お正月ぶりに宝塚に行ってきました。
宝塚は、桜が満開。
3月末~4月初めに来ることってけっこうあるのだけど、前回はいつだったかな。あ、去年も来てたみたいです(笑)
今回の来宝は、78期生の30周年DSが目的だったけど、それに合わせて、雪組大劇場公演と、花組の別箱公演を効率よく観て回ろうという、慌ただしい旅でございます。
DS以外は一度しか観劇していないけど、いつものように、箇条書き形式で記載していきたいと思います。
お芝居は、石田先生の日本物作品、「夢介千両みやげ」。痛快娯楽時代劇という分野らしい。
小田原の庄屋の息子、夢介(彩風咲奈)が、江戸で“通人”になるように言われ、1年間で千両を使ってどう過ごすか…みたいな物語。
・通常、この手の話は、金の使い方もわからない田舎者が都会に出てきて、悪い人にお金を取られそうになるが、良い人に助けられて、どうにかこうにか、人生修行をする…みたいな展開になりそうなのだが、この話、全然違う
・夢介は、最初から最後まで大物である。むしろ、小田原から江戸まで、登場人物たちに人生修行をさせるために遣わされたのではないかというくらい、人々の人生を救っている。そういう夢介は、彩風のキャラクターによく似合う
・そうなると、夢介は何もみやげにしていないのではとも考えられるが、そこは、最高のお嫁さんをお持ち帰りになった…ということでよいのかな
このお嫁さんも、夢介に救われ、人生修行しちゃってるけどね。
・ただただ楽しいだけの作品だったが、これまで、貧乏とか反社とかで暗かった雪組なので、たまにはいっか
ショーは、人海戦術の中村B先生による「Sensational!」。「~ション」で終わるショーはけっこうあるが、Sensationではなく、Sensationalなんだな~ちなみに、sensationだと、大評判とか良い意味なんだけど、sensationalだと、人騒がせな…みたいな、ちょっとイケナいイメージが付加されるらしいです。
・イケナいイメージは、よくわからなかったけど、今回退団する綾凰華に対する感情がじわっと湧き上がる場面が多くて、「感覚の」(sensational)波がハンパなかった
・しかし、バウ単独主演すると、番手が上がるのね。前回公演で、トップ娘役さんとパレードで会釈していたあやなちゃん(綾)だったのに…常に、和希そら→縣千の下に位置していたのは、歌劇団もあからさまだよな…
・とはいえ、色彩の綺麗な、気持ち良いショーだった。トップ娘役の衣装がどれも豪華で素敵で、これは、花總さん以来の自前か真実はわからないけど、どの衣装も本当にきれいで、それを着こなす朝月希和様、さすがでした
東京公演もたくさん観られる予定なので、楽しみに、そして、あやなちゃんを目に焼き付けたいと思います。
この記事へのコメント