「HUNTER×HUNTER 2」観劇

「HUNTER×HUNTER THE STAGE 2」


原作:冨樫義博
脚本・演出:山崎彬
音楽:坂部剛


振付:當間里美
美術:田中敏恵
照明:加藤直子(松本デザイン室)
音響:増澤努
音響効果:天野高志
映像:O-beron inc.
衣裳:及川千春(とわづくり)
ヘアメイク:糸川智文(STRINGS)
特殊造形:林屋陽二
アクション監督:加藤学
歌唱指導:宗田梁市
稽古場ピアノ:伊藤辰哉
演出助手:木下マカイ
舞台監督:今野健一(KeyStones)


<キャスト>
ゴン…大友至恩
キルア…阿久津仁愛
クラピカ…小越勇輝
レオリオ…近藤頌利
ノブナガ…村田充
フェイタン…平松來馬
マチ…秋野祐香
フィンクス…田鶴翔吾
シャルナーク…織部典成
シズク…佐當友莉亜
パクノダ…鳳翔大
ウボォーギン…伊勢大貴
シルバ…北村圭吾
ゼノ…椎名鯛造
センリツ…岩田弘子
ネオン…櫻井佑音
ライト…和泉宗兵
ヒソカ…丘山晴己
クロロ…太田基裕
イルミ(声)…上田堪大


「1」に続いて、行ってきました[exclamation×2]
「HUNTER×HUNTER」は、たぶん家に単行本があって、それでタイトルは知っていたが、読んではいなかった。同じように置いてあった「ヒカルの碁」は読んでハマったのに、こういうのって縁なんですかね。
前作は、小越勇輝の舞台姿を見たかったのと、近藤頌利椎名鯛造丘山晴己といった信頼できる素敵な俳優さんが出ていることから観劇を決めた。あと、「悪い芝居」の山崎彬さんが2.5次元舞台をどんな風に演出するのか、ということにも興味があり…
結果、とても面白かったし、「2」には、推しの太田もっくんが出演するので、もはや、観ないテはない[exclamation×2]もちろん鳳翔大の出演も個人的に楽しみにしていた。
ゆうひさんの扮装姿をアニメキャラとかゲームキャラとか言っていた大ちゃんの方が2.5次元をやっちゃうんだなーなどと思いながら、でも、実際、大ちゃんの出る2.5作品を観るのは初めてでドキドキ[揺れるハート]


「1」では、主人公のゴン(大友)がハンター試験に合格するまでと、試験会場で友達になったキルア(阿久津)の実家を訪れ、トンデモ家族とご対面する話が中心だったが、「2」では、ゴンの父親の話が少し出てきて、そして、世界最大のオークション会場、ヨークシンシティでのさまざまな再会と、幻影旅団との邂逅が描かれる。幻影旅団は、ゴンの友達、クラピカ(小越)の一族を殲滅した仇敵であり、ゴン達の前に立ちはだかる大きな壁になりそうな予感がある。その旅団のリーダーが、クロロ(太田)。


原作が長編少年漫画作品である場合、原作を履修して舞台を見るのは、色々な意味で難しい。時間もないし、理解力の問題もある。なんとなく世界観を理解して、浅い理解の中で、自分なりに楽しむ方が、私には合っているような気がする。
そんな浅い理解の中でも、一族を殺されたクラピカの、深い悲しみや怨念を抱えながら、それでも友を思う気持ちが両立していることに感動したり、ただの「悪」ではないクロロの今後から目が離せないな[exclamation](キャスト的に目を離すという選択肢もないのですが…)と思ったり、かっこよく散っていったパクノダ(鳳翔)に涙したり、やばすぎるヒソカ(丘山)に舌を巻いたり、本役(キルアの祖父・ゼノ)での出番が極端に少ない椎名鯛造様のアルバイトシーンを絶対に見逃さないぞ[exclamation×2]とオペラを上げまくったり、「2」の世界も十分に堪能した。
豪華キャストなので、次回がいつなのか、全然わからないし、キャス変もあるかもしれないが、できるだけ、そのままの世界で末永く続いてほしいな~と祈っている。

この記事へのコメント