温泉三昧の一夜が明け、道後温泉からJR松山駅に路面電車で向かい(180円)、松山駅に荷物を預けて、徒歩で松山城に向かうことにした。
ここにもありました。せっかくなので、ジュースを注ぐところを撮影させてもらいました。
松山城へは、ロープウェイかリフトで登ることができる。片道270円で往復だと520円。前回、往復で買ってしまったために、リフトで降りるしかなかったことを思い出し、今回は片道に。帰りは徒歩で降りるのだ
降り口の長者ヶ平(ちょうじゃがなる)で、ボランティアのガイドさんに案内をお願いしてみる。
このガイドさん、司馬遼太郎の小説には、「(愛媛の人は)のほほん」と書いてあると何度もおっしゃっていた。なんとなく、咲ちゃんのことが浮かんでくる。
藤棚から見る市内の景色。もうずいぶん高いところに来ていることがわかると思うが、まだまだ登り坂は続く。
もっと景色がよく見えるところまで進みたいのだが、とにかく、この季節の愛媛、スズメバチが多くて、私はビビりまくっていた。
松山城、撮影スポットのようなところが少ないのだけど、ここの景色が面白いとガイドさんに教えてもらった。後になってから、これは何だろうと不思議に思うそうだ。
この部分ね。
奥の建物の屋根の鯱だけが見えているんだそうで。こういうの、ガイドさんしか知らない裏話かも。
NHKドラマ「坂の上の雲」の宣伝写真を撮影した場所。
たぶん、カメラを置く台を設置したかなにかで角度が違うんですね。
天守からの風景。蜻蛉切様が出てくる理由は、のちほど…。
松山城を築城したのは、加藤嘉明なんだけど、嘉明は、すぐに会津に転封になり、その後は、蒲生氏を経て松平定行が入城、明治維新まで彼の子孫が城主を務めた。(明治以降、松平氏は、久松氏に改姓している。)
ガイドさん、その会津で、加藤嘉明の息子(明成)が家老と衝突して…みたいな話を始めたので、「たぶん、その話、私めっちゃ詳しいと思う…」と心の中で思いましたお家騒動の結果、明成さん、43万石→1万石にされちゃったそうです。
こちらが隠し門。以前行った時、「隠し門」の意味がよくわかっていなかったけど、今回、ちゃんと教えてもらいました
戸無門を抜けると、ほぼ180度近いクランクがあって、筒井門に到着。この敵の動きを確認したところで、筒井門の奥(石垣の向こう)にある隠し門から兵が飛び出してきて、虎口の中の敵を殲滅するという…
え…えげつないっ
高石垣、立派ですね。
こちらは、登り石垣。県庁裏登城道を通ると見ることができる景色。
こちらは二之丸史跡庭園。松山城の史跡のうち、二之丸御殿は復元のための資料がないため、平面図のみを提示している。それだけでは無味乾燥なので、ここを史跡庭園として、季節ごとにたくさんの花を咲かせたり、恋人の聖地プロジェクトに参加したり、史跡でありながら、庭園としても親しまれている。
大井戸の遺構がお花で飾られたベンチの手前にあったりする。
降りてきて、愛媛県美術館で、こちらを見てきました。
「刀剣乱舞ONLINE」ともコラボしてます。
してますが、それだけじゃなかった
展示されてる刀の数がハンパなくて、美術館の本気を感じる展示でした。
蜻蛉切のコーナーでは、CV担当・桜井トオルさんの口上アナウンスが聞こえてきて、ドキドキです
下から見ると、素晴らしい景観です。
帰りは路面電車で。ずいぶん歩いて、かなり疲れました…
今治まではアンパンマンに運んでもらいます
【四国グリーン紀行】4日間20,950円
【鳴門~徳島】360円
【徳島~高知】3,230円
+指定券(剣山 徳島~阿波池田)1,730円
+グリーン券(南風 阿波池田~高知)2,500円
【高知~宇和島】4,200円
+指定券(あしずり 高知~窪川)1,730円
【宇和島~伊予大洲】970円
+指定券(宇和海 宇和島~伊予大洲)1,290円
【伊予大洲~松山】970円
+指定券(宇和海 伊予大洲~松山)1,290円
【松山~今治】970円
+グリーン券(しおかぜ 松山~今治)2,060円 計21,300円
お、ついに、グリーン紀行の枠を超えましたね
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