ケロさんとゆうひさん(2004年の終りに)

異常気象と自然災害が印象的だった2004年が終わる。 来年こそおだやかなよい年でありますように…と思う。 こういう年は、早く来年になってほしいなぁ…という気分だけれど、ひとつだけ…私達は汐美真帆を2004年に置き去りにしてしまうのだ、と思うと、汐美真帆のいない2005年が来てほしくないという感傷もおぼえる。 実際には、2005年の初頭にデパートで汐美さんとしての最後の「トークショー」があるので、(たぶん)もう一度生身の姿を拝むことができるはずだけれど。 ケロさんが退団して宝塚に興味がなくなってしまう…っていうことは、ない。 だって、もともとは大空祐飛さんのファンだから。(ここのところ、退団イベントに気が行ってしまっていて、書きそびれてた。) ケロさんとゆうひさんがシンクロして、どっちが大事だかわからなくなってしまう病気は、二人がダブルで主演した「血と砂」(2001年)から一部のファンを侵食している。 二人が共に月組にいた時代は、それでもオペラグラスでどちらを選ばなければならないシーンがけっこうあったから、一応、自分はどっちのファン…という自覚があったけれど、組替え後は、もう、月ではゆうひさん、星ではケロさん…みたいに上手に住み分けることができ、東京に星組が来ている間は、ゆうひさんがどこで何をしていてもどうでもいい状態になる。 というわけで、今、ようやく冷静に大空ファンであることを思い出したわけである。 とはいえ、愛し方が違うから、来年からはやっぱり寂しくなるなぁ。 ケロさんが星に行って、…

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汐美真帆さんの思い出

私にとって、ケロさんは、「初めてお茶会に行ったじぇんぬさん(宝塚の生徒をこう呼ぶのだ。パリジェンヌのジェンヌを取って生徒はタカラジェンヌと自称しているから)」である。 生徒さんのオフにはそんなに興味がなかった私。 それに、ファンっていうのは、一方通行な思いが気持ちいいのであって、相手に自分を認識されるというのには抵抗があった。(握手の時なんかに、緊張しすぎてコケたりして、鼻で笑われたら生きていけない…。)なので、宝塚ファン歴は長いもののお茶会に行ったことはなかった。 が、汐美さんは、なんか優しそうで、その、「初めてなんです」っていう私を優しくエスコートしてくれちゃったりするのではないか…と、勝手に妄想して、申し込んでみた。 月組時代の「長い春の果てに」のムラ茶。 想像通り、ケロさんはとても優しくて、笑顔が素敵だった。 そして、握手の時間がやってきた。 実はケロさんのお茶会における握手会は、プレゼントなども受け取っていただけ、お話もガンガンできるアットホームな時間だった。 でも、一方通行が長かった私は、ケロさんに語る言葉を何一つ持ち合わせていなかった。 真っ白な頭でケロさんの前に立って話しはじめた私。ケロさんの顔から笑顔が消えた。え?なにかとってもいけないことを言ってしまったのかしら?後悔…後悔… でも、それ以外の時間が楽しすぎたから、時間の許す限り、お茶会に行くことにした。 そして、どんな言葉で話し掛けてもケロさんは、一瞬、笑顔を消すということがわかった。 その一瞬がとても長くて悲しくて…でも、…

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宴のあと

ゆうべはブログに入れなかった…。なので、とりあえず携帯から送信。 お見送りの後、フェアウェルに出席するファンとその他組に別れた。(フェアウェルっていうのは、生徒本人とそのファンの最後のお別れの会。通常、お茶会と呼ばれる公演に一度開催される生徒との交流会は、FCに入っていなくても参加できるけれど、フェアウェルは会員だけのイベントなのだ。ご贔屓を最後までお見送りしたければ、退団が決まる前にFCに入らなければならない、ということだ。) 我々その他組は、腹ごしらえしながら思い出を語った。時々フェアウェル会場からメールが来る。そういう時間がまったり過ぎ、私たちが店を出され、ホテルに戻って、だいぶしてからフェアウェル組が戻ってきた。 そこでまた思い出を語り合う。そして、少し眠っておしまいになった。すべてが…。 寝不足なまま、私達は、それぞれの日常に戻った。 それからあっという間に24時間以上経過。不思議だ。あの一日だけがすごく長く幸せな一日だった。ご贔屓を送り出したのに、なぜか、寂しいより幸せだった。 そして… 今、寂しさが、しんしんと、心に響く。 ケロさん、ありがとう。かっこよすぎたよ、あなたは。

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すべてが終わって…

すべてがお祭りだった。 朝のケロさんは純白の姫で、とても美しかった。 千秋楽も淡々と時に思い入れたっぷりに自分を表現し、湖月わたるさんに横抱きにされたり、安蘭けいさんとぎゅっと抱き合ったり、残していく人々にも気持ちが伝わるいい舞台だった。 公演終了後、紋付袴で大階段を降りる恒例のご挨拶も、思い出の作品のフレーズを使って綺麗に手際よくまとまっていた。 すべてが淡々と、粛々と進行し、祭りは終わった。 最後に、劇場前を歩いて出られる時には、劇場前はほとんど通行不可状態にまで膨れ上がって、ものすごく寒くて風が痛かったのに熱気だけが迸るような空間と化していた。その中を袴姿でしっかりと歩くケロさんは凛としてすごく輝いてた。 フェアウェルから戻ってきた友人によると、よく笑い、泣き、ファンのことも泣かせていたらしい。 よかった、ケロさんが幸せなら…。 かなり強がり…です。

