「club LIFE 大感謝祭~マーガレットの花たちは冬に咲く~」
舞台監督:倉本徹
音響:竹下亮(OFFICE my on)
舞台美術・照明プラン:倉本徹
照明オペレーター:澤井俊輝、牛島祥太
映像オペレーター:吉成奨人
企画・制作:Studio Life
スタジオライフの公認FC、club LIFEは、ライフが「トーマの心臓」を初演した頃に発足、現在は、チケットの優先予約のほか、ファンクラブイベントなど、ライフの俳優とファンが一緒に楽しめる数々の催し物を提供している。
今回は、ウェストエンドスタジオで22ステージの多種多様なイベントを行ったうえで、中野サンプラザでクリスマスパーティーをやるという…2017年は、FC結成20周年だったからか、1月の「ファンの集い」から12月の「大感謝祭」まで、盛り沢山の一年。
もしかしたら22ステージを全通した方もいらっしゃるかもしれないが、私は、4ステージだけ。
その4ステージの備忘録を書いておこうと思う。
「DOMINO LOVE」リーディング
リーディングは、2作品あり、私は両方とも一度ずつ見ることができた。
そもそもは、舞台で上演している作品をリーディングで再現する。リーディングならではの配役もあって面白い。
この「DOMINO LOVE」は、初期の作品とのことで、私は初めて知った。
内容的には、泉鏡花の「海神別荘」なのだが、現代版というか、ヒロイン(久保優二)がキャバ嬢という設定。その彼氏でキャバクラのホールで働く男(奥田努)と夜逃げをしたものの、売り飛ばされ、行った先が海神別荘という設定になっている。
公子役は松本慎也だったが、通常のライフの芝居では、身長の関係もあって、松本ー久保という配役にはならない。なので、とても新鮮だった。
あと、キャバクラを仕切っているヤクザの男(笠原浩夫)が、ものすごい迫力で、下品なセリフ回しといい、これが、あのオスカー@トーマの心臓なの
と、時の流れの残酷さ…じゃなく、笠原氏の役者としての演技の幅に魅了された。
脚本・演出の倉田さんが、キャバクラ&ヤクザの冒頭部分を付け加えたことで、このヒロイン、顔だけだったんだな…ということが、より明確に伝わったのも面白い試み。
そして、そんなヒロインがめちゃくちゃ似合う久保優二というのも、ひそかにツボだった。
終演後のトークも面白かった。
初演に出演していたメンバーの「今だから言える」ネタも面白く、みんな若かったのね…と、ちょっぴり切ない気持ちに。舞台上のマイクを拾って歌わなきゃいけないのに、まだセットの2階にいたので、飛び降りて間に合ったなんて話は。
「WHITE」リーディング
Studio Life新人公演の定番、「WHITE」がリーディングとなって、ベテラン達によって演じられた。
これも、リーディングだからこそ、やれる話だよね。あの方々が高校生役なんだから。
そして、及川健のマドンナをこの耳で聴くことができた![]()
終演後のトークで、おいちゃんが、新たなマドンナになりそうな子もいるし…みたいなことを言ったら、伊藤清之くんが一歩前に出ていた。やる気満々だね![]()
「倉田さんに教えてみたい。」
いつも演出家として劇団員の上に君臨し、罵詈雑言を浴びせているらしい(その昔、倉田語録手ぬぐいというのが発売されていた。)倉田さんに、劇団員が自分の知っていることを教えたい、というコーナー。
おいちゃんは、「オイケン昆虫記」と題して、様々な虫を紹介するも、倉田さんの反応はイマイチ…というか、ほぼドン引き状態。
奥田努氏は、全力でコンテンポラリーダンスを踊った後、汗だくでデパート包装をする…という、もはや意味不明な行動に出た。汗で包装紙がぐちゃぐちゃになって、なんだかよくわからないパフォーマンスだった。
ちなみに、奥田氏、松坂屋でアルバイト経験があるとか。
