「革命 もえ・る剣」観劇

シン・ひま オリジナ・ ミュージカ・
「革命 もえ・る剣」

脚本:土城温美、赤澤ムック
演出:原田優一
音楽:オレノグラフィティ
美術:乘峯雅寛
照明:高山晴彦
音響効果:吉村卓宏
衣裳:生澤美子
ヘアメイク:田中エミ
殺陣:渥美博
振付:当銀大輔
歌唱指導:水野里香
映像:手代木梓
演出助手:高野玲
舞台監督:岩戸堅一
第二部楽曲:楠瀬拓哉
第二部振付:EBATO
第二部衣裳:EIKI

<キャスト>
松平容保…spi
斎藤一…内藤大希
土方歳三…平野良
坂本龍馬…蒼木陣
沖田総司…前川優希
西郷頼母…加藤将
板垣退助…持田悠生
伊東甲子太郎…野口準
藤堂平助…広井雄士
山南敬助…伊藤裕一(大阪公演は小早川俊輔
近藤勇…加藤啓
高木時尾(後の斎藤一妻)…井深克彦
三条実美…原田優一
孝明天皇…岡幸二郎
徳川慶喜…水夏希
語り部…相葉裕樹

今年の「る・ひま」は、司馬遼太郎の「燃えよ剣」からタイトルを借りつつ、会津藩主・松平容保と新選組隊士・斎藤一が旧知の仲であったという設定で、彼らを中心に物語が進んでいく。将軍・徳川慶喜が女性であった!という、「大奥」の逆設定(「大奥」では慶喜は男性)もあったり…色々くすぐりが効いていて面白かった。
幕末作品、特に新選組関係になると、あれ、ここでこの人は死んでないとおかしいのでは⁉とか、すぐに思ってしまうのだけど、いい感じに辻褄が合っていて、さすが‼と唸ってしまった。
満足の物語でした💕

全然別の作品なのですが、昨年、観劇した「恋花幕明録」という作品で、斎藤一が亡くなった松平容保を慕いすぎて、新時代になってもうじうじしている…というのがあって、え、そんなに⁉と若干引いてしまったが、この作品の関係性ならそれはあるだろうな…と変なところで、作品を超えて納得してしまった(笑)

第二部は、「カイコクしてくだ祭(さい)1853」。浦和に現れたペリー総督に日本のエンタメを見せつけるという設定で、日替わりゲストにペリー総督をやらせて、ギリギリアウト的なステージを繰り広げていく。
今回のメンバーは、「ああ非情」(←岡幸二郎のジャベール、相葉裕樹のアンジョルラス、内藤大希のマリウス、原田優一のガブローシュって…全部ホンモノやん…✨)彼らは、この10年、明治座の年末を支え続けた「る・ひま」を追い出した明治座プロデューサーに見せつける革命を起こすそうですよ…💦浜町がダメなら、日比谷に行くそうです(笑)日比谷の方たちが来年から浜町に来ることへの皮肉かしらね⁉いや、普通に日比谷でやれる人たちが、敢えて大井競馬場でやってくれるのがありがたいのよ💕
「EDO」「Dぇい!group」「A’z」「浅葱色縦社会」「ミュージカル・ヘアスダレー」「Sonnou Man」…と、今年もヤバいグループが目白押し。そんなヤバい人々に果敢に突っ込んでいく、ゲストの鯨井康介ペリーさん。爆笑に次ぐ爆笑、良い年の瀬でした🎶

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