本日、世田谷パブリックシアターにて、ゆうひさんが出演する舞台「マーキュリー・ファー」が開幕した。
思えば、この劇場に来るのは、2年ぶりになる。2020年2月1日に「メアリ・スチュアート」を観た時、「月末には、ここに、ゆうひさんを観に来るんだな~」と思った。
月末
1年11ヶ月後だった。
「メアリ・スチュアート」の頃も、既に新型コロナウィルスは上陸していた。ダイヤモンド・プリンセス号の感染が、対岸の火事のように、話題になっていた時期だ。
未知のウィルスに不安を感じながらも、劇場に通っていた。
でも、まだ、飲み会もあったし、マスクをして…ではあったが、御園座に宝塚を観に行った。
それから一週間もしないうちに、すべてが、中止になった。その中に、ゆうひさんの出演する「お勢、断行」、この世田谷パブリックシアターの公演も含まれていた。
劇場も、映画館も、すべてが閉まった。
忘れていた悪夢を思い出して、怖くなっていた。また、毎日のように、公演中止が報じられ始めていたし。
でも、奇跡的に「マーキュリー・ファー」は、幕が開いた。
そこには、別の意味で地獄が展開されていたけど、舞台の上の地獄なら、いくらでも許容できる、と思った。
(もっとも、ゆうひさんのファンなら、この地獄には耐えられるハズ。だてにあれもこれもそれも観てないもんね…)
どうか、最後まで、無事に走り抜けられますよう…そして、再び、「お勢、断行」で戻ってこれますように。
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