iiiiii宇都宮隆 ソロ30周年 LIVE UTSU BAR TOUR 2023
「それゆけ歌酔曲!!」ギア-レイワ5
Vo:宇都宮隆
Ba:野村義男
Gt:松尾和博
Kb:nishi-ken
ここ数年、かなりの高確率で東京公演に参加しているのだが、楽曲をほぼ忘れてしまっているので、楽しかった~で終わってしまい、記事にしていなかった。今回、ネット上にセットリストが掲載されたので、あ、ちょっと感想書いてみようかな…という気持ちになった。
最近は、もっぱら、こちらの会場が使われています。EX THEATER ROPPONGI。
こういうライブ系の劇場って、ワンドリンクが含まれていることが多くて、それがここ数年、お持ち帰り用ペットボトルに限定されていたのですが、今回、現地で飲む用のカップに入ったお酒も販売が再開されて、ああ、とうとう、そういう部分も戻ったんだな~と感慨にふけった。
まあ、こちらの方が、別にお酒飲まなくてもな…な雰囲気になってしまっていて、普通にペットボトルをいただいたところに、3年の年月を感じた。
この「それゆけ歌酔曲!!」というライブは、UTSUこと宇都宮隆が、昭和から平成初期の、J-POPではない歌謡曲を歌うというのが、コンセプトになっている。ただ、そのまま歌うだけだと、「カバー」という名のカラオケ大会になりかねないので、編曲を変えている。
まったく違う楽曲の編曲に似せた形で、曲のイメージを一新する、マッシュアップというひと手間をかけることで、別のアートが生まれるというのが面白い。そういう高度なことをやっているのに、それを見せずに、遊び心満載で進行していくのも、ステキ。
UTSUのサイドに置かれたキーボードには、各キーごとに、動物・鳥の鳴き声や、いかりや長介さんの「いってみよー」の声や、神谷明さんの「もっこりー」の声などが仕込まれていて、UTSUがそれを押すたびに客席が脱力したり、一緒に盛り上がったりできる。いい意味のマンネリがそこにあって、とにかく、居心地がいい。
今回のセットリストは次の通り。ほぼ全部歌える。だからこそ、カラオケ大会になっていないことの「すごさ」を本当に強く感じる。
ロックンロール・ウィドウ(山口百恵)
夜明けのスキャット(由紀さおり)
桃色吐息(高橋真梨子)
いつでも夢を(橋幸夫&吉永小百合)
バス・ストップ(平浩二)…キーボードnishi-kenのソロ。昭和歌が似合う。
みかん色の恋(ずうとるび)…ベース野村義男のソロ。アイドルソングだもんね。
夏をあきらめて(研ナオコ)
家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)(竹内まりや)
亜麻色の髪の乙女(ヴィレッジ・シンガーズ)
ここでロングメドレー。メドレーのナンバーは、過去にUTSBARで歌われた曲からピックアップされた。メドレーが終わると、メンバーもヘトヘトな感じ。
UTSU BAR メドレー
〇ミュージックフェアのテーマ
〇ナオミの夢(ヘドバとダビデ)
〇スローモーション(中森明菜)
〇恋人も濡れる街角(中村雅俊)
〇木枯らしに抱かれて(小泉今日子)
〇そして神戸(内山田洋とクールファイブ)⇒nishi-kenの歌。前川清好きですからね。
〇夢前案内人(山口百恵)
〇あなただけを(あおい輝彦)⇒野村義男の歌。ジャニーズの大先輩ですものね。
〇ミュージックフェアのテーマ
〇ゲゲゲの鬼太郎(熊倉一雄)⇒歌…だったのだろうか
〇京都慕情(渚ゆう子)
〇太陽がくれた季節(青い三角定規)⇒これ、前奏だけだった
〇蒼いうさぎ(酒井法子)
〇てぃーんずぶるーす(原田真二)
〇四つのお願い(ちあきなおみ)
〇長崎は今日も雨だった(内山田洋とクールファイブ)⇒nishi-kenの歌。
〇星のフラメンコ(西郷輝彦)⇒最近亡くなったので、入れたのかな
〇抱きしめてTONIGHT(田原俊彦)⇒トシちゃんの歌は、敢えて歌わないのがお約束。
〇ジンギスカン
〇赤ずきんちゃんご用心(LAZY)
〇世界中の誰よりきっと(中山美穂&WANDS)
〇TOKIO(沢田研二)
〇ミュージックフェアのテーマ
君に、胸キュン。(YMO)…これも最近亡くなったから…だったのかな。
アンコールは、荒井由実の「アフリカへ行きたい」など。
毎回、楽しませてもらっているが、今回も、楽しい夜だった。
やっぱ、私は、昭和の女なんだなぁ。
この記事へのコメント