30th Aniversary Specoal Dinner Show
「SEIZE THE DAY」
その1はこちらです。
4月3日のディナーもご覧ください。
オリジナルカクテル「With Your Memories...」です。こちらはノンアル。ちょっと薬膳っぽい味わいでした。
手前側、マリネサーモンと帆立貝柱、菜の花のカネロニ仕立て オレンジのソース
奥の透明なカップに入っているのが、根セロリとフロマージュのピュレ オマール海老のルウェル添え
おいしかったですお腹がすいていたせいか、夢中で食べてしまいました。
銀の器に入っているのが、舌平目のクーサンと春キャベツのエチュベ 小海老入りヴェルモットソース
手前側が、牛フィレ肉の南仏風クルート焼きとアスペルジュ・ブランシュ添え
舌平目はあっさり、牛フィレはパン粉で包んで焼いた感じなのかな、ソースがこってりしていて、味わい深かったです。アスペルジュ・ブランシュって、白アスパラのことか…大好物なので嬉しかったです。
お肉の焼き加減も、絶妙だと思いません
2種類のチョコレートのケーキと赤い果実のパルフェグラッセ
パルフェグラッセ、アイスのように冷たいけど、氷菓じゃない…その絶妙で、もっちりした味わいがクセになりそう。2種類のチョコレートケーキは、ホワイトチョコの柔らかい甘さが絶妙。ボリューム高いデザートでした。
さて、音楽学校ではレアキャラ(登校が遅く、下校が早い)だった、ゆうひさんとあさこさんは、スロースターター。真面目だったかしちゃんは、入団後、スター路線へ。「エリザベート」初演でも、新人公演でルドルフ役に選ばれている。(研4の終わり)一方、ゆうひさんは、研いくつか、さえも覚えていなかったが、史上最年長のルドルフだった。(研13の終わり)
そんな二人のルドルフが、あさこシシィの愛をめぐって、真剣に歌う。
貴城けい・大空ゆうひ・瀬奈じゅん 僕はママの鏡だから(「エリザベート」より)
あさこ氏によると、かしちゃんは、あざとかわいいんだとか
そんなわけで、私が観た2日夜は、ゆうひさんの勝ち(ピュアだったらしい)、3日夜は、どちらも選べない…ということだった。(二人とも真剣だった
)
その結果、あさこさんが、二人のお誕生日にお揃いのTシャツをプレゼントしてくれることになったらしい。
で、この三人、初舞台の後、組回りで、かしちゃんとゆうひさんは、雪組(「この恋は雲の涯まで」東京公演にも出演し、そのまま、旧大劇場最後の公演「忠臣蔵」に出演)へ、あさこさんは、花組(「スパルタカス」東京公演に出演)へ。かしちゃんとあさこさんは、組回りの組にそのまま配属され、ゆうひさんは月組へ。
そのまま時は流れたが、2004年、宝塚90周年の年に、各組2番手シャッフルという企画によって、当時2番手だったかしちゃんとあさこさんが、ゆうひさんの居た月組に出演することに。
かしちゃんは、星組への特出から月組への連続出演で、名言「不安で死ぬ」が誕生。
みんな、すごいハードスケジュールだった。
そんな中、出演したTCAスペシャルで、この三人が歌った「ディガディガドゥ」。簡単な振りもまともにできずに笑い転げてたあの頃を思い出し、今回の公演で振付を担当している千田真司大先生から、毎公演送られてくる8小節の振付映像を休憩中に覚えて、ぶっつけで踊る間奏場面がある…という企画がすごく面白かった。
特に、ゆうひさんが、マジで頑張ってた
たぶん、千田先生、「いいよーやるよー」みたいなノリで引けてると思うんですが、とてもいい仕事されてたということは、特筆しておきたいと思います。
どこまでもトークで盛り上がる三人の上から、すみかちゃんのご丁寧な、ゆうひさん退場を促すアナウンスが入り、また盛り上がる三人。当時の相手役にそれぞれ声のお仕事を頼んだ…と聞いていたけど、三者三様で面白い。すみかちゃんは、ご丁寧なアナウンスで、とっても可愛かったですが、すみかちゃんのキャラについても、ひとしきりネタになっていた。
ゆうひさんが引っ込んだ後、まだ演じられていなかったかしちゃんとあさこさんのデュエットへ。
二人に共通した役がない…とずっと思っていたけど、実は、アンドレをやっていた…ということを、楽曲が決まった後で思い出したので、アンドレじゃなくて、広げちゃいたいと思います…という前振りで。
素敵でした~
そんな二人と入れ替わりに登場したゆうひさん。キャメルカラーのアシンメトリーなオールインワンっぽいパンツの衣装。袖の腕のところに、切込みが入っていて、隙間から腕がのぞくのは、最近のゆうひさんのお気に入りのデザインかも。 手首と足首のところは、絞ってあってスタイルの美しさが際立つ。
大空ゆうひ Life(「THE LAST PARTY」より)
この作品は、ピアノとキーボードだけを使用した舞台だったので、吉田優子先生のピアノで歌えるなら、絶対に歌いたかったと。懐かしかったです。
続いて登場したのはあさこ氏。ベージュのダブルのパンツスーツっぽいけど、袖部分がマントみたいになっている不思議なデザイン。こちらもパンツの丈を少し短くしている。
瀬奈じゅん エル・ヴィエント
トップになって初めてやったDSで、自分のオリジナル曲がほしいと言って書いてもらった曲だそうで。その後、退団公演「Heat on Beat」でも、この曲で全員が踊りまくるシーンがあったから、思い入れの強い曲なんだな…と思う。
「エリザベート」をやって音域が広がったあさこだから歌えるはず…と、優子先生に言っていただいた思い出の曲だそうです。
かしちゃんは、クリーム色のパンツスーツ。インナーや袖がレーシーで綺麗だった。
貴城けい Say I Love You Forever
これは、ヤマハのポプコンで発表された曲だそうで、DSやコンサートで披露した思い入れのある曲とのこと。石田先生がかしちゃんに合うだろうと言って選んでくれたそうで、今や、かしちゃんの持ち歌な感じ。
三人のおしゃべりは、とめどなく、最終日は、終了時間も大幅に超え、私、笑い皺が絶対増えたと思う…
最後に、かしちゃんとあさこさんの持ち歌的な「奇跡」を三人で歌って終了。
最終回では、ここで、各テーブルに置かれていたサイリュームを振って、三人を応援した。
次回は40周年…と盛り上がる三人を前に、生きてその日を迎えられるように、日々精進せねば…と思う私でした。
アンコールは、「フォーエバー宝塚」。懐かしいバンドメンバーさん(ドラム師匠の江森さんとか…)と優子先生に感謝の2晩でした。
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