お帰りなさい!

某所の書き込みで知った。今日中日劇場の「エリザベート」の出演者が更新された。そこに、「南海まり」の名前があった。もう二度と会えないかも…と思っていたから、とても嬉しい。ケロさんに続いて嬉しい復活劇。お帰りなさい、みなみちゃん!

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最後のお茶会なのに…

みなみちゃんの最後のお茶会の案内が来た。 日程を見て愕然とした。それって、それって… ハリラバの祐飛さんお茶会と同じ日? 泣く泣く諦めました…本当に泣く泣く…「Kean」のお茶会は、ケロさんのトークショーとかぶって行けなかった。ムラのお茶会は、退団が発表されていたので、ムラからもご案内が来た。でも、月組東京公演中で、その日のチケットを持っていたので、わりと簡単に諦めた。でも、こんなことなら、ムラのお茶会に無理して行けばよかった…… でも、ほんの1%ほど、みなみ茶を選ぼうとした自分がいるのは、我ながら、どうなの?と思った。 【去年の今日】「銀のキス」の感想。死と向き合う…誰かが死ぬ物語は安易に涙を誘うけれど、本当のところ、人はみな死に向って生きている。まあ、あんまりそんなことばかり考えて生きてはいられないわけで、この作品は、そういう「死と直面」し、そこから逃げない芝居だった。重くて、考えさせられた。なのに、忘れられないのは、クネクネダンスなのか…OTL

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頑張れ、南海まり!

私の観劇仲間では、「不幸の中で微笑を絶やさない南海まり」に人気が集中している。もともと南海まりは、上品で愛くるしい笑顔が魅力の娘役だ。私が注目したのは「花の業平」(東京公演)だった。キャスティングミスなのだろうか、この麗しいみなみちゃんは、よりによって市井の物売り一派にいた。そしてぶんちゃん(絵麻緒ゆう)扮する梅若に声をかける。「本当はいいうちのぼっちゃんなんだって?」そして、「ほんとかどうか、ためしてみるか?」みたいに気安く触られちゃう役…。「はきだめに鶴」だと思った。思わずプログラムを開いて、出演者を確認したくらい綺麗だったし、可憐だった。 そんなみなみちゃんに転機を与えたのは、「萌え」のみを追求して作品を作り続ける男、齋藤吉正。2002年秋「ヴィンターガルテン」のカテリーナ役は、その後のみなみちゃんの運命を決定付けるものだった。主人公のクローゼ(朝澄けい)は、その爽やかな容姿と優しそうな態度で女性にモテるが、実は、ナルシストで親友のクラウス(真飛聖)を愛している。(クラウスもクローゼを愛しているが、二人はお互いの感情が愛だとは終生気付かず、それぞれに女性を翻弄してしまうはた迷惑なやつらである。)カテリーナもクローゼに惹かれる。そして、一緒に逃亡し、いつの間にか結婚して子供を産んでいる。カテリーナは「私、幸せよ」といつも言っている。クローゼはまったく妻を顧みていない。口先だけの優しさである。だいたいユダヤ人の妻を連れて戦時中のドイツに密入国するなんて、それは妻を愛している夫のすることではない。…

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