紅さんのクロニクルを作っている間にみりおさんまで退団発表。
あまりのショックに、クロニクルを作るのをすっかり忘れてしまってました
2003年 4月、月組大劇場公演『花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン』で初舞台。5月、月組に配属。6月、同東京公演出演。9月、バウホール公演・日本青年館公演『なみだ橋 えがお橋』出演。文七役。主演するはずだった霧矢大夢の病気休演に伴い、役がスライドした結果、研1の明日海に大役が舞い込んだのかもしれない。伝説の第一歩11月、大劇場公演『薔薇の封印』出演。
2004年 2月、『薔薇の封印』東京公演出演。4月、バウホール公演『愛しき人よ』出演。凜孫河役。5月、同東上公演。6月、大劇場公演『飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II』出演。9月、同東京公演。11月、バウホール公演『THE LAST PARTY』出演。公園の青年役。苦悩する大空スコットにフットボールを渡すあの場面、何回観ても泣けた
2005年 2月、大劇場公演『エリザベート』出演。侍従役。どんなに時が経ってもイケメンな侍従が、ヴァンパイアのように思えたあの頃…間違ってなかったのね新人公演では、少年ルドルフ(本役・彩那音)。4月、同東京公演。7月、バウホール公演『BourbonStreet Blues』出演。同じ脚本をWキャストで競演させる企画のシリーズで、明日海は、月船さらら主演版で、スマイル/ウォレス役。北翔海莉主演版の同役は、まだ男役時代の同期、彩星りおんだった。9月、大劇場公演『JAZZYな妖精たち/REVUE OF DREAMS』出演。ケビン役。新人公演でミック役(本役・月船さらら)。11月、同東京公演。
2006年 2月、バウホール公演『想夫恋』出演。藤原隆房役。3月、『THE LAST PARTY』東京特別公演出演。2004年のバウホール公演好評につき、東京でも上演されたのだが、東京芸術劇場中ホール(現プレイハウス)での初めての公演…という、今にして思えば、すごいことだったんだな~ここまでたくさんの経験を積んできた明日海だったが、公園の青年は、やはり爽やかだった
5月、大劇場公演『暁のローマ/レ・ビジュー・ブリアン』出演。ブブリウス・カスカ役。新人公演では、アントニウス役(本役・霧矢大夢)。7月、同東京公演。10月、全国ツアー公演『あかねさす紫の花/レ・ビジュー・ブリアン』参加。大友皇子役。いやー、可愛い
みずらが似合いすぎる
2007年 1月、大劇場公演『パリの空よりも高く/ファンシー・ダンス』出演。ジャン役。新人公演でジョルジュ役(本役・大空祐飛)。この公演では、ミミ(彩乃かなみ)の弟役で本公演でも、アルマンド(瀬奈じゅん)の弟役のゆうひさんと絡んでいたし、新公は本役さんということで、一番ゆうひさんと交流があった時期ではないかな2月、同東京公演。5月、全国ツアー公演『ダル・レークの恋』参加。ラジオン役。8月、大劇場公演『マジシャンの憂鬱/ネオ・ダンディズム!』出演。新人公演でボルディジャール役(本役・霧矢)。10月、同東京公演。
2008年 1月、バウホール公演『ホフマン物語』出演。前半公演でバウホール公演初主演後半公演では、青樹泉が主演し、明日海は、ミューズ役とニクラウス役で出演した。3月、大劇場公演『ME AND MY GIRL』出演。ジャッキー役とソフィア・ブライトン役を城咲あいとWキャストで演じた。新人公演では、ビル役(本役・瀬奈じゅん)で、新人公演初主演
5月、同東京公演。8月、同博多座公演。ジャッキー役とジェラルド役を龍真咲とWキャストで演じた。11月、大劇場公演『夢の浮橋/Apasionado!!』出演。五の宮役。新人公演では、匂宮役(本役・瀬奈)で、二度目の新公主演
2009年 1月、『夢の浮橋/Apasionado!!』東京公演出演。3月、バウホール公演『二人の貴公子』出演。龍真咲とW主演アーサイト役。5月、大劇場公演『エリザベート』出演。ルドルフ役を遼河はるひ、青樹泉とトリプルキャストで演じた。ルドルフ以外の時は、シュテファン役。新人公演では、トート役(本役・瀬奈)で三度目の新公主演
7月、同東京公演。10月、大劇場公演『ラスト プレイ/Heat on Beat!』出演。マクシミリアン役。新人公演は、アリステア役(本役・瀬奈)で4作連続の新公主演
11月、同東京公演。
2010年 2月、中日劇場公演『紫子/Heat on Beat!』出演。金井定嗣役。4月、大劇場公演『THE SCARLET PIMPERNEL』出演。ショーヴラン役とアルマン・サンジュスト役を龍真咲とWキャストで演じた。一応、この公演から、龍真咲とW2番手という扱いと言っていいのだろうか研1からずっと抜擢人生を送って来たみりおだけど、その出世街道は、ダブル・トリプルキャストの連続。本当に苦労が多かったろうな