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白装束…

宝塚において、退団者の色は「白」ということになっている。白は本人だけじゃなく、退団者ファンの色でもある。 各生徒のファンが公演ごとにお揃いで着ている「会服」と呼ばれるアイテムも白は退団時だけ。 ゆうべの日比谷はクリスマスで、人が多かった。土曜日だから、遅いと言っても9時には出が終わっていた。 だから、普通の通りがかりの一般人が、大勢、銀色ケロさんとファンの交流を見ていた。そして、誰かがぽつりと言った。「白装束軍団」 なんだかその昔ワイドショーで聞いたことのある響き…ちょっとイヤかもしれない…。 世間にはそんなに奇異に映るものなのか? とはいえ、暮れのクリスマスでにぎわう日比谷界隈を歩行困難にしているのは事実だと思う。 各ファンクラブも通行の邪魔にならないようにかなり気を遣っているが、とにかく、ここ数日はギャラリー(生徒さんの出を見物したり写真に収めたりする私のような人)が多すぎる。 おそらく、退団を控えたケロさん目当てなのだろうと思う。(ファンの欲目か?) それだけ惜しまれて当然の人だとも思う。 本人の意識としては、この時点での退団がベストだったのだろうというのはわかる。だから、これだけ惜しむ人々が押しかけているのだと。 でも、それって綺麗過ぎる幕引きじゃないかな? 日比谷の平和の為にも、今後は、ちょっと旬を逃したくらいで退団するように各生徒には心がけてもらいたい。 ま、激しく旬を逃されても、今度は逆にもの珍しさで日比谷の平和が壊れるかもしれないので、あくまでも「ちょっと」を強く希望している。

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銀色のケロさん

今日はクリスマス。最後のクリスマスだったから、ケロさんは、全身銀色のサンタさんだった。他の生徒さんはもうみんな出てしまい、77期だけがのんびりと出てきた。ケロさんは2番目。真っ白でとても清々しい顔で、でも楽しそうにたくさんのファンに囲まれていた。あとで、撮影した写真をPCで大きく伸ばしたら、目が真っ赤だったけど。泣き虫で感動屋さんだからなぁ。少し遅れてとうこさん(安蘭けいさん)が出た。そのあと、とうこさんの会からエールがおくられて、ケロさんの会は号泣となった。ずっと一緒に応援できてよかった…みたいな…。後ろにいた私までもらい泣きをしてしまった。微かに…。涙腺乾いてるはずなのに。でも、とうこさんがケロさんを思って、身を切られるように泣いているだろうことは、想像に難くないけど、とうこさんのファンがどこまで、このことを実感として感じてるかは疑問だなぁ。「可哀相に応援してる生徒さんがやめちゃうのね。私たちもその時は号泣だろうなぁ。」くらいの想像なんだろうと思う。本当にその時が来たらきっと、今のケロファンの気持ちを思い出すと思う。甘かったなぁって。号泣より前にいろいろあるんだよって。ま、とうこさんの場合、たぶんトップになってからの儀式だろうから、それは、まったく同じ感覚ではないとは思う。恨んでるわけじゃないし、とうこさんは好きだし、でも…ね。私はFC会員でもないし古いファンでもないし、こんなこと言うのは、私のようなケロファンの中でも歪んでる人だけだとも思う。当のケロさんがそんなファンは嫌いだとも思うけど…ち…

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最悪のクリスマス・イブは…

今日はクリスマス・イブ。 私にとって史上最悪のクリスマス・イブは2年前。 その日、クリスマス・プレゼントっていうわけじゃないだろうが、劇団(宝塚歌劇団)から、組替えの発表があった。 汐美真帆 月→星 公式(歌劇団の公式HP)に掲載されたのが、夕方の6時くらいだったのではないだろうか? 私は、友人からのメールで知った。 立ち直れなかった。 最悪のクリスマス・イブだと思った。 このことについては、汐美ファンが全員そうだったとは思わない。雪組時代からファンの人は、ずっと一緒に育ってきた安蘭けいさんとの再会を楽しみにしていた人も多いだろうし。 なんせ、14年のキャリアがある汐美さん。その前半、雪組の時から、存在は知っていたけれど、私が好きになったのは月組の汐美真帆なので、月から抜ける…ということがショックだった。 でも、今は、星で退団できてよかったなぁ…と思う。やめてほしくない!っていうのが、本音だけど、 それでも、星で、今、本当に楽しそうなケロさん(愛称)を見ると…ね。 毎日が楽しそうで、だから、見てる方は退団なんて想像もしてなくて、9月(退団発表)以降めちゃめちゃ落ち込んだけど…そんな状態だから卒業の決意もできたのかなー?とも思う。 その卒業(退団)が明後日になった。 悲しいクリスマス・イブではあるけれど、組替えと違ってじわ~っと襲ってくる悲しみだから、静かに受け止めて過ごしています。 でも…明後日は、どうなるんだろう? ナマで大階段を下りるケロさんを見て、声を聞いたら… それを想像すると怖い…クリ…

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