「らふちゅーぶ」単独ライブ

テレビと舞台のコラボ作品、「あいつが上手で下手が僕で」の第2シーズン公演のひとつ、“らふちゅーぶ”の単独ライブに行ってきました 本作は、芸人たちが流れ流れて最後にたどり着く場所と言われている「湘南劇場」(芸人たちの間では“遭難劇場”と言われている…)で芸を披露している若手お笑い芸人たちのオンとオフを描いた、2.5次元俳優たちによる深夜枠のテレビドラマが最初に放映され、2021年の暮れに舞台版作品が上演され、2022年に各コンビの単独ライブと、続編舞台の上演が発表され、既にアマゲン、ロングリードの単独ライブと、第2弾舞台は上演が終了している。残すは、らふちゅーぶの単独ライブと、テレビドラマのみ。 というわけで、満を持して開催された「らふちゅーぶ」単独ライブ。でも、ほんの少し、心配ではあった。単独ライブは1月15日。でも、その半月前の年末年始、コンビの一人、蛇谷明日馬こと、俳優の鳥越裕貴さんが、蜂窩織炎で入院していたから。元気に退院したことは知っていたが、それから2週間もたたないうちに、お笑いのステージとかやっちゃうまだトークイベントならともかく、漫才をやるなら練習も必要だし…とか、まあ色々心配しちゃってる私は、もう、ただのファンかもしれないでも、杞憂でした 冒頭からエンジン全開の漫才を聴き、心底安心しました鳴宮良(崎山つばさ)が、なぜか録音されたセリフに合わせて口パクし、誰より相方の蛯谷を不審がらせる…というネタ。シュールな面白さがあった。真ん中は、MCを含めたゲームや質問コーナーがあり、ここ…

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「ニュー・イヤー・ミュージカル・コンサート2023」

「NEW YEARS MUSICAL CONCERT 2023」 【出演】ベン・フォスター、レイチェル・タッカー、アダム・ジェイコブス、真彩希帆MC:溝渕俊介CONDUCTOR:若林裕治OHCHESTRA REED:大下和人       TRUMPET:大野学       HORN:堀秀樹       DRUMS:佐々木章       PERCUSSION:稲野珠緒       BASS:内田善範       GUITAR:塚田剛       KEYBOARD:栗山梢、金子浩介、長谷部美紗       VOILIN:玉置夏織、山本真希子       CELLO:森谷佳奈       MANIPULATOR:古賀敬一郎 演出:金谷かほり音楽監督:八幡茂舞台監督:黒澤一臣(OSK)照明デザイン:磯川敬徳(東京舞台照明)音響デザイン:山本祐介(共立)劇場技術スタッフ:Bunkamura/渋谷ステージセンター主催・企画・招聘・制作:Bunkamura特別協賛:PGF生命 新春を祝うミュージカルの祭典として、2016年から行われているガラコンサート、「ニュー・イヤー・ミュージカル・コンサート2023」に行ってきました。年末の「ジャパン・ミュージカル・フェスティバル」は、真彩希帆ちゃん出演日に行くことができなかったので(モリミュを取ってしまった)、新年を祝うこのコンサートは、どうしても行きたかった。今回の公演は、イギリス出身のミュージカルスターであるベン・フォスターさん、ブロードウェイで初代アラジン役と…

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「SAKURA’e」第2回公演

劇団メリーゴーランドの娘役、妃桜みおんさんが主宰する音楽ユニット“SAKURA'e”の第2回コンサートが開催されたので、参加してきました前回は、J-POPなど、身近な曲もいろいろと歌ってくれた「SAKURA'e」だったが、今回は、ミュージカル縛りというテーマで20曲(途中休憩あり)。さらに、出演者も6名という大所帯。1年間準備してきただけのことはある、素晴らしいステージでした 【第1部】出演者は、思い思いの衣装で登場。それぞれのセンスが光っていて素敵でした。「イントゥ・ジ・アンノウン」(アナと雪の女王2)…妃桜みおん本を開くと柔らかい光が点灯するブックライトを使用した演出がとてもステキ。みおんさんの衣装も、ちょっとフォークロアっぽくて、アナ雪2の雰囲気に合っていた。そして、なにより、その歌声が素晴らしくてあらゆる音域を自在にコントロールして、どこでチェンジしてるかも全然わからなくて、裏声も力強くて、変幻自在。初手から、「参りました」と宣言してしまうような、そんな歌声でした。 「Seasons of Love」(RENT)…全員「RENT」大好きな私、ここで早くも、ノリノリでマスク内で超小さく歌ってました。すみません。全員のバランスがとてもよくて、コーラスも、ソロも、とてもステキでしたこの曲は、ゴスペルっぽい雰囲気なんですけど、そのノリが見事に再現されてました。 「愛していれば分かり合える」(モーツァルト!)…清花紗海&朔良こうヴォルフガングとコンスタンツェのデュエット曲なのですが、片方が一人…

