違いなくやってきている。 観劇できなかった作品…「天使にラブソングを」(東急シアターオーブ)真彩希帆ちゃんのシスター・メアリー・ロバートを観られる最初で最後のチャンスが消えました 視聴した作品…なし 普通に観劇できた作品…「HiGH&LOW/Capricciosa!!」(東京宝塚劇場)、「世襲戦隊カゾクマン」(赤坂RED THEATER)、「青の炎」(スペース・ゼロ)、「THE FANTASTICS」(シアタークリエ)、「歌妖曲~中川大志之丞変化~」(明治座)、「THE PARTY in PARCO劇場」(PARCO劇場)、「薔薇とサムライ2」(新橋演舞場)、「大空ゆうひソロライブ」(COTTON CLUB)、「どうやらビターソウル」(ザ・スズナリ)、「ジェイド・バイン」(THEATER1010)、「温暖化の秋」(KAAT神奈川芸術劇場大スタジオ)、「エリザベート」(帝国劇場)、「セーブ・ザ・ダディ」(恵比寿・エコー劇場)、「あいつが上手で下手が僕で」(日本青年館ホール)、「ELPIDIO」(KAAT神奈川芸術劇場ホール)、「ショウ・マスト・ゴー・オン」(世田谷パブリックシアター)※太字の公演は、夜公演が時間通り開催されたもの 東京都の一日の感染者が1万人を超え続けると、「中止」という文字が出始める。つらい、悔しい、、、いつまで続くのだろうか。

続きを読む

歌舞伎で「刀剣乱舞」!

2023年7月、新作歌舞伎「刀剣乱舞」が新橋演舞場で上演されることが発表された。松岡亮脚本尾上菊之丞演出尾上松也演出出演が決まっているのは、尾上松也、尾上右近、中村鷹之資、中村莟玉、そして中村梅玉。そのうち、現在、ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」に出演中の尾上右近さんは、そこで共演中のspiさん(刀ミュの蜻蛉切役)、有澤樟太郎さん(刀ミュの和泉守兼定役)から心得を聞いているなーんてすてきなツイートしてくれちゃって、嬉しくなる。「ジャージー・ボーイズ」、図らずも刀剣男士の宝庫(別チームで出演中の東啓介さんは、刀ステの燭台切光忠役)になってるそれだけ、「刀剣乱舞」がエンタメ界のビッグコンテンツになっているということなんだろうな。私もはまりまくっているので、その気持ちはよくわかるけど。 そもそも、歌舞伎の演目にも「小鍛冶」という小狐丸鍛刀にまつわる演目(文楽由来の演目なので、もちろん文楽にも同演目が存在する)があったりして、親和性は高い。(歌舞伎用語案内というサイトによると、歌舞伎に登場する刀は、髭切(戻橋・茨木・寿曽我対面・助六)、膝丸(戻橋・土蜘蛛)、小烏丸(紅葉狩)など色々。歌舞伎という展開は自然なことだったんですね。)ちなみに、髭切が登場する「戻橋」「茨木」は、茨木童子が腕を切られた話なので、ゆうひさんのプレお披露目作品「大江山花伝」にも繋がりますね。 演出の一翼を担う尾上菊之丞さんは、親子二代にわたって宝塚の演出にも関わっていらっしゃる方。来年2月には、宝塚OGが刀剣男士となる刀ステ公…

続きを読む

10月の状況

10月、国内の感染者数はだいぶ減少したが、月末にかけて再び上昇カーブを描いている。第8波の兆しが現れているのだろうか。 観劇できなかった作品…なし花組の全国ツアー公演、私的にはチケットに縁がなかったが、ずっとなにかしらの中止を続けてきた花組が、11月3日、無事に大千秋楽を迎えられたことは、本当によかったと思う。 視聴した作品…「フィレンツェに燃える/Fashionable Empire」(全国ツアーライブビューイング) 普通に観劇できた作品…「住所まちがい」(世田谷パブリックシアター)、「植田・鳥越の口は〇〇のもとー若俳たちの関ケ原」(ヒューリックホール)、「アストラ・ピアソラ没後30年記念コンサート」(イイノホール)、「アルキメデスの大戦」(シアタークリエ)、「合コンに行ったら女がいなかった話キックオフイベント」(ヒューリックホール)、「ACTORS LEAGUE in BASKET BALL」(東京体育館)、「エリザベート」(帝国劇場)、「クランク・イン」(本多劇場)、「ジャージー・ボーイズ」(日生劇場)、「砂の城」(紀伊國屋ホール)、「鬼滅の刃」(TOKYO DOME CITY HALL)、「NARUTO」(銀河劇場)、「レオポルド・シュタット」(新国立劇場中劇場)、「羽世保スウィングボーイズ」(明治座)、「HiGH&LOW/Capricciosa!!」(東京宝塚劇場)、「赤裸裸」(ザ・スズナリ)、「ぼくらが非情の大河をくだる時」(シアタートップス)、「ロートレック」(ウエストエンドス…

