すみ花ちゃん

2009年2月27日。朝から小雪がちらつき、昼は少し止んだものの、公演が終わり、出待ちの時間になると、冷たい雨が降り注いでいた。この日の16時に宙組の次期トップコンビが発表されたのだが、それは、野々すみ花ちゃんのお誕生日でもあった。 あれからちょうど9年。今日、31歳の誕生日を迎えたすみ花ちゃんから、結婚の報告がサイトに掲載された。 二人が宙組のトップコンビを務めた期間は3年。それからもうすぐ6年になろうとしている。お仕事も順調だし、それ以外に、お料理も、お茶も、日舞も、三味線も、ピアノも…ものすごい勢いで吸収していく、今のすみ花ちゃん。もう、大空ファンとしては、全然「うちのすみ花」なんて言えないですが…(笑) でも、やっぱり、大切な相手役さんだといつまでも思っているので、ただもう、あなたの幸せだけを祈りますたくさんの愛と幸せがすみ花ちゃんを包んでくれますように しかし…9年前というと、あの時、22歳だったのか…22歳で、「すみ花が泣けば世界が泣く」と言われていたのかさすが、宝塚の北島マヤ そういえば、同時期に宙組を支えてくれた悠未ひろさんもご結婚、ゆうひさんの同期の瀬奈じゅんさんは、お子さんを迎えられたとか。春に向かって、ハッピーなニュースで心が温まります。

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「エリザベートTAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート」

三井住友VISAカードpresents「エリザベートTAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート」脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽・編曲:シルヴェルター・リーヴァイオリジナル・プロダクション:ウィーン劇場協会構成・演出・訳詞:小池修一郎演出:中村一徳翻訳:黒崎勇音楽監督:吉田優子編曲:甲斐正人指揮:佐々田愛一郎オリジナル振付:尚すみれ美術:大橋泰弘照明:勝柴次朗音響:大坪正仁衣裳:有村淳ヘアメイク:中原雅子歌唱指導:飯田純子、ちあきしん、やまぐちあきこ、柳本奈都子ステージング:青木美保音楽助手:宇賀神典子行ってきました「磁場」の公演があったため、祐飛さんの出演は、千秋楽の1月20日のみでしたが、可愛かった~だけで、5時間飲めた…って、今年も全然変わってない自分その20日の公演を昼夜メモしておきたいと思います。<昼の部>とにかく、今回出演のトート7人が全員登場するので、トート閣下初登場シーンは、すごい迫力全員がワンフレーズずつ歌う…豪華でも、まったく変だと思わないあたり、私もだいぶガラコン慣れしてきたみたいですちなみに、今回、昼・夜とも、ルドルフは4人登場する。ルドルフの楽曲は3曲しかないので、残りの一人は贅沢にもコーラスだけ(我ら息絶えし者ども・全ての証言の終わり)の登場となる。昼の部は、えまおゆうがこの役割となっていた。ぶんちゃん、ごめんなさい1幕を通して、ルキーニ役は、湖月わたる。現役時代より、さらにオトコマエな気がするのは、私だけだろうかシシィ役は、まず白羽ゆり。大峯麻友との…

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「磁場」東京楽

2週間に亙って上演された『磁場』東京千秋楽。まずは、竹中直人さんもおススメ、(『磁場』パンフレットにも記載あり)の、新雪園さんで腹ごしらえ。超ボリューミー美味しかったです。女子には、ちょっと量が多かったけど。食事後、本多劇場へ。いやー、通ったなぁ~私のテリトリーからは、若干遠い&乗り換えが微妙なのですが、19時開演には仕事の後でも間に合ってしまうため、平日も火曜・金曜を中心に通っていました。何も考えず、ただ、目の前に起きていることに全神経を集中し、2時間を満喫。楽しかったです。千秋楽なので、スタオベになり、ダブルカテコでは、出演者が客席から登場するというサプライズな演出がありました。作・演出の倉持さんのご挨拶もあり、おおいに盛り上がった楽でした。祐飛さんは、すっかり女優という役どころが嵌まっていて、スカートから覗く脚も、いい感じに肉感的でセクシーお芝居は言うことないので、今後は、カテコとか囲み取材の時の押し出しを頑張ってほしいな。なんか、娘役みたいに男優さんの後ろに隠れちゃうとこがあって、それじゃ、芸能界としてダメなんじゃないだろうか…と気になり始めましたその後、友人たちとお茶をして、最後に下北沢在住の友人宅を訪れてメリクリのご挨拶して…と充実した一日でした“今日は何の日”【12月25日】江戸三田の薩摩藩邸が、庄内藩の襲撃を受けて、焼失(1867=慶応3年)。(←旧暦。新暦では、1868年1月19日となる。)

