桜の美しい中、宝塚大劇場に行ってきました。
花組公演「カリスタの海に抱かれて」と「宝塚幻想曲」。いつものように、第一印象を箇条書きで語ってみたいと思います。
- お芝居は、大石静先生の脚本、石田先生の演出。思い出すなぁ
- 今度は、歴史上の有名な人物を主人公にした作品ではなく、ほぼフィクション。地中海の島を舞台に、幼馴染の二人が、独立運動のリーダーと、総督府の武官として再会、しかも、二人は同じ女性を好きになってしまうというストーリー。まあ、王道のトップ、トップ娘役、2番手の物語です
- 子供時代の彼らを真鳳つぐみ&春妃うららが演じていて、超かわいい
- ロベルト(芹香斗亜)は、ずっと同志の一人、アリシア(花乃まりあ)を愛しているが、まったく相手にされていない。恥ずかしがっているというレベルではなく、本当にイヤそうに見えるのは、それでいいんだろうか
- そんなアリシアは、カルロ(明日海りお)を見た途端、恋に落ちる。総督の娘のイザベラ(仙名彩世)もカルロを見た途端、恋に落ちる。そして、彼女に寄ってきた副官のベルトラム(鳳月杏)につれない素振り。どうやら、この島の女性たち、自分の感情に正直すぎるらしい
- ベルトラムは、イザベラのあからさまな態度に意気消沈するが、ロベルトは、アリシアの態度がどうでも、結婚する決意は変わらない。親が決めた婚約者ではあるらしいが、いったいロベルトはアリシアのどこがいいんだろうか。諦めた方が幸せになれるような気がする
- シモーヌ(城妃美伶)が、クラウディオ(鳳真由)の子供を宿したという辺りで、おおっ
と思ったのだが、無血革命が成功し、何事もなくドラマは終了。えーと…これから…アニータ(美穂圭子)に取りつかれたロベルトの粛清の日々が始まるのでしょうか
- ナポレオン(柚香光)がこのままおとなしく帰るとは思えない。血で血を洗う悲劇の予感
- しかし、トップコンビは、幸せに旅立っていった。シュール。だけど、嫌いじゃないです、この話
- ショーは、稲葉先生。最近、ティンパニーのドコドン
に嵌まってます
- 色使いがとても好みだった
- 黄色い衣装の場面が、私的には一番好み
- 黒燕尾の群舞はとても斬新だし、東京に行く頃にはもっとよくなりそうだけど、今の段階では、私の趣味ではなかった。グランジュテ(っていうのかな?)とかされると、女の子のバレリーナに戻っちゃう感じで、男役に見えないのがつらい~
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