松江城に行ってきました。
お城というのは、江戸時代の政庁なので、その跡地に県庁が立っていることは、わりとよくあります。
左の建物は島根県庁。松江城的には、この場所は、三の丸だったそうです。
現代と過去が美しく融合していて、うっとりと眺めてしまいました。
この付近には、公的な建物が並んでいるのですが、あちこちに垂れ幕があって、『竹島は日本の領土です』的なことが書いてあった。
竹島は現在、韓国が実効支配しているとのことだが、もし日本の領土ということになると、島根県の一部ということになるらしい。
正直、遠すぎて、どこの県に近いか、よくわからないけど、島根なのか…。
では、城に入りましょう
松江城は、日本に12しかない、天守が現存している城。私的には、松本城以来の現存天守訪問となる。
別記事にも書いたが、実は、松江藩主となった松平直政公は、松本城から転封されてきた。松本城の次に松江城に行くというのは、正しい流れだったのかもしれない。
「国宝松江城天守」の文字に、テンションアップ
まだまだ、あちこちに雪が残っています。
1日前だったら、雪をかぶった天守閣(宍道湖十景のひとつ)が見られたとのこと。
そう言われると、ちょっと残念なような…
では、その、国宝・天守閣です。
いかがでしょうか
ぶっちゃけ、そんなに期待していなかったのですが、大変申し訳ございません
素晴らしい
たしかに、高さは、気圧されるほどのものではないですが、なんとも、美しい
晴れていてよかった
もちろん、天守閣、登ってきましたよ
階段は狭くて急だったけど、石落としなどもよく見えて、楽しかったです。
最上階では、何やら撮影をしていて、下を全方位見ることはできなかったのですが、ちらっと見た感じでは、やはり高さはないのだな…と。
城の詳細は、いずれ「写真帳」ブログの方にアップしていきたいと思っています。とりあえず、城を出た後、「ぐるっと松江堀川巡り」に乗船することにした。
ほぼ貸切状態。ま、平日だし、寒いし。
周囲の家々も、古い武家屋敷が残っていて、こうやって舟で廻れてよかったな~と。船頭さんが、色々な説明をしてくれ、舟を降りた後、どこに回ろうか…と考えていた私の手助けになった。
もし、松江城に行く機会があったら、この堀川巡りは、絶対おススメでございます。
私は冬に訪れたけれど、春・夏・秋・冬…それぞれに、楽しみがありそうに思う。船頭さんによると、海水が混じっている(大橋川が中海を通して日本海に繋がっているため)ので、この堀川では、海の魚が獲れたり、クラゲがいたりもするそうです。
舟のスピードはかなりゆっくりなので、両岸の景色も、しっかりと把握できる。
こちらの銅像は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)像。八雲の屋敷もこの堀川の川岸にあり、その近くに記念館もあるとのこと。
今回は、ちょっと時間的に間に合いませんでした。
舟からお城を撮影できるポイントは、この辺だけ。
堀川巡りなので、お城が近すぎて、ほぼ屋根で遮られて見えないようです。
まあ、それだけに、見えた時は、
おお~
という気分になれます(笑)
冬に舟なんて…とお考えの方もいるかもしれないですが、大丈夫です
炬燵完備
途中、何箇所か下船できる場所があり、同一日であれば、何度でも乗船できるようです。私は、夕方に乗ったので、一周で終わっちゃいましたが…
なんと、年間パスポートもあるそうですよ
そして、下船後、船頭さんのおススメで、松江歴史館に寄ってみた。
既に閉館直前で、展示資料等は見られなかったが、レゴで作られた松江城を見たり、ちょっとしたお買い物をしたり…はできた。
でも…「磁場」は、決してついで、ではありません
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