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「磁場」開幕

祐飛さんの出演する舞台「磁場」が開幕しました!バルコニーでワインを飲む場面が初シーンとか…祐飛さん的ツボがいっぱいで、とても面白い作品。衣装も4着とか…意外にもこれまでで最多じゃないかしら。一瞬たりとも飽きさせないさすがの倉持脚本の妙、ぜひお楽しみください。“今日は何の日”【12月11日】地球温暖化問題について、京都議定書が採択された(1997=平成9年)。もう20年前のことなんですね。

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「表現者ノマド」-6

祐飛さんのライブ「MojiCA」のレポート、ようやく完成しました。こちらです。「表現者ノマド」6回目。前回同様、工学院大学での開催。初めて迷わずに会場に着いた私っていったい…祐飛さんは、髪を登頂でおだんご風、というかちょんまげ風にアップして、黒地に白い小さな模様の入ったシャツワンピース(前後の長さが違う)に黒のレギンス、がっちりしたカジュアルな紐靴がキュートだった今回のゲストはプロフィギュアスケーターの鈴木明子さんあっこちゃん好きで祐飛さん好きの私としては、幸せすぎる今回のノマド鈴木明子さんを知らない人はいない、と踏んだからか、今回は、ご本人映像とかはなく、すぐにご本人登壇となった。あっこちゃんは、生成りのブラウスにテラコッタっぽい色のパンツスタイル。ベージュのパンプスで、「できる女」な雰囲気を醸し出していた。「表現者ノマド」で対談される候補の方の下調べには余念がない祐飛さん、今回は、さいたまスーパーアリーナのアイスショーを観覧。生のフィギュアスケートを観たのはこれが初めてだったとか。そしてすっかりあっこちゃんのファンになってしまったようなので、よかった、よかったさて、今回のノマドにもサブタイトルがついていて「動きで演じる世界」だそうですでは、今回も、私がへーと思ったツボを中心に書き留めていきます。まず、その時のアイスショーの感想を語る祐飛さん。あっこちゃんの演技を「いっちばんよかったです」と満面の笑み。その笑顔がちょー可愛いあっこちゃんが登場した瞬間、「場の空気が変わった」(by祐飛さん)今回の…

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大空祐飛 Live MojiCA その2

「Live MojiCA」その1はこちらです。 5曲終わったところで、祐飛さんらしいコーナーが登場する。 まず、裏方のお兄さんが登場し、祐飛さんにヘッドセットを装着。これでマイクからフリーになった祐飛さんは、舞台上手ハンガーにかかっていた、黒のコートを装着する。その時に、ぼそぼそと語るフリートークが面白かった。それだけじゃなく、一応、説明すべきこともちゃんと語っている。昨年、祐飛さんは、「歌語り」というステージに出演した。朗読と歌を組み合わせた新種のステージで、祐飛さん、とてもキラキラ輝いていた。その経験がとても楽しかったのだそうだ。で、今回、一人語り的ステージを作ってみた、ということらしい。『Live On Act「旅人―タビビト―」』ストーリーについては、プログラムから引用させていただきますね。テクノロジーの驚異的な発展によりもたらされた惑星規模のアクシデントにより、住人たちが全員離脱した惑星。旅立つ人々を無事送り出し、いつの日か再び迎える為の任務を与えられた半人半機のアンドロイドD-238。一人きり、永遠のような時間の中で星の守役を務めてきたが、とうとう自身の故障により活動を停止することとなる。今、まさにその時を迎えようとしているアンドロイドは、満天の星の海に何を見るのか…。祐飛さんにとって朗読とはホントのところ何なのか、ということに気づけた一人芝居だった。朗読劇って、1回こっきりのことが多い。「ラヴ・レターズ」にしろ、「歌語り」にしろ…だから、そこで祐飛さんが演じたこと、って、演出として稽…

