恒例の総括、今年もいってみたいと思います
元々は、宝塚バトンで回ってきたものが始まりなので、感想以外にもちょっとした項目はそのまま使っております。タイトルは、面倒なのでサブタイトル全部カットしてます。
・LOVE&DREAM(星)
タカラジェンヌがディズニーの曲を歌うっていうのが、なんかこそばゆいような感じもしつつ、北翔海莉&妃海風の美声に聞き惚れた。まあ、ミッキーマウスマーチとかは正直どうかと思ったけど…
・鈴蘭(星)
演出家、樫畑亜依子先生のデビュー作。ちょっと推理的な要素もありつつ、宝塚ならではのコスチュームプレイが美しかった。ヒロインの二人(真彩希帆・音波みのり)が宝塚らしい娘役芸を見せてくれて、気持ちのいい舞台だった。
・舞音&GOLDEN JAZZ(月)
お芝居は、なんとも消化不良な内容。ショーは、愛希れいかセンターの場面が忘れられない。
・Ernest in Love(花)
昨年1月に上演された舞台の再演。再演用に、役替り公演が追加された。鳳月杏は、やっぱり何やらせても達者だな~音くり寿は、可愛いんだけど……何をどうしたらステップアップになるのか…難しいなぁ~
・For the people(花)
轟悠主演作品にリンカーンを持ってきたアイデアはいいと思う。が、出演者に極端な黒塗りを強いたり、演出に独りよがりを感じる舞台だった。だいたい、ヒロインと2番手が光らない舞台って…
・Shakespeare&HOT EYES!!(宙)
シェイクスピアの人生を描くという目的は達していたと思うが、テーマの絞り方に問題を感じた。シェイクスピアの紡ぐ言葉だけが特別(400年も朽ちない)のであれば、シェイクスピアの作品から引用したセリフをそれ以外の登場人物に喋らせたらダメだろうがっショーは、大階段出しっぱなしというのがウリだったが、結局、大階段は要らなかった…ということが年末に明らかになったのだった…
・激情&Apasionado!!III(月)
珠城りょう&愛希れいかコンビが一足早く全国ツアーにお目見えした。作品はどちらも再演ものだったが、「激情」は珠城のために書かれたのか、と思ったほど。ショーは、祐飛さんのファンには懐かしいものだったが、新コンビへの期待で胸がいっぱいすぎて、上演中は、昔のことは思い出さなかった
・Voice(月)
昨年も龍真咲コンサートをやっていたが、また違った形で楽しませてもらった。男役として演技をしているより、こういったショーの方が楽しく観られるスターだった気がする。
・るろうに剣心(雪)
マンガの登場人物が宝塚の舞台に再現される…なんて、ベルばらの昔からやっていたとはいえ、現・雪組の再現力には言葉を失うレベル素晴らしかったです。
原作ファンではないので、小池先生のアレンジがあれでよかったかは、よくわかりませんが…ま、宝塚版は、どうしても外伝的内容になる方が無難ですよね。「ルパン三世」もそうだったけど。
・ヴァンパイア・サクセション(宙)
真風涼帆主演のDC作品は、石田先生のヴァンパイアもの。私は現代のおとぎ話として、楽しく観劇した。
華形ひかると美風舞良のカップルが大人でステキだったな~
・王家に捧ぐ歌(宙)
未見。
博多座公演、行きたかったのだが、都合により、旅行はキャンセルとなった。無念。
・こうもり&THE ENTERTAINER!(星)
お芝居は、楽しい作品だった。ショーは、野口先生の大劇場デビュー作品。音楽にもこだわりが感じられて、美しい舞台だった。北翔海莉のエンターテイナーぶりが十分楽しめる2作品だった。
・ドン・ジュアン(雪)
音楽がすごかった。望海風斗歌います的な。
物語はちょっとわかりづらかったけど…てか、誰に共感していいかわからないし。
・One Voice(星)
未見。退団発表した北翔&妃海のバウ公演なんて、行けるわけないわ。
・ME AND MY GIRL(花)
久しぶりに大劇場に帰ってきた“ミーマイ”。役替りも含め、話題満載だったし、明日海りおにビル役はよく似合う。
とはいえ、新人公演で演じた役を本公演でも演じる…それって何度もやるもんじゃないよね。やっぱ、オリジナルを見たいよ。
・ローマの休日(雪)
原作ファンなので、ちょっと違うかなーという感想が拭えなかった。原作を踏襲し過ぎて宝塚に向かない部分が多くて。演出のせいかな
・NOBUNAGA&Forever LOVE!!(月)
スピード感満載で、有名な登場人物も満載で、すごく楽しかった。そんな中でも、少しも弱まることのない、まさお節…すでにこれは奇跡かもしれない。ショーは、藤井先生から龍へのラブレターだった。が、愛希中心の場面が一番印象的だった。ま、愛ってそういうものよね。
・仮面のロマネスク&Melodia(花)
これは、大空&野々の舞台を大切にしている側からすると、ちょっと無理…。演出も違いすぎて…ショーは、客席降りが楽しかった。