一生懸命な奥田氏を尻目に、倉田さんは、自分もデパートでアルバイトしたことがあると言い出す。演劇集団「円」時代、芥川比呂志さんのもとで演出助手をしていた時に、どうしても海外留学がしたくなり、伊勢丹で短期アルバイトをしたとか。でも一週間で風邪を引いて、残りの任期は、河内喜一朗氏が行ってくれたんだとか。(これは、おのろけだな
)
そして、ぶっつけ本番で、倉田さんに野球の魅力を語ろうとする、笠原氏。無謀である。倉田さんは、まったく野球がわからないらしい。そして、ここでも河内氏の思い出を語る倉田さんなのであった。
優勝は、スポーツ校工業高校の実態を赤裸々に教えてくれた若林健吾。たしかに面白かった![]()
スポーツ校工業高校の体育祭は、予選があるらしい。しかも一週間も。
体育祭に出るのは、予選を突破したメンバーだけ。しかもスポーツ校だから、予選突破はめっちゃ厳しい。
そんな中、全員が比較的盛り上がれるのが、団体競技である「綱引き」。全員、マジで勝利を目指す。ちょっとしたことで、今のは違反だとか大騒ぎになる………宝塚は、スポーツ校工業高校なのか…![]()
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(90周年運動会のDVDをご覧ください。)
ちなみに文化祭は、気がついたら終わっているんだとか…。(これは、宝塚はそうはいかないですね)
「Studio Life歌謡祭」
スタジオライフ作品の劇中歌を歌謡祭スタイルでお届け。
ライフの作品、もちろんストレートプレイも多いのだが、シェイクスピアシリーズを始め、歌で綴る作品も多い。毎回、ステキな音楽家の方に曲を書いてもらっていて、時々、名曲がもったいない…と思うようなことも起こしつつ、最近は、あちゃーと思うこともほとんどなくなったので、「歌謡祭」も楽しく観ることができた。
「十二夜」「じゃじゃ馬ならし」「夏の夜の夢」「BEAT POPS」の4作品から、けっこうな曲数を聴いた。
曽世海司は、オーシーノー公爵の切ない片思いソングを思い入れたっぷりに。
奥田セバスチャンと山本芳樹ヴァイオラの故郷を思う歌も聞かせた。その後、この二人が故郷について軽くトーク。
千葉健玖くんは、「じゃじゃ馬ならし」が初スタジオライフ観劇だったそうで。(学校団体で観劇)その時、学生たちに人気ナンバーワンだったのが、ペトル―チオを演じていた曽世氏だったらしい。クラスメイト(男子)の中に、本格的に曽世ファンになった子がいて、千葉くん、付き添いで握手してもらったこともあったそうです。
様々な劇中歌を聴いた後、突然、せきどっちの背後に流れるあのメロディー![]()
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かつて、Jr.7のメンバー(松本慎也・関戸博一・大沼亮吉・荒木健太朗・吉田隆太・三上俊)がアイドルユニットとしてメジャーデビューした…という展開があって、そのグループ名が「雪月花」。デビュー曲も「雪月花」。そのナンバーを関戸と若手メンバーが歌うという…まあ、半分公開処刑的なコーナーがあり、死ぬほど笑った。
最後に、せっきー、メンバーの名前を一人一人叫んだものの、4人まで来たところで、「あと一人…誰だっけ…」と言い出す。
ノリノリで歌っていた千葉くんが、「りゅうこさんですよ」と教えて、オーラス「よしだぁー」とせっきーが絶叫して曲は終わった。
なぜ、吉田くんに冷たいの、せっきー…
と思いつつ、いまだに下級生の中で「りゅうこさん」呼びが健在なのに笑った。
しかし、すごつよなメンバーだな、Jr.7、とあらためて思った。
そんなせきどっちが唖然としていたのは、若手メンバーが、「ラジカセ」を知らないという話。
こ、、、こわい、、、そんな若手に演出する倉田さん、頭が下がるわ…![]()
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