大阪都構想
ゆうひさんの出演するステージを観るために、緊急事態宣言以来初めて新幹線に乗った。大阪に着いてみると、ちょうど、大阪市廃止の住民投票日前日で、めちゃくちゃ盛り上がっていた。自民党と、立憲民主党と、共産党が同じ意見になるなんて、めったにない…と思いながら、野次馬的に街宣車をやり過ごし、公演の行われる兵庫に向かったのだが、帰宅してみると、今回も、住民の声はNO大阪維新の会も、毎度毎度“都構想”を住民投票にかけては、玉砕して、代表が政界引退をする…って、もはや、お約束でも、三度目の正直っていうこともあるし、大阪都構想を主軸にしている大阪維新の会から首長を選ぶ限り、大阪市は常に風前の灯であるということは、市民の皆さんもよーく考えた方がいいんじゃないかな。
ところで、大阪都構想とは、東京23区みたいに、「大阪府〇〇区」となる、特別区を作ることで、二重行政を解消するということらしい。大阪府が大阪都になるかどうかは、ちょっと微妙というか、たぶんならないと思うが、行政のスタイルを手っ取り早く表現する言葉として「都」と言っているのだと思う。このような行政のスタイルは、東京都だけだから。現在の大阪市は、政令指定都市になっていて、大阪市の中に24の行政区が存在している。ちなみに大阪市の面積は、政令指定都市の中では全国で4番目に小さく、にもかかわらず、24という行政区は、最多なのだそうだ。そして、今回、この大阪市を廃止し、24の行政区を4つに統合して特別区(東京23区のようなもの)にすることについての住民投票が行われたわ…