・アイラブアインシュタイン(花)
谷貴矢先生のデビュー作にして、瀬戸かずや初主演作。
えーと、えーと…ツッコミどころが多すぎて、どこから話していいかわからない。
あきらがカッコよかったから、まいっか…
・エリザベート(宙)
三人のルドルフを1回ずつ、観劇。今回、ルドルフとエルマーの関係性が面白かった。
・FALSTAFF(月)
未見。さすがに行けませんでした。
・Bow Singing Workshopシリーズ(全組)
未見。さすがに3日間の公演では…
・アーサー王伝説(月)
珠城りょうプレお披露目公演。石田先生の演出作品らしく、あちこち下品なセリフもあって気になったことと、これってものすごい悲劇なんだよね…という辺りが引っかかったが、出演者がみなコスチュームがよく似合って素敵だった。
・桜華に舞え&ロマンス!!(星)
北翔&妃海のサヨナラ公演に相応しく、泣き所がいっぱいの2作品。あまり何度も観劇することはできなかったが、お芝居は、鹿児島弁がぜんぜんわからん~でも、泣けた
ショーは、久々のロマンチックレビューが、北翔の雰囲気に合って、とてもよかった。
・バレンシアの熱い花&HOT EYES!!(宙)
お芝居は、伶美うららの渾身の芝居に泣かされた。ショーは、大階段がなくても、宙組の魅力はまったく問題ないということがわかったステージだった。
・双頭の鷲(宙)
轟悠の主演作品として、植田景子先生は、「双頭の鷲」を持ってきた。耽美だったり、ワークショップ的だったり…景子先生ワールドが展開していたが、もとの戯曲の魅力もあり、感動のステージとなった。
・タカラヅカスペシャル(全組)
未見。今年は「磁場」のクリスマスでした。
・私立探偵 ケイレブ・ハント&Greatest HITS!(雪)
正塚先生のサスペンスだけど、甘々のラブストーリーになったのは、ちぎみゆのせいショーも私には懐かしい曲ばかりで、とても楽しかった
★今年観てない作品とその理由など。
スペシャル的な公演を除くと、「王家に捧ぐ歌」と「One Voice」と「FALSTAFF」。スケジュールとチケ難ですね。
★一番感動した作品
『激情&Apasionado!!III』かな。アパショで大空さんを思い出させなかったそのエネルギーに感服。
★不快感を覚えた作品
『アーサー王伝説』(月)のセリフがちょっとだけ…ね。珠城主演じゃなかったら、もっとボロクソ書いてたかもしれないけど、一応、お披露目だし…あんまり悪く書きたくないからこの辺で。
★一番座席を揺らした作品
『アイラブアインシュタイン』(花)。どこから突っ込んでいいのかわからない。腹筋が鍛えられました
★一番じゃないけど吹いた作品
『Voice』(月)かな。龍真咲のエンターテイナーな部分が第2部では、かなり発揮されていたと思う。
★一番好きだった大空祐飛
演劇系のところで書けなかったから、ここに書く。
「ル・リアン」かな。可愛かった~
★感動したこと
珠城りょう全国ツアー初日。客席降りで目が合ったような気がする(石を投げないでください)
★有り得ないと思ったこと
宙組トップ娘役の空位。「双頭の鷲」の王国が10年国王不在とか言ってる場合じゃなかった。
★おめでとう!
「エリザベート」20周年ガラコンも楽しみです
★泣いた作品
『桜華に舞え』久々の号泣あとは『バレンシアの熱い花』の別れのシーンに泣いた。
★今年一番血が騒いだテーマ曲
テーマ曲じゃないけど、『自分のことだけ考えて』だっけ。ミーマイのジャッキーの曲はたぎりました。ちなつちゃんがジャッキーでも、ヒゲ紳士でも。
★今年のベストロケット
うーん…あんまり記憶がないなぁ~
★今年のベストヒロイン
伶美うらら たぶんね、こうして挙げられることも今後はないだろうから。忘れられない美女っぷりでした。
★団体賞
『ロマンス!!』の友情の場面。ダンスもかっこいいし、音楽も素敵だった。
★今年発掘した生徒or伸びたな~と思った生徒
花組…綺城ひか理(新公、花開きましたね)
月組…美弥るりか(いまさらと思われるでしょうが、今年一番インパクトがありました
)
雪組…彩みちる(この子、ホント無理だわ、かわいくない…と思っていた時から、目が離せない…まで1公演で行ってしまうのは、すごいと思います)
星組…夢妃杏瑠(いまさらと思われるでしょうが、とにかく綺麗になった
)
宙組…和希そら(いい顔になった)
新年は、珠城りょうお披露目公演からスタートですね。楽しみです。
“今日は何の日”
【12月30日】
足利義満が室町幕府第3代将軍に就任(1368=正平23(南朝)=応安元年)。(←旧暦。新暦では、1369年2月7日となる。)
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