旅の最終日は、「舞台刀剣乱舞」の大阪公演を観ることになっていたが、会場である新歌舞伎座にずいぶん早く着いてしまったので、近くにあるという生國魂神社に行ってきました。
生國魂神社(生玉神社)といえば、近松門左衛門の「生玉心中」でおなじみ。あと、「曽根崎心中」の冒頭のシーンは、生玉神社でしたよね。
立派な境内。この中にたくさんの社が点在しています。
大河ドラマでも大活躍、源義経を祀った源九郎稲荷神社。あと、ここには、道頓堀中座に祀られていた芸道の神、八兵衛大明神も一緒に祀られているとか。
こちらは、芸能上達の神様「浄瑠璃神社」。近松門左衛門を始め、文楽関係者の諸霊を祀っている。
ゆうひさんのこと、がっつりお願いしてきました
オダサクこと織田作之助像。この近くで生まれ育ったのだそうです。
オダサクといえば、どちらかといえば、文スト(文豪ストレイドッグス)で知っているという感じですが、もうすっかり愛着が湧いています。
ちなみに、オダサクは太宰より若く亡くなっているのですね。
そして、江戸時代の大ベストセラー作家、井原西鶴。
俳人としても有名で、この生玉神社の境内で、四千句を読み上げたことを称えて、この像が建てられたとのこと。
真夏のような暑さの中だったので、緑多き生國魂神社に行けたのは、ラッキーだったかもしれない。
これで、GWの旅はすべておしまい。長いこと、読んでいただき、ありがとうございました
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