6月、同東京公演。9月、大劇場公演『ジプシー男爵/Rhapsodic Moon』出演。オトカー役。10月、同東京公演。12月、シアター・ドラマシティ公演『STUDIO54』出演。Z-BOY役。
2011年 1月、『STUDIO54』日本青年館公演出演。3月、大劇場公演『バラの国の王子/ONE』出演。家臣(虎)役。その初日に、東日本大震災が発生、宝塚の生徒たちも、募金活動などを行うことになったり、ここから、今では信じられないことかもしれないが、客席に空席がかなり目立つようになった。試練の時代…4月、同東京公演。計画停電や、入り出中止などは、もうなくなっていたのかな…
今となっては、あまり覚えていないが、私個人は、観劇どころではない状態が続いていた。あ、でも、月組は、ちゃんと観たハズ
7月、大劇場公演『アルジェの男/Dance Romanesque』出演。アンリ・クローデル役。この作品は、再々演になるのだが、みりおの役は、みりおのために相当の加筆修正が行われている。W2番手としての処遇ゆえ…ということなのだろう。9月、同東京公演。11月、バウホール公演『アリスの恋人』出演。ルイス・キャロル役で、単独バウホール公演の単独初主演
微妙な書き方だが、つまり、下級生の頃から、Wにしてでも使いたい生徒だったのだろうと思う。12月、同東上公演(日本青年館)。
2012年 2月、大劇場公演『エドワード8世/Misty Station』出演。ゴドフリー・トーマス役。3月、同東京公演。この公演でトップスター霧矢大夢が退団したことに伴い、新しいトップスターに龍真咲、準トップスターに明日海りおが就任するということが発表された。5月、ディナーショー『Z-LIVE』開催6月、大劇場公演『ロミオとジュリエット』出演。ロミオ役とティボルト役のWキャスト。つまり、準トップスターとは、大劇場公演で、トップスターとWキャストで主演する出演という意味なのだった…
8月、同東京公演。10月、バウホール&日本青年館公演『春の雪』出演。松枝清顕役。
2013年 1月、大劇場公演『ベルサイユのばら』出演。オスカル役とアンドレ役の役替り。2月、同東京公演。この公演を最後に花組に組替え組替え先では、普通の2番手となる。なんなんだよ、それ…
6月、東急シアターオーブ公演『戦国BASARA』出演。上杉謙信役。8月、大劇場公演、『愛と革命の詩/Mr. Swing!』出演。カルロ・ジェラール役。10月7日、花組トップスター・蘭寿とむが退団を発表。10月11日より、同東京公演。12月24日、花組次期トップスター就任発表
2014年 2月、大劇場公演『ラスト・タイクーン/TAKARAZUKA∞夢眩』出演。パット・ブレーディ役。4月、同東京公演。5月12日、蘭寿退団に伴い、花組トップスター就任6月、中日劇場公演『ベルサイユのばら』でトップお披露目。フェルゼン役。8月、大劇場公演『エリザベート』出演。トート役で、大劇場お披露目。10月、同東京公演。この公演で、トップ娘役・蘭乃はなが退団し、新たな相手役に花乃まりあが就任することとなった。
2015年 1月、東京国際フォーラムホールC公演『Ernest in Love』出演。アーネスト(ジャック)役で新トップコンビのお披露目を行う。3月、大劇場公演『カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲』出演。シャルル(カルロ)役。新トップコンビ大劇場お披露目公演。また、この公演から2番手に芹香斗亜が就任した。5月、同東京公演。7月、梅田芸術劇場メインホール公演、『ベルサイユのばら/宝塚幻想曲』出演。フェルゼン役。8月、同公演で、台湾公演実施。10月、大劇場公演『新源氏物語/Melodia』出演。光源氏役。そりゃもう美しくて…11月、同東京公演。
2016年 2月、『Ernest in Love』中日劇場公演出演。新たに鳳月杏をキャストに迎え、アルジャノンとレインを芹香と交互に演じた。4月、大劇場公演『ME AND MY GIRL』出演。ウィリアム(ビル)役。6月、同東京公演。9月、全国ツアー公演『仮面のロマネスク/Melodia』出演。ヴァルモン子爵役。11月、大劇場公演『雪華抄/金色の砂漠』出演。ギィ役。
2017年 1月、『雪華抄/金色の砂漠』東京公演出演。この公演で、相手役の花乃が退団3月、全国ツアー公演『仮面のロマネスク/EXCITER!!』出演。ヴァルモン子爵役。この公演から、新たな相手役に仙名彩世が就任
6月、大劇場公演『邪馬台国の風/Sante!!』出演。タケヒコ役。7月、同東京公演。10月、赤坂ACTシアター公演『ハンナのお花屋さん』出演。クリス・ヨハンソン役。この公演を最後に、2番手、芹香が、宙組へ異動
