ホチキス20周年記念公演第4弾 2017/2018 あうるすぽっと タイアップ公演シリーズ
「妻らない極道たち」
脚本・演出:米山和仁
舞台監督:棚瀬巧
照明:阿部将之(LICHT-ER)
音響:田島誠治( SoundGimmick)
美術:泉真
衣装:タニノルミコ(ホチキス)
衣装進行:佐久間のぞみ
ヘアメイク:黒田はるな、遠田 瞳、田中沙季
アクション監修:奥住英明
水引制作・イラスト:小玉久仁子
宣伝美術:中戸健司(Creators Group MAC)
WEB:小林タクシー
写真:佐藤考仁(BEAM×10)
作曲:北方寛丈(劇中歌)、今泉 翔(劇中曲)、岡田太郎(劇中曲)
演出助手:大久保 遼
制作:藤田晶久 (バレット)
制作助手:安達咲里
共催:あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)
企画・制作:ホチキス
劇場前に飾られていた、出演者サイン入りの看板です。
元スタジオライフの三上俊の舞台は、スケジュールの合う限りは行くようにしている。
でも、選んだわけじゃないのに、私が行く時って、女役が多いのよね…と、ドキドキしながら行ってみたら、男役だった
たまには、男性の役も見ないと、退団前と変わらない…と思っていたら、途中から、なんか変だな~みたいな感じになってきて…結局、普通の男性じゃなくて…猫の役だった…
動物の役も、退団前と変わらないよ、モンモランシー…
20周年ということだったが、私は、ホチキスさんの公演は初めて。
思っていた以上に出演者の数が多くて、ちょっと面食らった。ま、出演者を増やすことで、観客が増える面はあるので、劇団的に、このくらいの増し感が基本なのかもしれない。
亡き夫の後を継ぎ、「権藤組」の跡目を継いだ権藤良子(小玉久仁子)が、ひょんなことから、結婚相談所を開始し、任侠精神を発揮して、全身で相談者に寄り添うのだが…というストーリー。
元AKBの藤江れいな、片山陽加、元宝塚の愛純もえりも出演し、花を添えている。
三上は、ちゃらちゃらした細身の若者…でも男気があるというキャラクターなのだが、ま、猫なので。途中から彼女猫もできるのだが、物語は、人間界だけじゃなくて猫も巻き込まれる一大騒動になっていく。
小玉演じる女組長のキップの良さが魅力的で、個性的な登場人物も面白くて、さらに歌ったり踊ったりがあって、最後は、超ド級のアクション劇になって…そこからアメコミになる辺り、観劇する側の生理に沿った展開がツボだった。
楽しい公演でした
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