恒例の総括、今年もいってみたいと思います
元々は、宝塚バトンで回ってきたものが始まりなので、感想以外にもちょっとした項目はそのまま使っております。タイトルは、面倒なのでサブタイトル全部カットしてます。
・DANCE OLYMPIA(花)
柚香光トッププレお披露目公演。 第一部では、そのギリシャ彫刻のような美貌を、生かしたタイムスリップものの芝居、第二部は世界各地のダンスショー。フラメンコの場面では、めちゃくちゃ難しいダンスを踊り切った柚香に、胸が熱くなった
・マスカレード・ホテル(花)
瀬戸かずや主演の東上公演。ホテルのフロントカウンターの位置とか、回転ドアの位置とか、色々不満に思うところはあったものの、出演陣の迫真の演技(特に音くり寿)で、納得させられてしまった。フィナーレナンバーの白いスーツがめちゃくちゃかっこよかったです
・イスパニアのサムライ&アクアヴィーテ!!(宙)
「El Japon」とどちらがサブタイトルかわからないとりあえず、ポスターで大きな字の方を選んでみました
伊達政宗が送った遣欧使節団の中には、帰国せずに現地に骨を埋め、その子孫がハポン(Japon)という姓を名乗っているという実話をもとに描かれた壮大なフィクション。大野先生らしい歴史フィクション劇で、面白かったです。
ショーは、藤井先生のアルコールシリーズ。ちょっとダジャレが寒かったけど、シックな茶系の衣装が素敵だったし、好きな場面も多かったので、特に不満はありません
・出島小宇宙戦争(月)
鳳月杏主演の東上公演。めちゃくちゃな話なんだけど、説得力をもって演じ切り、センターがめちゃくちゃ似合う鳳月の美丈夫な姿に、大満足思えば、この東京公演の千秋楽から悪夢の上演中止が始まったのでした…
・赤と黒(月)
初演の東京公演から観ている作品なので、歌詞が変に変わったりしてるところが気になってしまう…
色々なご意見はあるでしょうが、私は、珠城りょうに、ジュリアン・ソレルが似合っているとは思えず、なんとなくもやもやした遠征となった。
・ONCE UPON A TIME IN AMERICA(雪)
マジで30年の東京宝塚劇場全演目観劇の記録が終わるかと覚悟しましたね。初日が開いて一週間で最初のクローズ、どうやらオープンするらしい…となったら、2日でクローズ、そして前楽と楽だけやったんだっけな。その中で、途中開いた日に滑り込んで観劇できた時の感激は…得も言われぬものだった気が…
・壮麗帝(宙)
未見。東京公演を観劇する予定でしたが、ドラマシティだけの振替公演になってしまい、残念
・炎のボレロ/Music Revolution!(雪)
未見。全国ツアーの市川公演のチケットは当たっていたのに…振替公演(梅田芸術劇場)には行けませんでした。
・FLYING SAPA(宙)
こちらは日生劇場の公演だったので、観劇できた。宝塚に飢えていたせいもあるかもしれないが、何もかも尊い気がして、けっこう好きな作品です。
・眩耀の谷/Ray(星)
東京宝塚劇場の復活、礼真琴&舞空瞳コンビのお披露目ということで、おめでとうな気持ちを胸に劇場へ。あの頃は1席おきの配席で、ピリピリした客席だったなぁ~
・NOW!ZOOM ME!!(雪)
東京宝塚劇場の千秋楽と、宝塚大劇場公演を配信で観劇。A・B・Cの3パターンそれぞれの良さがあったけど、ゲストが出演できていれば、どんな舞台になったのだろう…と思ってしまう。齋藤先生の悪乗りには、ちょっと…という気持ちがなかったわけではない、てか、あった
・パッション・ダムール(専・雪)
未見。バウホールだけの公演だったので、ちょっと行けなかった。評判はとてもよかったみたいですね。
・はいからさんが通る(花)
東京宝塚劇場もフルで観客を入れられるようになり、私も何度も通りました。柚香光のトップお披露目公演らしい、ハッピーエンドな作品が素敵でした
・エル・アルコン&Ray(星)
未見。全国ツアー公演だったけど、梅田芸術劇場だけの上演だったので、あきらめましたまあ、あんまり、齋藤先生の潤色が好きではないというのもあります…
・シラノ・ド・ベルジュラック(星)
配信で観劇。近年の轟さん主演作の中でも、好きになれた作品。瀬央ゆりあ爆上げを感じたけど、そのうちW2番手になっちゃったりするのかしら
・WELCOME TO TAKARAZUKA&ピガール狂騒曲(月)
まだ終わってないけど、これも今年の作品よね。けっこう評判のいい作品だったので、楽しみに観に行ったら…全然面白くなかった今年は観た作品すべて、好みに合わず…珠城りょう退団直前で、半ば担降りしております。
例年より14作品も少ないんだ…
★今年観てない作品とその理由など。
「壮麗帝」と「炎のボレロ/Music Revolution!」と「パッション・ダムール」と「エル・アルコン/Ray」。観れなかった公演の数は、昨年と一緒でした。なぜだ配信のおかげかもしれない。
★一番感動した作品
『はいからさんが通る』(花)です。元気と勇気をありがとうございます
★不快感を覚えた作品
『ピガール狂騒曲』(月)。実在の人物を作中に出す時は、その人のアイデンティティに蓋をするような出し方は、いかがなものか…と思う。これは昨年同時期の月組公演にもあったけど、本当にセクシュアリティに対する意識が弱いな~
★一番座席を揺らした作品
『出島小宇宙戦争』(月)。いろんな意味で、やらかした作品。それを主演コンビが昇華させていたから、逆の意味ですごかった。
★一番じゃないけど吹いた作品
『はいからさんが通る』(花)かな。ところどころに出てくるあれこれに、ついクスッと。
★一番好きだった大空ゆうひ
「sound theater X-I」。今年は朗読とお芝居とこのコンサートだけの出演で、どれも甲乙つけがたく素敵だったんですが、また新たな歌の世界を見せてくれた、コンサート(ゲスト出演)にしてみました
★感動したこと
劇場公演ではないので、上記のラインアップには記載されていないが、真彩希帆MS「La Voir」。素晴らしかったです
★有り得ないと思ったこと
華優希の退団発表と、星風まどかの専科異動
★おめでとう!
雪組次期トップコンビ発表!
★泣いた作品
『はいからさんが通る』。一幕最後の白い喪服の場面で。2年連続華ちゃんに泣かされてる~
★今年一番血が騒いだテーマ曲
『アクアヴィーテ!!』かな。選択肢が少なすぎる
★今年のベストロケット
『はいからさんが通る』。あの衣装がありか、なしか、歴史の判断を待ちたい。
★今年のベストヒロイン
華優希だと、2年連続になってしまうから、小劇場作品ではあるけど、海乃美月。
★団体賞
『アクアヴィーテ!!』プロローグのバーカウンターから次々に降りてくる皆さんに。段差すごかったですよね
★今年発掘した生徒or伸びたな~と思った生徒
花組…星空美咲(なんとなくちゃぴに似てませんか)
月組…麗泉里(最近、オペラにダイビングしてくるんだよね…)
雪組…夢白あや(SAPA、よかったです)
星組…天飛華音(天飛くんを観るのに忙しくて、ほかの下級生に目がいかない…)
宙組…愛海ひかる(どんな娘役さんになるのか、気になってます…)
新年は、「WELCOME TO TAKARAZUKA&ピガール狂騒曲」東京公演から参戦です。
今の色々な問題が片付いて、かつての宝塚が戻ってくるのは、いつかなぁ~
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