続きを読む

9月の状況

もはや、緊急事態宣言もまん防もない世界。どころか、「いつまでマスクつけてるの」と揶揄されるような事態にもなっているのに…演劇界はあいかわらず、厳しい感染対策を行っています。いやがらせか 9月になり、国内の感染者数は減少傾向になったものの、演劇界では、あいかわらず「公演中止」の悲劇が続いている。 観劇できなかった作品…「モンテ・クリスト伯/Gran Cantante!!」(全国ツアー・相模女子大学グリーンホール)、「NARUTO」(銀河劇場)「モンテ・クリスト伯/Gran Cantante!!」は、私が観劇する日は中止だったが、その後、公演は再開され、大千秋楽を行うことができたのは、なによりだった。 視聴した作品…「巡礼の年/Fashionable Empire」(千秋楽ライブ配信)、「ミュージカル刀剣乱舞 春風桃李巵」(千秋楽ライブビューイング)花組は、千秋楽公演をカラオケ店の大画面で鑑賞した。これ、なかなかクセになりますね。 普通に観劇できた作品…「誰かが彼女を知っている」(ザ・ポケット)、「ガマ」(東京芸術劇場シアターイースト)、「桜文」(PARCO劇場)、「ダブル・トラブル」(自由劇場)、「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(CBGKシブゲキ!!)、「夜の女たち」(KAAT神奈川芸術劇場)、「鬼滅の刃」(TOKYO DOME CITY HALL)、「裸足で散歩」(有楽町よみうりホール)、「ミュージカル刀剣乱舞 にっかり青江単騎出陣」(昭和女子大学人見記念講堂)、「グレート・ギャツビー…

続きを読む

宮沢章夫先生…

劇作家・演出家・サブカルチャー評論家の宮沢章夫先生が、8月に、うっ血性心不全で亡くなられていたことが明らかになった。 もう、10年ほど前のことになると思う。宮沢先生が素人に演劇を教えてくれる、という講座が、早稲田大学の公開講座で開催され、好奇心いっぱいで参加してみた。といっても、宮沢先生のことを、その時は存じ上げなかった。現役の劇作家・演出家の指導を受けられる、というのが、面白いと思ったのだった。先生のすごかったエピソードが二つあって、ひとつは、宿題「変わった歩き方の人を観察して再現する」をやった時のこと。「普通にあなた自身として歩くのではなく、誰かの歩き方を観察し、それをまねてみる」というのは、演技の一番の初歩かもしれない。この時、私は、宿題を出されてからの一週間、「変わった歩き方の人」をずっと探し続け、ようやくものすごく変わった走り方をする人を見つけ、これだ!と思ったのだが、ほかの受講者を見てみると、「後ろ向きに歩く」とか、シチュエーション的に変わっている場面を再現していた。ああ、そういうことでよかったか…と自分の想像力のなさがショックだった。でも、先生は、そんな私の「変な走り方再現」を興味を持って見てくれた。そして、別の人がやった歩き方に、「それ、今、自分で考えたでしょ」と突っ込んだ。どうして、観察して再現したものと、自分で考えたものの違いが分かるんだろう…と、驚いた。もうひとつは、参加者の恋バナ(実話)を元に、グループごとに、その場で寸劇を作らせ、それに先生がコメントして、チームの寸劇と…

続きを読む

8月の状況

もはや、緊急事態宣言もまん防もない世界。でも… 8月は厳しかった。過去最大の感染者数が更新され続ける中、舞台も大きな打撃を受けた。特に、東京宝塚劇場で上演された宝塚花組公演「巡礼の年/Fashionable Empire」は、7月30日(土)~9月4日(日)という公演期間だったはずが、実際に上演できたのは、8月14日15:30~8月19日と、9月4日の大千秋楽のたった8公演…これは、本当にキツかった… 観劇できなかった作品…「ゲゲゲの鬼太郎」(明治座)、「巡礼の年/Fashionable Empire」(東京宝塚劇場)、「漆黒天」(サンシャイン劇場)、「ワールドトリガー」(品川プリンスホテルステラボール)、「クアンタム」(紀伊國屋ホール)このうち、本当に、まったく観ることが叶わなかったのは、「漆黒天」だけではあるが、それが何度か観るうちの一回だったとしても、楽しみにしていた公演が中止になるショックは、その一回一回が、かなりの重みを持っている。本当に8月はキツかった… 視聴した作品…「ワールドトリガー」(千秋楽ライブ配信)千秋楽の京都公演をライブ配信で観た。一度は東京公演を観てはいたのだけど、休演を経て、より結束が強くなったボーダーの戦いをしっかりと目に焼きつけることができた。 普通に観劇できた作品…「TMNetworkコンサート」(東京国際フォーラムホールA)、「クアンタム」(紀伊國屋ホール)、「ワールドトリガー」(品川プリンスホテルステラボール)、「白が染まる」(駅前劇場)、「ミス・サイ…