2018年 1月、大劇場公演『ポーの一族』出演。エドガー役。この公演でアラン役を演じた柚香光が新たな2番手に就任した。まさかの『ポーの一族』3D化に、原作の萩尾望都先生もびっくりすべての舞台化の話を断り、無名だった小池先生との口約束を信じ続けたもーさまの温かいお気持ちあればこそ…
ちなみに、これを観て羨ましさが募り、発作的に吸血鬼ものの作品を再演してしまった劇団演出家も…
2月、同東京公演。5月、博多座公演『あかねさす紫の花/Sante!!』出演。若い時代からWキャストで鍛えられてきた明日海だったが、ついに、トップスターなのに、公演半ばで役を替わるという快挙に出た
さらに、同じ作品なのに、配役が替わると脚本・演出まで変わるというおまけ付き
出演者の皆様、たいへん、お疲れ様でした
大海人皇子/中大兄皇子役。7月、大劇場公演『MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN』出演。天草四郎時貞役。9月、同東京公演。11月、舞浜アンフィシアター公演『Delight Holiday』出演。夢の国、舞浜に、降り立ったタカラジェンヌ、その親和性の高さに、うっとり
2019年 1月、次回大劇場公演で退団することが発表されていた、3人目の相手役・仙名の後任に、100期の華優希が就任することが発表された。2月、大劇場公演『CASANOVA』出演。ジャコモ・カサノヴァ役。3月12日、次の大劇場公演での退団を発表。3月29日から同東京公演。千秋楽にて、仙名が退団。
今後の予定は、次の通り。
(1)2019年6月25日(火)~6月26日(水)<横浜アリーナ公演> RIO ASUMI SUPER TIME@045『恋スルARENA』 作・演出/齋藤吉正
(2)2019年8月23日(金)~9月30日(月)<宝塚大劇場公演> Musical『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』 作・演出/植田景子 レヴューロマン『シャルム!』 作・演出/稲葉太地
(3)2019年10月18日(金)~11月24日(日)<東京宝塚劇場公演> 演目は(2)に同じ
たぐいまれな美しさを武器に、華奢な姿ながら、5年半の長きに亙って花組トップスターを務めた根性の人。最後まで、幸せな宝塚人生でありますように
ところで、長くトップを務める人がしばしばそうであるように、明日海も、相手役と2番手がよく変わる人だった。ちょっと思いついたので、表にしてみた。
時期 | 公演名 | 相手役 | 2番手 |
2014年8月 | エリザベート | 蘭乃 はな | 北翔 海莉 (組内)望海 風斗 |
2015年3月 | カリスタの海に抱かれて | 花乃 まりあ | 芹香 斗亜 |
2015年10月 | 新源氏物語 | 花乃 まりあ | 芹香 斗亜 |
2016年4月 | ME AND MY GIRL | 花乃 まりあ | 芹香 斗亜 |
2016年11月 | 金色の砂漠 | 花乃 まりあ | 芹香 斗亜 |
2017年6月 | 邪馬台国の風 | 仙名 彩世 | 芹香 斗亜 |
2018年1月 | ポーの一族 | 仙名 彩世 | 柚香 光 |
2018年7月 | MESSIAH | 仙名 彩世 | 柚香 光 |
2019年2月 | CASANOVA | 仙名 彩世 | 柚香 光 |
2019年8月 | A Fairy Tale | 華 優希 | 柚香 光 |
蘭乃はな+北翔海莉(望海風斗)が1作、花乃まりあ+芹香斗亜が4作、仙名彩世+芹香斗亜が1作、仙名彩世+柚香光が3作、華優希+柚香光が1作…長くても同じ布陣が4作…落ち着かないようでいて、常に新鮮だったので、実際、10作もトップだったのかーと、驚く。
フェアリーみりおらしい居方だったのかもしれない。
この記事へのコメント
元月・今宙ファン
みりおちゃんヒストリー、2カ所気になるところが…。
2行目の組配属の後に 「王家に捧ぐ歌」に出演 とありますが、(私はまだその頃はリアルタイムでは観ていなかったので、もし本当に星組さんに出たのなら申し訳ないのですが)、これは何かの間違いでは…。
また、2005年のエリザの後、 「これがバウホール初出演…」とありますが、これも、既にバウには何作も出演しているはずですよね…?
細かい指摘ですみません。
夜野さまの退団者クロニクルは記録性が高くて、何かの折に読み返したりさせていただいてるので、できるだけ正確な形で残していただければ…と思いまして。
失礼いたしました。
夜野愉美
コメントありがとうございました。年月記載を省略するため、同期のみやちゃんクロニクルを下敷きに作り、消し忘れがあったようです。
ご指摘、ありがとうございました。さっそく不要な行を削除いたします。
今後も、なにかありましたら、ぜひ、ご指摘ください。
本当に感謝です♪