先月に続き、弾丸でムラ大劇場公演に行ってきました。
新年初新幹線…特に指定せずに取った席が…7-7-7
なんか、ラッキーな気がするぞ今年は、よい観劇イヤーになるぞっ
大劇場では、レビュー上演90周年にちなんで、当時の羽根飾りを再現したものを展示していました。
昭和2年という時代に、こんな羽飾りを見たら…宝塚は夢の国だって、今の何倍も何十倍も感じたでしょうね。
今年は、東西で劇場の花を撮影することができました。
大劇場で、新年の花が飾られている期間に観劇することは、なかなかないので、毎年どんなふうに花が飾られているか、わからない。
なんとなく、東宝の方が花というよりは、オブジェっぽいものを飾っている感じかな。
また、大劇場では、公演に因んで、グランドホテルのバーで提供されるようなカクテルを販売していました。
私は、シャルトリューズとフランボワーズのカクテルをいただきました
では、大劇場公演ミニ感想です。
- 「グランドホテル」は、思っていた以上に、初演の装置や衣装がそのまま出てきて、懐かしく、時間が1993年に戻ってしまったような感覚で観ていた
- 開演前の注意喚起アナウンスと、グランドホテルの交換手たちの声、そして珠城りょうによる開演アナウンス、緞帳の動きが、ものすごく緻密に考えられていて、生田先生の拘りにニヤリとしてしまった
- 今回、男爵が主役、そして、珠城のお披露目ということで、新場面がいくつか追加された。このため、残念ながら削られたナンバーもあった。ジミーズのナンバーがなかったのは寂しかったな、しょうがないけど
- フラムシェンは、短いアバンチュールの結果、妊娠している可能性があって、そのことを相手の男に電話で伝えている。その時、“遅いの”という言葉を遣っているのだが、それ、意味不明だよね。「来ないの」とか「遅れてるの」なんじゃないかな「ミス・スイス時計」も分かりにくい。前回は、「クオーツみたいに正確」と言っていたような…
- 「グランドホテル」は、宝塚とはいえ、どこかリアルな演技が要求される。とはいえ、リアルだけでは宝塚じゃない。前回は、オットーとフラムシェンの周囲に夢々しさを感じたのだが、今回は、男爵とグルーシンスカヤの周辺にドリームが散りばめられていた
- 昨年のトム・サザーランド版「グランドホテル」も観劇しているが、現実のグルーシンスカヤは、安寿ミラであり、草刈民代であると思う。それを愛希れいかが演じることで、ありえない夢の世界が広がる。ありえないと知りつつ、美しく蘇ったグルーシンスカヤの姿に、うっとりとしてしまった
- 華形ひかるが演じたことで、プライジング社長が、存在そのものが不気味という存在でなくなってしまった。華形を起用するなら、歌わせなくてもいいから、彼の設定をもっと明らかにしてほしかった。それゆえの闇を演じられる役者だからこそ、もったいなかったし、奥行きが広がらず、残念
- ラファエラが女性だということに気づかない人がいるらしい。どうにかしてほしい
- ショーは、退団者贔屓の私には、泣けて泣けて…
稲葉先生、ありがとうございます
とんぼ返りで、東京で新年会に参加。美少年、美味しかったです
さらにクリームあんみつまで食べてしまった…
【1月8日】
第二次国府台の合戦。北条氏と里見氏が国府台で戦い、里見氏が敗れる(1564=永禄7年)。
(←旧暦。新暦では、2月20日となる。)
国府台に里見公園というのがあるのですが、あの辺は里見氏の所領だったんですね。里見氏というと、安房の領主というイメージでしたが、昔は千葉県全体を治めていたんですね。
<今日は何の日>シリーズは、これでおしまいです。1年以上に渡り、お付き合いいただきましてありがとうございました
この記事へのコメント