ミュージカル刀剣乱舞「幕末天狼傳2020」ライブビューイング参加!

10月に上演された「髭切膝丸 双騎出陣 2020 ~SOGA~」に続き、「幕末天狼傳 2020」のライブビューイングを見ることになった。前回に引き続き、映画館は1席おきの配席なので、周囲を気にせず、作品に没頭できた。既に5年目を迎える「ミュージカル刀剣乱舞」シリーズ。まだまだ半年程度の新人審神者なので、こういう情勢でなかったら、参戦は考えなかったかもしれない。
(「舞台刀剣乱舞」に対しては、そんなことを考えたりしなかったので、第2部にショーが付いていることのハードルは、かなりあるのかも…。もちろん、今回も、「ジャージーボーイズ・イン・コンサート」の時に購入したペンライトは持って来なかった[バッド(下向き矢印)]まだ無理です…[爆弾]


さて、今回の作品は、「幕末天狼傳」。2016年に上演されたシリーズ2作目をブラッシュアップして、4年ぶりの上演となった。新選組のメインキャラクターである、近藤勇、土方歳三、沖田総司にゆかりのある、加州清光(佐藤流司)、大和守安定(鳥越裕貴)、和泉守兼定(有澤樟太郎)、堀川国広(阪本奨悟)、長曽祢虎徹(伊万里有)に加え、蜂須賀虎徹(高橋健介)が部隊長を務め、幕末に出陣する。そこでは、時間遡行軍が幕末の歴史を改変しようと待ち構えていた。
タイトルの「幕末天狼傳」、天狼はシリウスのことで太陽の次に明るい星だという説明がある。新選組は、「壬生の狼」と呼ばれていたから、夜空の天狼星を見る場面があったりするのは、すんなりと受け入れられる。
が、タイトルそのものは、かの「幕末太陽傳」を念頭に置いて付けられたのかな、と思った。「伝」じゃなく、「傳」の文字を使っているし…。こういう拘り、好き[黒ハート]
歴史上の人物は、近藤勇(小柳心)、土方歳三(高木トモユキ)、沖田総司(定本楓馬)が登場する。蜂須賀以外の五振りは、自身の前の持ち主に出会うことになるわけだ。
大和守安定は、沖田が大量吐血して戦線離脱した「池田屋事件」の時に、沖田のそばにいられなかったこと(沖田は、二振りの刀のうち、加州清光を持って池田屋に向かったらしい。)に、ずっとやり切れない思いを抱いていたらしく、隊を出奔して、新選組に入隊、「オクサワくん」という人物になって沖田の様子をうかがう。
長曽祢は、近藤勇刑死の場面に立ち会うことになってしまう。しかも、そこに時間遡行軍が現れ、近藤の処刑を担当する者たちを斬り殺してしまった。長曽祢は、歴史を守るために、自ら近藤を斬る窮地に陥る。
まったくこの時代に知見がなく、しかも他の五振りが人斬りのための刀だったのに比べ、そういう過去もない蜂須賀は、そんな中で、隊長として戸惑いを感じ、また、虎徹のニセモノであるのに、虎徹を名乗り続ける長曽祢のことも気に入らない。
刀たちの苦悩を描きながら、物語は、新選組のおなじみのストーリーを追っていく。


いや~めっちゃ、面白かったです[黒ハート]
なにしろ、新選組なら、宝塚ファンも詳しいから、ストーリーにも置いて行かれなかったし、キャラクターも、新選組の刀は全員我が本丸にも顕現していて、ゲームでも優先的に使っているので、身近な感じがする。
ショーの方は、さすがに難しい…というか、宝塚の場合、ショーでは、スターが本人として出てくるので(前ものの芝居を引きずらない)、ここでもキャラクターで登場されると、こそばゆいし、「あるじー[るんるん]」とか呼ばれると、下を向きたくなってしまう。この辺は慣れなんだろうな。
しかし、曲が進むにつれて、どんどん脱いでいくのは、なぜなんだろう[exclamation&question]
このスタイルで5年やってきているということは、この脱ぐスタイルが喜ばれているということなのだと思うが、正直、この辺は、謎のままだ。(ゲームでもケガをすると服が破られるが、そういう体ではないもんね…)


まだまだ、勉強が必要らしい…[あせあせ(飛び散る汗)]

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