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バファローズ日本一!

オリックス・バファローズが日本一になった。 最近はあまり熱心に日本のプロ野球を見ていないが、前世紀は、よく球場に足を運んでいた。東京ドーム、神宮球場、マリンスタジアム…もっと昔は、もっぱらテレビ観戦だったが、忘れられない日本シリーズがある。1978年、いわゆる「江夏の21球」で有名な、近鉄×広島の大会だ。その時、近鉄の監督は西本幸雄さんで、彼は、以前、大毎や阪急の監督をしていて、その時V9中の巨人などに敗れること6回、7度目のチャレンジだった。当時、パ・リーグはシーズンを前期・後期に分け、それぞれの優勝者がプレーオフで戦って日本シリーズの挑戦権を決めていた。(クライマックス・シリーズは存在していない。)プレーオフを神がかり的に勝ち上がった近鉄だったが、プレーオフの守護神・山口哲治の不調もあって、3勝3敗で最終戦を迎える。4対3で広島が勝ち越している状態で、9回、江夏が登板。が、いろいろあってノーアウト満塁という、近鉄としては大チャンス。が、そこからの江夏がすごかった。特に石渡のスクイズを見破ったところは、もう…近鉄は、翌年もプレーオフを勝ち上がり、再び広島に挑戦するも、やはり3勝4敗で敗退。結局、西本さんは日本一になることなく、監督を辞めた。そして、10年後の1989年、加藤の失言事件で、巨人相手に3勝4敗で敗退。(←別に失言で負けたわけではない。3連勝した後に、ヒーローインタビューで、巨人打線を“たいしたことない”とか言っちゃったんですね。のちに「巨人は(パ・リーグ最下位の)ロッテより弱い」と…

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Tri-anGle 1st live「益者三楽」

Tri-anGle 1st live「益者三楽」 構成・演出:平野華子振付:干泥遥宣伝美術:さいとうまゆみ宣伝写真:kikineko音響:長柄篤弘(ステージオフィス)会場協力:澤田写真館 Special Thanks:紗蘭広夢(劇団メリーゴーランド)、長澤まりえ、ゆの 制作:Tri-anGle(劇団メリーゴーランド) 本年12月にいよいよ再出発公演が決まった「劇団メリーゴーランド」。その男役による派生ユニット、Tri-anGleのライブに行ってきました。JR田畑駅から徒歩10分くらいの場所にある「澤田写真館」というところでの開催。今回もグーグルマップ様が大活躍したのは言うまでもありません。10分程度の道とはいえ、めちゃくちゃ暑い日だったので、途中マスクを外して歩いてましたね、さすがに。汗がだらだら落ちてくるようなウォーキングタイムだったので、自分的には「やむなし」といった感じです。あくまでも、人通りのそれほど多くない道&一人=無言という条件下とは思いますが、うだるような日中の暑さの中では、自分の体調を考え、ノーマスクもありかな…と思っています。 会場では、QRコードによる入場者チェック、電子プログラムなど、感染症対策も万全。狭い会場ではあったが、座席もややゆったりめの配置となっていた。さすが、気配りのメリゴ さて、「Tri-anGle」というユニット名は、この男役三人だけの別箱作品のタイトルに由来する。ご興味のある方は、劇団HPをご確認ください。過去DVDの通販もやっているそうです。メ…

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まさかのカリオストロ!(村井邦彦55周年記念コンサート)

