ゆうひさんが出演する「羽世保スウィングボーイズ」観劇のため、16日から福岡にやってきました。
(博多座関連の記事は、COUNTUPブログの方にアップしております。公演感想は、ネタバレもあるので、もう少ししてから書く予定です。)
偶然にも、同じ16日から、福岡市博物館で、特別展「徳川家康と歴代将軍~国宝・久能山東照宮の名宝~」が開催され、重要文化財“ソハヤノツルキ”が展示され、これを記念して、刀剣乱舞‐ONLINE‐コラボ企画チケットが販売されることを聞きつけ、公演だけじゃなくて、この展示も見ようと、刀らぶファン仲間と固く約束し、前売券を購入、行ってまいりました。
このコラボチケットは、特別展のほか、企画展「天下取りと黒田孝高・長政」(7月6日~9月5日)、常設展に入場できるチケットで、ソハヤノツルキのほか、企画展に展示される、国宝“日光一文字”、国宝“圧切長谷部”、そしてかの有名な槍、“日本号”を記念、この4振りのいずれかのイラストがデザインされたコラボチケットになっている。
入場前に、まず、4振りの等身大パネルを撮影。
“等身大”なので、実際の刀剣男士のサイズ感が理解できて面白いですね。
日本号。右側のイラストは、今回のコラボのために描き下ろされたニューイラストです。
日光一文字。今回のコラボ4振りの中では、唯一、弊本丸に顕現してくれてない男士です。早くいらしてね。
へし切長谷部。ついこの間まで、弊本丸の近侍でした。
(現在は、斉藤壮馬さんの声が恋しくて、鶴丸様を近侍にしております。)
ソハヤノツルキ。刀ミュ「東京心覚」上演の頃は、よく出陣させていたのですが、最近お休み中かも。
展示物については、特別展のものは、久能山からお借りしたものということで、撮影禁止でした。ソハヤノツルキは、神々しいほかにも、多くの刀や甲冑、また、様々な珍しい調度品があって、かなり時間をかけて眺めちゃいました。面白かった
歴代将軍は、就任すると甲冑を拵えて、久能山に奉納するのが習わしだったようで、それが、途中から、絶対本人着てないよねという品になっていくところに、江戸時代の平和を感じたり。
(7代将軍家継は、5歳で就任、8歳で死去なのに、大人サイズの甲冑が納められている。もう少し時代が下ると、甲冑の拵えが「後ろ前」なものが納められている。もはや、甲冑の身に着け方も、伝わらなくなっている…という…。でも、14代、15代の将軍は、再び甲冑を身に着けて戦地に行っているんだよな…)
名物「圧切長谷部」。織田信長から黒田孝高(官兵衛)に下賜され、そのまま黒の家宝となった。「圧切」は、福岡市博物館の記載にならっていますが、国宝指定名称は「刀 金象嵌銘長谷部国重本阿花押 黒田筑前守(名物へし切)」です。刀らぶでの呼称も「へし切長谷部」ですね。
左側の金字は、黒田筑前守と彫られている。
長政の兜。
日光一文字。企画展は、ぐるりと4面を使ってガラスケースの中に展示物が入っていたのだが、照明との関係で、どうしても綺麗に撮影できない向きがあるようです。
関ヶ原で、黒田長政が着た甲冑だそうです。長政は、東軍でしたよね…。
こちらは、関ヶ原を前に、長政が家康から貰った兜だそうです。シダの前立ては、家康がよく使っていたものなので、かなり気に入られていたことがうかがえます。
長い…日本号です。
刃の部分に倶利迦羅竜王のデザインが施されています。
思いのほか、人が少なくて、なんだか、のんびりと回れた展示でした。
その後、会場で、刀らぶグッズを買いあさり、旅行カバンがパンパンになったのは、予期せぬ出来事でした。
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