掛川城

名古屋の帰りに掛川で途中下車、掛川城に行ってきました。

東海道新幹線の掛川駅から徒歩10分。前回の小峰城同様、駅からの整備が完璧で、グーグルマップ様の出る幕はなかった。

掛川城1.jpg

この天守は、再建(木造)のもの。もとの天守は、安政元年の地震で崩壊したとのこと。
1994年に10億円の募金を集めて、戦後初めて「木造で再建」、掛川市のシンボルとなっているそうだ。

天守と現存する二の丸御殿(重要文化財)の中は、写真OK[exclamation]
この太っ腹が好感度大です[黒ハート]

こちらの写真は、二の丸御殿から天守を撮影したもの。
本丸はなく、政庁としては二の丸御殿が使われていたらしい。

二の丸御殿と天守の間は、ご覧の通りの高低差があり、見上げる感じがちょうどいい。
三層四階の入母屋造り。
初代の天守を築いた山内一豊が、後に築いた高知城をモデルに造られているのだとか。
こじんまりとしてるけど、天守らしい風情はあって、気に入りました[ぴかぴか(新しい)]
歩くと床がキコキコ鳴るし、階段の勾配は急。再建とはいえ、バリアフリーというよりは、忠実な再現を心掛けた感じ。昇るの、大変でした[あせあせ(飛び散る汗)]

一方、二の丸御殿の方は、さすが重要文化財[ぴかぴか(新しい)]

掛川城2-2.jpg詳細は、「写真帳」の方にアップするつもりだが、重要文化財の中を自由に撮影できるのって、なかなかないので、撮りまくってしまった[ダッシュ(走り出すさま)]

ちなみに、本丸御殿が現存しているのは、川越城・高知城・あと佐賀城に一部のみ、二の丸御殿が残っているのが、二条城とこの掛川城のみなんだとか。
天守なんか12も残っているのだから、御殿の方が貴重かも[exclamation&question]

写真は、天守台から撮影した二の丸御殿の全景です。

掛川城3.jpg

こちらの写真は、天守台から撮影した周辺の風景。
天守の中は昇るだけで疲れてしまって、中での写真は、気づいたら一枚もなかった…[爆弾]

百名城に行くと、記念のスタンプを押せるのですが、もし、押し忘れたら…と不安になるので、私は、まずスタンプを押してから観光をしています。
今回、スタンプは二の丸御殿に設置されていたので、チケット購入⇒そのまま天守方向へ上り⇒天守裏の階段を降りて二の丸御殿へ⇒スタンプを押して⇒二の丸御殿見学⇒再びもと来た道を上って天守へ⇒天守閣最上階へ昇る⇒降りる⇒またまた二の丸御殿方面へ下りる⇒竹の丸へ…という、アップダウン激しい行程を辿ってしまった…[ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)][ダッシュ(走り出すさま)]

帰りの道々、足がガクガクしてしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]

実は、掛川城に行く途中の道で、見知らぬご婦人から、生け花展の招待券をいただいてしまったのです[あせあせ(飛び散る汗)]竹の丸でその生け花展が行われているとのことだったので、そちらにも寄ってきました[黒ハート]
(小学生の作品もあり、見事な大作もあり、生け花の世界に、あらためて心洗われました[ぴかぴか(新しい)]

帰りはさらに遠回りをして、大手門へ。川沿いに少し歩いた先にあります。

掛川城4.jpg

こちらは1995年に再建されたものだそうです。二階建ての立派な大手門。

掛川城5.jpg

こちらの、大手門番所は、1859年に造られた(再建)ものだそうです。
大手門の番所が現存するのは、全国でも珍しいとのこと。

掛川城6.jpg

駅に戻ると、最近では珍しい二宮金次郎の像が[exclamation×2]
昔は、どの小学校にもあったような気がするのですが、最近、ほんと見かけないですよね。

なんか、懐かしい[黒ハート]

さて、現在JR東海でキャンペーンをやっていて、駅でクーポン付きの案内を貰った。
そのクーポンで、なんと、焼酎をいただいてしまった[るんるん]

掛川城7.jpg

「みずから・おのずから」と読むそうですが、栗焼酎。ほんのりと甘くて、とても飲みやすかったです。

キャンペーンは、来年3月までやっているそうなので、次は、別の駅に行ってみようかな~[わーい(嬉しい顔)]

ちなみに、三島は山中城、静岡は駿府城、掛川は掛川城、そして浜松は浜松城…と、どの駅にもお城があるのです[揺れるハート]
(浜松城だけ、百名城になっていません。)

“今日は何の日”
【10月24日】
伊藤博文が初代貴族院議長に就任(1890=明治23年)。

前年に発布された大日本帝国憲法に基づき、この年、帝国議会がスタート。皇室男子も皇族議員として全員参加。華族については、公爵・侯爵は自動的に参加、伯爵・子爵・男爵が選挙による互選で議員となった。
ちなみに伊藤博文は、公爵だったそうです。

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