せっかくなので、前回、1991年雪組公演との対比表を作成してみた。
主な配役 | 今回出演者 | 前回出演者 |
ジェイ・ギャツビー | 瀬奈 じゅん | 杜 けあき |
デイジー・ブキャナン | 城咲 あい | 鮎 ゆうき |
*~*~* | ||
警視総監 | 汝鳥 伶 | 矢吹 翔 |
ヘンリー・C・ギャッツ | 汝鳥 伶 | 岸 香織 |
ジョージ・ウィルソン | 磯野 千尋 | 古代 みず希 |
エリザベス・フェイ | 梨花 ますみ | 真咲 佳子 |
セイヤー夫人 | 梨花 ますみ | 早原 みゆ紀 |
マイヤー・ウルフシャイム | 越乃 リュウ | 高嶺 ふぶき |
アンソニー・フェイ | 一色 瑠加 | 飛鳥 裕 |
スラッグル | 一色 瑠加 | 風見 玲央 |
カーター | 一色 瑠加 | - |
ニック・キャラウェイ | 遼河 はるひ | 一路 真輝 |
ジョーダン・ベイカー | 涼城 まりな | 小乙女 幸 |
トム・ブキャナン | 青樹 泉 | 海峡 ひろき |
マートル・ウィルソン | 憧花 ゆりの | 美月 亜優 |
ヒルダ | 妃鳳 こころ | 野添 さゆ紀 |
サリー | 美夢 ひまり | 白鷺 まどか |
マーゴット・ニコルソン | 美夢 ひまり | 灯 奈美 |
ユーイング・クリフスプリンガー | 綾月 せり | 和光 一 |
サム | 綾月 せり | - |
ジュディ・フェイ | 羽咲 まな | 純名 里沙 |
ビロクシー | 光月 るう | 轟 悠 |
キャサリン | 夏月 都 | 朝霧 まい |
ラウル | 彩央 寿音 | 香寿 たつき |
ニコルソン市長 | 華央 あみり | 亜実 じゅん |
ビル | 華央 あみり | - |
ミニー | 紗蘭 えりか | 五峰 亜季 |
ボブ | 美翔 かずき | - |
レクエルドの歌手 | 沢希 理寿 | ? |
ディック | 宇月 颯 | - |
ギャツビー(少年時代) | 彩星 りおん | 有未 れお |
エディ・ニコルソン | 紫門 ゆりや | 和央 ようか |
ジャッキー | 白雪 さち花 | 優美 かがり |
ニッキー | 咲希 あかね | 大翔 かおる |
すみません。レクエルドの歌手というのが、よくわかりませんでした。
それと、カーター、サム、ビル、ボブ、ディックというのは、前回の配役表にはなかったので、新たに作られた若者の役かな?などと想像している。
この表を作成するに当たって、古いプログラムを出してきた。
そこに小池先生の長い一文があった。それによると、このミュージカル上演より前に、原作者であるF・スコット・フィッツジェラルドの一人娘・スコッティは死去しているらしい。そして、初日を観劇した著作権受託者であるブルッコリ氏(フィッツジェラルド研究の第一人者)は、このパフォーマンスを絶賛している。
どころか、「もしスコッティがこの舞台を見たら、どの映画よりも喜んだろう」とリップサービスをしてくれたらしい。
遺族の反対で再演できなかった、という噂は単なる噂だったのだろうか?
なお、当時の上演タイトルは「華麗なるギャツビー」。これは、ロバート・レッドフォード主演で映画化された際の邦題であり、当時はこのタイトルの方が一般的だった。
現在は、村上春樹氏の翻訳本も「グレート・ギャツビー」名で出版されているし、この改題は時代に即していると思う。
この記事へのコメント
舞
いつも楽しく拝見しております。
私は古い宝塚ファンで、今はほとんど観劇していないのですが、
雪組で「華麗なるギャツビー」を上演していた時が、一番熱心に観ていました。
「レクエルドの歌手」の件ですが、初演では香寿たつきさんがされていました。
ギャツビー邸でのバーティーの場面でギャツビーから「ラウル、何か歌ってくれ」と言われ、「いいんですか?それじゃぁ、レクエルド」と言って、朱未知留さんとデュエットされました。
初めてのコメントで長々とすみません。
とても懐かしくて、色々と思い出してしまいました。
夜野愉美
コメントありがとうございます。
そして「レクエルドの歌手」についてご教授いただきありがとうございます。
あの香寿さんと朱さんの素敵なデュエットが“レクエルド”なんですねー。
当時は、1公演を一度観る程度のファンだったので、詳細は覚えていませんが、そのデュエットが素晴らしかったのだけは、とてもよく覚えています。
朱未知留さんというシンガーを認識したのも、そのデュエットでした。
今回は、ラウル役の彩央さんではなく、沢希さんが歌うのかな?
また遊びにいらしてくださいね。