村井邦彦作曲活動55周年記念コンサート「モンパルナス1934」KUNI MURAI 総合プロデューサー:村井邦彦舞台監督:庄山彰浩音響:白石幸人(東京音研)照明:村田淳也(東京舞台照明)運搬:DELICオフィシャルカメラ:中嶌英雄録音:鈴木浩二(ソニー・ミュージックスタジオ)スタイリスト:及川千春(とわづくり)、黒田桃加(とわづくり)ヘアメイク:三輪昌子、齊藤栄梨、岩坂園美プログラムデザイン:遠藤幸<オーケストラアンサンブル金沢> general manager 床坊剛 stage manager 山本健太郎 stage staff 石田沙織 運搬車 有松信宏 staff 松川創、深澤花音、浅見健太郎、三和慎太郎協力:山崎浩子(株式会社チャロ)、大西陽子(クリスタル・アーツ)、住田幸彦(ERIS)運営 統括チーフ:熊谷信也(キョードー東京)、増田萌、橋本達彦(キョードーファクトリー)制作協力:長瀬豊(アースワークエンタテインメント)制作:奥谷祐(読売新聞社)、山中悠樹(読売新聞社)、澁谷信子(オフィスストンプ)、内田晴菜(オフィスストンプ)プロデューサー:諸角秀雄(読売新聞社)、木戸善也(オフィスストンプ)企画:PIANOKEY主催:読売新聞社/オフィスストンプSpecial thanks:堀之内徹、堀之内明美、村井弥生、Yasuko Murai Quinn、村井邦啓 村井邦彦さんは、1970年代に「翼をください」や「虹と雪のバラード」などをヒットさせた作曲家。音楽家生活55周年のコンサートに…

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珠城りょうコンサート「CUORE」

昨年、宝塚を退団した元月組トップスター珠城りょう様のコンサートに参加してきました 珠城りょう1st CONCERT「CUORE」 構成・演出・振付:川崎悦子音楽監督:長谷川雅大美術:二村周作照明:原田保音響:山本浩一衣裳:十川ヒロコヘアメイク:国府田圭振付:松田尚子、井出恵理子歌唱指導:花れん稽古ピアノ:田中幸美美術助手:伊従珠乃振付助手:實形乃絵演出助手:木下マカイ舞台監督:瀧原寿子演奏:新音楽協会制作:藤本佳子、大塚夏子宣伝美術:クリエイティブマネージャー源嶋 恵(SIGNO) 、アートディレクター山川歩美(SIGNO)プロダクションマネージャー:山田浩子(SIGNO)写真:岡部太郎(SIGNO)スタイリング:入江陽子(SIGNO)ヘアメイク:KIYO(SIGNO)メイク:Chifumi(SIGNO) 男役の姿が好きすぎて、外部に出てのコンサート、どうしようか、と真剣に悩んだのだが、やはり、記念すべき1st CONCERTだし、行こうと、わりと遅めにチケットを取った。 東京国際フォーラムは、明日海りおコンサートで行ったな(その時は、珠城さんゲスト日ではなかったけど…)と、思ったら、こちらはホールAじゃなくて、宝塚の公演でおなじみ、ホールC。適度な広さでアットホームな雰囲気。構成・演出・振付は、宝塚にも縁のある川崎悦子先生だが、実は、在団中の接点はないと言う。そんな悦子先生にオファーした理由は、珠城自身が劇団☆新感線のファンで、新感線作品で振付を担当している川崎先生にお願いしたいと思…

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真彩希帆 Jazz Live [Night&Day]

