友の会主催「花組トークスペシャル」

久しぶりにトクスペに行ってきました。

今回のゲストは、花組の冴月瑠那雛リリカ綺城ひか理の三人。

登場した冴月は、濃紺のスーツ姿。インナーのブラウスのせいかな、王子様だなー[ぴかぴか(新しい)]と思った。
は、赤いシフォンのノースリーブワンピ。地模様で唐草っぽい柄が入っている。シルバーのパンプスがキラキラ[ぴかぴか(新しい)]光っていた。
綺城は、黒のスーツ。金糸の入った長いストール[ぴかぴか(新しい)]を肩にかけていた。

は、終始めっちゃ緊張している。冴月は、ずっとおだやかなお姉さん。綺城は、しゃべっていない時も顔がしゃべっている。
それぞれキャラが立っているが、三人揃うと、いい感じに噛み合っている。綺城が同期ということも大きいかな。
綺城は、わりと普段の声も低くて、よく通るのだが、このしゃべり方、誰かに似ている…ってずっと思っていたが、これって、南キャンのしずちゃんだー[ひらめき]と思う。不思議なナマリがあって、ちょっとだけこもる。でもその個性がいい[黒ハート]
(女優としてのしずちゃんが大好きなので、素直に納得した。でも、このままボクシングを始められても納得するキャラが綺城にはある気がする。)

ショーでは、冴月綺城は、ずっと同じ出番、同じ袖で、「るな・あか」だそうです[ハートたち(複数ハート)]
日本もののショーは、真矢みき(現・ミキ)さんの時代以来(1996年)だそうで、その時出てたのが、組長さんだけという状態。綺城は、冴月から、「お化粧綺麗」と言われて、「毎日、るなさんを見てるから。るなさん、下級生のお化粧もみてあげているんですけど、るなさんを見ても綺麗にならないのは、おかしいんです[exclamation]と力説。
この調子で、色々なことを力説するあかちゃん(綺城)、面白すぎる[exclamation×2]
そして、このショーでは、振付の先生も有名な方ばかり。(ちなみに、花柳壽應、藤間勘十郎、尾上菊之丞、麻咲梨乃というメンバー)
この中で、あかちゃんは、尾上菊之丞先生の大ファンになったとか。イケメン[exclamation]と、強調してました[るんるん](オールドファンの皆様、「花の業平」の演出をされた菊之丞先生ではありません。現在は代替わりして、息子さんが名跡を継がれています。)
そして、ショーの話をしている時、冴月綺城が、こんな話で盛り上がっていた。
袖にお芝居の結婚前夜に使う鏡があって、それが、曇っていてあまり見えないそうで、そこで、瑠那ちゃんが、「火を持ってきて」と言い、和海しょうくんが、「こちらへ来て下さい。モニターの方が明るい」というのを、毎日やっているとか。
新公当日は、あかちゃん、これを聞いちゃいけない[exclamation]と必死に無視していたらしい(笑)
最後に、「ショーの話をお聞きしているので…」と、竹下さんから言われてしまった二人でした[ぴかぴか(新しい)]

ショーの話に戻って、中詰の綾棒は難しいそうで。
瑠那ちゃんが「今日落とした」と言うと、あかちゃんが、「見てました。だって同じラインだから」と。実は、今日出演の三人、中詰は、同じラインにいるらしい。
炎のシーン(清姫綺譚)は、下級生が、布をふわっとさせるために、中で懸命に動いている。その素晴らしさが理解されていない気がするので、一度失敗してみたらいい[パンチ]と力説するあかちゃん…意味不明[爆弾][爆弾][爆弾]
あそこでは、最後に登場して前方で旗振りしているのが、「新公ビルの二人と、今回退団する冴華りおなちゃんと私。ビルとさえさえでお送りしています」と冴月。
あかちゃんの精神状態はこの旗でわかるそうで、尾上菊之丞先生が観劇した時と、新公の日にからまったとか(笑)

お芝居の話もすごく盛り上がっていたが、盛り上がり過ぎて、記憶が…

綺城によると、テオドロスさま(柚香光)の腕輪を年末年始に作ったのだとか。手が長いので、ブラウスが足りないそうで。
綺城演じるイリアスは、この国の奴隷制度(男には女の奴隷、女には男の奴隷が付く)が異常だということを見せるための、ガリア国の主従関係ととらえている。そして、テオドロス様を愛してはいない。ビジネスライクな関係、ときっぱり[ぴかぴか(新しい)](あたりまえ)
新人公演については、上田久美子先生が「明日海りおは天才だ」と言っていたので、天才に当て書きされた作品だから、とにかく、マネしようと思った、とのこと。
その結果、上田先生から、「真似しても明日海りおになれるわけではない」と言われたそうです。(あたりまえ)

受験の動機とか、音楽学校時代の話もあったかな。
冴月は、長女なのに中卒だったから、いきなりお兄さんお姉さんができてびっくりした、と。中卒あるある、ですね。
ここで、あかちゃんが、「おにいさん[exclamation&question]」と突っ込み、「あきらとか」で、一同納得する…という…[わーい(嬉しい顔)]
綺城は、ミュージカルの子役オーディションを受けていた過去があるとのこと。でも、身長が小学生の時にすでに168センチあったそうで、受からない。そんな時に宝塚を知って、自分の適性はむしろこちらではないか、と思い、受験したとのこと。
競争率が20倍だったので、隣の人が受かったら、そこからこっち20人は落ちると考え、まず周囲を威圧しようと思って、自信ありオーラを出しまくっていたとか。そのトークがなんとも面白くて、この人のお茶会に行ってみたい[exclamation×2]と、思った。

でも、最後は真面目に、「みなさまの愛に応えるのは板の上しかない」と、アツく今後への決意を語っていた。「ここも板の上ですけど」と自らオチをつけながら…[わーい(嬉しい顔)]

そんな面白い後輩と、緊張しまくりの後輩を、温かく見守り、時に話を振る瑠那ちゃんは、さすが長女[exclamation×2]の落ち着き。ダンサーだけに、早くダンスがしたいなぁ~とも思っているとのこと。

今回も楽しいトークでした。

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