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大空祐飛 Live MojiCA

大空祐飛 Live MojiCA構成・演出・脚本:北條馨梨音楽:北條馨梨、竹内大輔、楯直己映像:FBC Inc.音響:長戸哲夫(株式会社大阪音響通信研究所)照明:木下泰男(株式会社ブリックス)舞台監督:沖崎太郎(STUDIO 猫の手)衣装:西原理恵デザイン:前田優子制作:平野華子、RUI(ゴールデンバード株式会社)協力:イデア・ミュージックデザイン、Natsu(Collage)企画:エイベックス・ヴァンガード製作:ゴールデンバード株式会社制作協力:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ後援:エイベックス・グループ主催:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ(東京公演)、ミューベンツ・ジャパン(大阪公演)祐飛さんの初「ライブ」とはいえ、昨年の夏行った公演はたしか…TALK&LIVEだったような…(笑)今回のテーマは、トークじゃなくて、「文字」。今回は、文字と音楽の融合を目指して、祐飛さんが新たなステージを創り上げましたまずスクリーン上に、さまざまな文字や人物の写真が出てくる。いろいろな言語。ゲーテの「もっと光を」だったり、漢詩だったり…そして、写真は、アインシュタインとかマリリン・モンローとか…そこに、言葉と音楽の力についてのメッセージが浮かび、やがて、音楽は、“MojiCAのテーマ”を力強く奏でる。そして、祐飛さんが登場。「ようこそMojiCAへ」と言ってライブが始まる。祐飛さんは、髪をアップにして、ポニーテールのような付け毛を垂らしている。衣装は、黒のワンピース。前側に金のジッパーがついてい…

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「大空祐飛Live MojiCA」大阪公演

今回のLiveは、「YES THEATER」での上演。祐飛さん的には、初めての劇場…というか、初めてのミナミでの公演。いやー、アウェイ感、ハンパないっす。ヨシモトの本拠地ですよ、ここなんばグランド花月の地下、かつて、Desse Jenny(デッセ・ジェニー)というディスコだった場所なんだとか。2015年になんばYES THEATERとして再オープン。うわー、ヨシモトと祐飛さん…すごい、ミスマッチでも、一歩中に入れば、そこは、YAMAHAホールと同じ祐飛さんワールドでした東京からさらに進化&深化したゆうひさんの変幻自在のパフォーマンス。最後はアンコール2曲目として、オリジナル曲「花鳥燈華」を歌ってくれた。まさに大満足の千秋楽バンドの皆さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました“今日は何の日”【9月11日】藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱勃発(764=天平宝字8年)。(←旧暦。新暦では、10月10日となる。)聖武天皇の皇后、光明子が藤原氏出身だったことから、聖武天皇の死後、女性天皇である孝謙天皇のもと、臣下でありながら、政務の補佐を務めてきた藤原仲麻呂。天皇が未婚女性のため、後継者については、自分の息のかかった大炊王を推挙するなど、一時は、盤石な政治基盤を築いていたが、譲位していた孝謙太上天皇がクーデターに成功する。これに対して、仲麻呂(大炊王が即位して淳仁天皇となった時、恵美押勝の名を賜っていたが)が、軍備を始めたのがこの日。しかし、軍事指揮権の象徴である鈴印は孝謙上皇がいち早く押さえたため、朝…

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LiveMojiCA

可愛かった~と、相変わらず、大騒ぎしてきました。「LiveMojiCA」東京公演が終わりました。大阪で待っている方のために、ネタバレはしませんが、新しい感覚のライブです。大阪でも楽しみましょうそれにしても可愛かった~“今日は何の日”【9月8日】土井たか子が日本社会党委員長に就任(1986=昭和61年)。日本憲政史上、初の女性党首。

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「ラヴ・レターズ」(再演)

5回目の「ラヴ・レターズ」。前回は、三宅弘城×野々すみ花。感想は、こちらです。「ラヴ・レターズ」は、アメリカに住む男女の約50年におよぶ手紙のやり取り、という設定の戯曲を、男女の朗読という形式で、ステージ化した作品。今回の出演は、TOSHI-LOW×大空祐飛(再演)。というわけで、やってまいりましたパルコ劇場。ほんの1ヶ月前、ここには、祐飛さんからすみ花ちゃんに宛てられた花が置かれ、すみ花ちゃんがステージでメリッサを演じていた。そして、今、ここにすみ花ちゃんからのお花が置かれ、祐飛さんがメリッサを演じる。この感動、伝わるでしょうか特別に、二つのお花を並べてみたいと思います。(今回、すみ花ちゃんからいただいたお花、大きな画像は、カウントアップブログの方に掲載しました。) 色味が似てるのも嬉しいなさて、「可愛い」だけをネタに5時間飲んだ夜から1年半、TOSHI-LOW&大空祐飛カップルは、まったく違うアンディ&メリッサに変身して帰って来た。それでもやっぱり「可愛い」だけで2時間飲めた。(3時間の違いは、終演時間が違うので、ラストオーダーが早かっただけ)再演なので、かなりざっくりになりますが、お付き合いください。まず、今回の再演がとても嬉しかったのは、ひとつには、劇場ファイナルという特別な場に呼んでもらえたということ。ファイナル企画のメンバーは、再登板組もいれば、初登場組もいる。中には初舞台の方もいる。その中で、比較的新しいカップルなのに再演させていただけたこと、それは、この二人が、演出の青井陽治さんの…

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