真彩希帆 Jazz Live [Night&Day] 制作:サンライズプロモーション東京協力:ダンスウエスト Piano:桑原あいViolin:吉田篤貴Cello:伊藤ハルトシ/島津由美 先月のディナーショーに続き、COTTON CLUB東京で開催されたジャズライブにも行ってきました。 COTTON CLUB東京では、おいしいお料理やドリンクを提供してくれるのですが、今回は、なっちゃん(真彩希帆)直々プロデュースした「大人のお子様ランチ」、ホワイトチョコレートをベースにしたデザート、そして、苺を使ったクリームソーダも特別に提供されることに。お昼ご飯は食べていたので、クリームソーダ(アルコールありの方)だけ注文しました。甘酸っぱい、幸せな味 ここに来たのは、ゆうひさんのバースデー・ライブ以来だから、2年半ぶり…やっぱり、中1年くらい、私の中で時間が止まってるな…と、実感する。1年ちょい前という感じがしていたなっちゃんは、黒のタイトなワンショルダーのロングドレスで登場。 Night&Day(コール・ポーター) このジャズライブのタイトル曲からスタート。音を楽しんでいる様子が伝わってくる編曲、とっても素敵編曲は、ピアノの桑原さんが全曲してくださったとのこと。 Blue Skies(アーヴィング・バーリン) おお、この曲も知ってるというか、ジャズライブというスタイルにビビッていたファンが多かったのかも。とても入りやすい、宝塚でもおなじみのオーソドックスなナンバーばかり用意されていて、…

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真彩希帆DS「espressivo」

真彩希帆DS「espressivo」 音楽監督:吉田優子(宝塚歌劇団)ステージング:鶴美舞夕主催:株式会社阪急阪神ホテルズ DSと書きましたが、ランチショーに行ってきました。ディナーショー的なものに参加するのって、いつぶりなんだろうと調べてみたら、2年前のクリスマスにかいちゃん(七海ひろき)のDSに行って以来アクセサリーを身につけるのも久しぶりで、なんだかドキドキしちゃいました つい先日、舞台「ドン・ジュアン」を観劇したものの、役を通して…ではなく、ただの真彩希帆が歌い、トークするのを聴くのは、いつぶりだろう 食事の席には、アクリル板が…あと、お水とお茶も用意されていた。でも、すぐにドリンクのオーダーを聞きに来てくれたので、お水もお茶も飲むことはなかった。 オリジナルカクテル「espressivo」をいただく。アルコール入り…らしい。 感染予防対策のため、1皿に2品を相盛りするというスタイル。こちらは、手前が、「ドームに包まれた海の幸と小さな野菜のゼリー寄せ キャビア添え」、奥が「オニオンのポタージュ 分葱のピュレとともに」。野菜サラダも付いてました。 既にカクテルを飲み終わってしまったので、ノンアルコールカクテル「Everlasthing Dream」を注文。いちご×紅茶とのこと。 右側の銀の皿の中が「イトヨリのポアレ ホタテとポルチーニのクレピネット クミン風味のブールブランソース」、下が「牛フィレのアーモンドパネロースト」。お野菜の上の方に小さなキッシ…

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ACTORS☆LEAGUE!

昨年、一緒に2.5次元沼にハマった友人に誘われ、“ACTORS☆LEAGUE”という野球の試合を見てきました この“ACTORS☆LEAGUE”は、別にリーグ戦ではなく、たった1回きりの試合。大の野球好き俳優、黒羽麻璃央が企画した俳優チームの野球大会。そこに、何キッカケか、IMYの3人(城田優・山崎育三郎・尾上松也)が乗ってくれて、話が大きくなり、東京ドームで野球をするというオオゴトになった。出演俳優は、総勢37名。こんな布陣になっている。 コミッショナー:城田優 解説者:荒牧慶彦、佐藤流司 【BLACK WINGS】監督:山崎育三郎(19)キャプテン:黒羽麻璃央(968)選手:阿部顕嵐(51)、有澤樟太郎(10)、井阪郁巳(193)、岡宮来夢(966)、小西詠斗(88)、近藤頌利(1)、笹森裕貴(33)、章平(55)、田中涼星(24)、西川俊介(11)、橋本祥平(7)、平野宏周(0)、廣野凌大(777)、松田凌(9)、八木将康(16) 【DIAMOND BEARS】監督:尾上松也(8)キャプテン:和田琢磨(2)選手会長:和田雅成(6)選手:石橋弘毅(845)、岩瀬恒輝(999)、上田堪大(1)、上田悠介(27)、大見拓土(03)、北川尚弥(708)、北園涼(22)、小南光司(570)、椎名鯛造(4)、高野洸(722)、鳥越裕貴(331)、松井勇歩(55)、結城伽寿也(18)、横山真史(25)※( )内は背番号。工夫を凝らした背番号で、クスッとしてしまうものも多かったです。 試合は、1…

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