芸術祭受賞!

令和2年度 文化庁芸術祭賞 受賞について


2020/12/26


このたび、宝塚歌劇団 月組、ならびに宝塚歌劇団 演出 原田諒が、令和2年度文化庁芸術祭賞を受賞することとなりましたので、お知らせいたします。


◇部門:演劇(関西参加公演の部)
◇区分:優秀賞
◇受賞者:宝塚歌劇団 月組
◇受賞対象:宝塚歌劇 月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』の成果


◇部門:演劇(関西参加公演の部)
◇区分:新人賞
◇受賞者:原田諒
◇受賞対象:宝塚歌劇 月組公演における『ピガール狂騒曲』の脚本・演出


詳しくは、文化庁ホームページをご覧ください。


ということで、文化庁HPを見てきました。
月組の優秀賞、授賞理由は、



“雪月花”をテーマにした華やかな日本もののレビューと、シェイクスピア原作「十二夜」をベースに舞台を20世紀初頭のパリのレビュー界に置き換えたミュージカル作品の2本立て。歌舞伎界の人間国宝・坂東玉三郎が宝塚 歌劇を初監修したレビューは、植田紳爾が演出を手掛け、日本舞踊と洋楽の融合、明るさと暗闇を使った印象的な場面を統率の取れた踊りで魅せた。芝居も原作を卒なくアレンジし軽快でコミカルな作品となった。ショーと芝居の比重もバランスよく出来栄えも見事。第106期生のお披露目も舞台に華を添えた。



だそうです。
月組の皆様、おめでとうございます[黒ハート]


原田先生の新人賞、授賞理由は、



シェークスピア喜劇「十二夜」の枠組みを、ベル・エポックのパリのレビュー界に巧みに落とし込んだ。主演男役が二役で挑んだ兄妹をはじめ、レビューを取り巻く人物たちの軽妙な演技を十分に引き出した演出が印象に残る。宝塚歌劇の源流にあるレビュー文化に深い敬意を払いつつ、自立するヒロインの造形に現代性を込めた脚本も高く評価したい。



だそうです。
なにはともあれ、おめでとうございます[exclamation]


今年は、オリンピックイヤーということで、宝塚はオリンピックを盛り上げるような演目を上演し続け、オリンピックがらみのインバウンドを意識した作品を作っている…ということで、文化庁の覚えもめでたいし、そもそも芸術祭にエントリーする舞台が少なかった中で、これだけの大劇場で、クラスター対策を取りながら公演を続けているだけでも、受賞に値すると思う。
とはいえ、原田先生に新人賞を授賞したのは、やり過ぎじゃないか…という気がしないでもない。てか、原田先生の受賞歴が華々しすぎて、若干引く[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)]

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