銀座松屋で開催されている「デビュー50周年記念『萩尾望都 ポーの一族展』」に行ってきました
もう、とにかく、想像以上、おびただしい数の原画に、感動で涙が出そうになりました
特に、デビュー前後の原稿から「ポーの一族」の最初の頃の原画は、ペンの線の細さ、柄の緻密さ、そしてトーンを使わずに手描きで背景の模様が描かれていたり、目の輝きも服の襞も、ホワイトではなく、ペンでその部分だけを描き残す形で描いていたり…とか、とにかく細かくて、点描とか、どれだけ細かいんだよ…と気が遠くなって、先生の若さゆえの情熱に胸が熱くなった。
写真は、宝塚歌劇団提供の衣装部分のみ撮影OK。
エドガーと薔薇。
ホテル・ブラックプールに麗しの4名様が御到着された時の再現図。これ、マンガから出てきたのかと思うくらいの麗しい構図でしたね。
アランを迎えに来たエドガー。
マントなしの図。
ダイジェスト映像も流れていて、宝塚ファンにも楽しめる内容になっていると思う。
それ以外の作品も「トーマの心臓」などは、原画も多く展示されていて、こちらは、スタジオライフの舞台を思い出した。「メッシュ」や「マージナル」、「訪問者」の原画もあったし。懐かしすぎる…
いつか、「残酷な神が支配する」もどこかで舞台化してほしいな…。
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