舞台
「炎炎ノ消防隊ー地下からの奪還ー」
原作:大久保篤(講談社「週刊少年マガジン」所載)
演出:久保田唱
脚本:なるせゆうせい
音楽:三善正己
アクション監督:栗田政明
舞台監督:川畑信介
美術:乘峯雅寛
照明:鶴田美鈴
音響:門田圭介、ヨシモトシンヤ
映像:O-beron inc.、小野奈津江
衣裳:加藤佑里恵、熊谷美幸
ヘアメイク:車谷結
小道具:平野雅史、羽鳥健一
演出助手:きまたまき
アンダースタディ:内田智太、吉田覇久、和田住功汰
声の出演:佐藤流司、和泉宗兵、石田彩夏、くぼたみちか
製作:村中悠介
エグゼクティブプロデューサー:鶴田直一
チーフプロデューサー:古川由隆
プロデューサー:小林亜沙美
宣伝プロデューサー:中村圭一
制作・主催:DMM STAGE
制作協力:特殊消防隊動画広報課
今年1月に初めて「炎炎ノ消防隊」を観劇し、なかなか面白かったので、引き続き、シリーズを観劇することにした。とはいえ、そもそも舞台作品はこれが3本目だったことも、この記事を書こうとして調べて知ったレベルなので、この作品に関しても「みりしら」勢であることは、告白しておく。
そんな「みりしら」勢を、楽しく観劇させてしまうのだから、脚本・演出の能力は恐ろしく高いと思う。
設定は複雑で、登場人物は多く、関係性も複雑。主人公が所属する第8特殊消防隊だけでも、8名(作中さらに1名が新たに加わる)のメンバーがおり、モブキャラはいないとか、敵チームも同じくらいの人数がいて、さらに、どちらにも所属していないメンバーがいて、今回は出場していない人物もいて…と、キャラクターを覚えるだけでもたいへんなはずなのに、なんとなく理解できてしまうのは、なぜだろう。
ストーリーも一筋縄ではいかない内容なのに、意外にわかりやすかったり、観ているうちに前回の物語もしっかり思い出せるようになっていたり。天才かそれとも原作が天才
ただ、本作、2.5次元舞台としては、2020年スタートなので後発ということもあるのか、キャスト変更が多い。今回は、主人公の森羅日下部が、牧島輝から石川凌雅に変わった。
主役の俳優が変わると、作品のムードはさすがに変わる。今回は、第8特殊消防隊の隊長も、隊員の一部も変わり、2.5次元作品といえど、出演俳優の違いはけっこう大きいのだな、と思った。そんな中、環古達役の早乙女ゆうが、変わらぬ「ラッキースケベられ」っぷりを見せているのが、たのもしい。(あんまりこういう設定は好きではないが、原作通りなのでしょうがないし、早乙女のナイスバディは、推したい。)
上演場所がサンシャイン劇場になったせいか、今回の戦いがすべて地下(ネザー)だったせいか、森羅の空中戦が見られなかったのは残念。
森羅と、弟・象(岩崎悠雅)が、対決状態になってしまい、ハラハラ展開なので、また上演されたら観劇したいなと思っている。キャスト的には、武久火縄役の馬場良馬と、今回から隊長の秋樽桜備役の伊万里有に持っていかれた。みなさん、かっこいいですが、特に大人キャラのお二人にときめきました
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