続きを読む

久野綾希子さん…

元劇団四季でミュージカル女優の久野綾希子さんが、乳がんのため、亡くなった。71歳。最後に観劇したのは、20年の「ローマの休日」だったかな。キュートで上品な老婦人がとてもお似合いだった。 劇団四季のヒットミュージカル「エビータ」の初代、エヴァ・ペロン役。病気まで、本物のエビータと同じにならなくてもいいのに…まだまだ活躍を観ていたかった女優さんです。ご冥福をお祈りいたします。

続きを読む

7月の状況

もはや、緊急事態宣言もまん防もない世界。でも… 観劇できなかった作品…「ガイズ&ドールズ」(帝国劇場)いっこだけですよ、いっこだけですけどね…もう、悲しすぎる。奇跡のように手に入った1枚が紙切れと化した瞬間の絶望といったら… 視聴した作品…「めぐり会いは再びnext generation/Gran Cantante!!」千秋楽ライビュ)天寿さんとはるこちゃん、華雪りらちゃんのご挨拶を観ることができてよかったです。 普通に観劇できた作品…「めぐり会いは再びnext generation/Gran Cantante!!」(東京宝塚劇場)、「モンパルナス1934 KUNI MURAI」(東京芸術劇場コンサートホール)、「ザ・ウェルキン」(シアターコクーン)、「ランボルギーニに乗って」(あうるすぽっと)、「舞台呪術廻戦」(銀河劇場)、「益者三楽」(澤田写真館)、「鎌塚氏、羽を伸ばす」(本多劇場)、「サンセットメン」(東京芸術劇場シアターウエスト)、「音楽劇クラウディア」(東京建物BrilliaHALL)、「7本指のピアニスト」(サンシャイン劇場)、「お月さまへようこそ」(パルテノン多摩大ホール)、「能狂言 鬼滅の刃」(観世能楽堂)、「ダブル・トラブル」(オルタナティブシアター)※太字の公演は、夜公演が時間通り開催されたもの 私が観劇できた作品の中にも、一部中止になった公演は多く、今も、毎日どこかで中止の情報が飛び交っている。しかも緊急事態宣言などが発出していないときの中止は、国からキャンセルの補助…

続きを読む

6月の状況

もはや、緊急事態宣言もまん防もない世界。でも… 観劇できなかった作品…幸いにも今月は該当がなかった。東京都の感染者数が2000人くらいまでであれば、確率的に私の観る公演が中止になりづらいのかも。 視聴した作品…天寿光希ミュージックパフォーマンス「TEN∞TEN TIME」お願いしていたのですが、お断りだったので、配信はありがたかったです。 普通に観劇できた作品…「夢介千両みやげ/Sensational!」(東京宝塚劇場)、「ラスト・ナイト・エンド・デイトリーム・モンスター」(新宿シアタートップス)、「HELI-X III~レディ・スピランセス~」(サンシャイン劇場)、「FLY WITH ME」(東京ガーデンシアター)、「死神遣いの事件帖」(ヒューリックホール)、「ひりひりとひとり」(よみうり大手町ホール)、「るろうに剣心 京都編」(IHIステージアラウンド東京)、「死神遣いの事件帖」(ヒューリックホール)、「真剣乱舞祭2022」(幕張メッセイベントホール)、「WHITE」(ウエストエンドスタジオ)、「お勢、断行」(島根県民会館大ホール)、「CROSS ROAD」(シアタークリエ)、「カルト・ワイン」(東京建物BrilliaHALL)、「真剣乱舞祭2022」(代々木第一体育館)、「文豪ストレイドックス STORM BRINGER」(日本青年館ホール) ※太字の公演は、夜公演が時間通り開催されたもの またまた遠征もあったし…貧乏が加速しております…。公演はどれも楽しかったです。

続きを読む