今年最後になる…かな岐阜城に行ってきました。
名古屋から、東海道線で岐阜に行き、バスで岐阜公園まで15分くらい…かな
久しぶりに、駅から路線バスで城に向かいました(笑)歩いて30分くらいだったら、歩いちゃうことが多いので。途中、柳ヶ瀬という停留所があり、これが、かの「柳ヶ瀬ブルース」の柳ヶ瀬
と、きょろきょろしちゃいました。(昔は、大きな歓楽街があったのだとか。)
岐阜公園に足を踏み入れると、なにやらフロックコートを着た男性の銅像が…。
よく見たら、「板垣退助遭難の地」と書いてある。自由民権運動でおなじみの板垣退助が、この辺で暴漢に襲われて負傷したのだとか。例の「板垣死すとも自由は死せず」と言った事件ですね。傷自体は全治10日くらいのものだったようで、板垣さんは、82歳の天寿を全うし、大正時代まで生きたみたい。
岐阜公園の中に、岐阜城に向かうロープウェイがあり、(歩いて登山道を登る道もある)3分くらいで金華山の山頂に到着。山頂近くにあったのが、こちらの福閻魔堂。閻魔堂とあったので、10円(縁遠いように)を入れたのですが、実は、魔を祓ってくれる福閻魔だったそうで…失敗したかも
そして、早くも、岐阜城天守が見えてきました。素晴らしい景観
さすが、天下の山城だけあって、ロープウェイを降りてからも、登り道が続きます…ちょっとだけ、甘く見ていたかも…。
こういう時、一人旅はつらい…。自分で自分を鼓舞しながら、ひたすら無言で歩く…修行のような時間が10分ほど続いたでしょうか。ようやく目的地がハッキリと見えてきました。
雲ひとつない晴天の中、一気に階段+坂を登ってきたので、コートの中にうっすらと汗をかいている状態。12月だってのに。もちろん、マフラーはとっくに外しております。
天守閣の中は、岐阜城の歴史や信長関係のレプリカが効果的に配置されていて、すごくセンスいいな…と思いました。
子供が見ても分かりやすい解説と、インパクトのある配置(階段を上った先に信長公の木像が置かれていたり…)で、飽きさせない。
そして、最上階から望楼に出ると岐阜の町が一望できる。さすが、斎藤道三、織田信長が居城にした金華山(稲葉山)。
天井画は、ご覧の通り、龍と麒麟。そういえば、来年の大河ドラマは、「麒麟がくる」でしたね。
(岐阜公園に大河ドラマ館ができるそうです。)
岐阜の山々。
なんだか、街のすぐそばまで山が迫っているんですね。
手前にあるのは、鵜飼でおなじみの長良川。砂州が多くて、それほど広い河ではないように思いました。
麓には、信長の居館跡が。
現在も発掘中とのことで、信長時代だけでなく、稲葉山城時代…つまり、斎藤道三の時代の遺跡も発掘されているとのこと。
ここは、帰蝶(濃姫)の部屋跡とのこと。
左の隅にある三重塔は、大正天皇の即位を記念して創られたものなので、帰蝶が眺めていた景色ではないです。
ただ整地されただけの場所を眺めながら、ひらひらと舞っていたちゃぴの帰蝶をふと思い出してしまいました。
こちらが、その三重塔。
ロープウェイからも見えるのですが、降りてからゆっくりと見に行きました。優雅で綺麗な塔ですね。
明治神宮や築地本願寺を設計した伊東忠太氏の設計になるものだそうです。
名古屋駅に帰ろうと、駅のホームに立った時、黄金の信長さんを発見
これ、撮影してくればよかった…無念
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