飫肥から青島、そして…

少しだけ、飫肥の景観地区の写真を。地方における小規模な城下町の典型的なものとして1977年に九州で最初の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。 武家屋敷を中心とする街並みが続いていて、城だけでなく、街ごと眺められる感じです。食事の後、外に出ると雨が小止みになってきたので、バスが来るまでの時間、少しだけ探訪してみました。 クリーニング屋さんなのですが、看板も古風… 用水路に鯉がいます バスで飫肥駅へ。風情のある駅でした。JRに揺られ、次は青島へ。JRの駅って、中心地から少し離れたところにあるので、ここはどことなりましたが、グーグルマップ先生のおかげで、どうにか辿り着けました。 青島は「島」なので、橋を渡ります。 鳥居が見えてきました。 青島神社、到着です。一緒に行った城友達が御朱印集めをしているので、海を臨む神社を選んでみました。 こちら、鬼の洗濯板。この風景が遠く広がっていて、圧巻です。 鳥居の向こうに海観光客が多いのでしょうね。おみくじも種類がたくさんあって、面白かったです。 宮交ボタニックガーデンというのがあり、南国の花や木がたくさん見られて、こちらも楽しかったです。 ボタニックガーデンから見た青島。 ボタニックガーデン内の…これはピラミッドこのあと、空港まで行くバス停を見つけるのにちょっと苦労しましたが、無事、宮崎空港に到着。お土産に飫肥天を購入したりして、旅を終えました。 カットマンゴー、めちゃくちゃ…

続きを読む

飫肥城

今回の旅の大きな目的のひとつ、飫肥城しかし、ここにきて、順調だった旅の天気が…朝から雨 宮崎駅からJRで飫肥駅まで行き、そこから天気を考慮、タクシーで飫肥城へ。お天気だったら歩けるほどの距離です。タクシーを降り、バスターミナルのような場所で、ちょっと観光案内していただく。飫肥城周辺は、武家屋敷がたくさん残っていて、小村寿太郎(ポーツマス条約締結時の外務大臣)の生誕地(記念館)もあって、お城だけでなく飫肥全体をアピールしている模様。この場所では組み合わせ割引チケットのみ販売している。その後の観光予定を考え、武家屋敷や記念館はスルーすることにして、飫肥城へ。いろいろ質問したわりに、あっさりスルーしてすみませんでした。 はい、飫肥城です。到着したあたりで、雨が大変なことになっている中、ここまで来たのだから…と、必死に傘を握りしめて城内に。 ここ、宮崎は、シラス台地。かなり雨が強く降っていても、水はけがよくて、変に感動してしまった。写真小さいけど、わかりますかね雨が素早く浸み込んでいくので、城内の歴史資料館に行くまでは、わりと楽でした。 こちらは、大手門西側の土塁です。木の向こう側が一段高くなってますよね。この土塁の向こう側が、大手門前の空堀になっていて、大きな落差を生んでいます。 この時、雨はこんな勢いでした。排水溝を流れる水をご覧ください。でも、まだ、水たまりにはなってないですよね。シラス台地、恐るべし、です。 ここで、歴史資料館へ。窓口のスタッフさんがとてもやさしくて、百名城のスタンプは…

続きを読む

天岩戸神社へ

槵觸(くしふる)神社の後は、観光協会のスケジュールに戻り、路線バスの旅になります。 とはいえ、まずは、高千穂峡に戻らねば…(設定では、12時に観光協会(バスセンター)に集合、チケットを受け取ったら、三々五々徒歩で高千穂峡に向かい、高千穂峡を満喫した後、タクシーで観光協会に戻る…ということになっている。朝から前倒しで高千穂峡を楽しんだ我々は、その時間で槵觸神社を堪能したものの、元の行程に戻るには、またまた同じ道を高千穂峡に向かうしかない…。ちなみに、徒歩で向かった高千穂峡から、なぜタクシーで戻って来るかというと、帰りは上り坂になるのでお年寄りなどは、やはり疲れるということを勘案してるのかと…。) 槵觸神社の帰り道で見かけた「高天原(たかまがはら)神社」。こちら、既にご本体は移転していると書いてありましたが、お詣りだけさせていただきました。 夜神楽の「彦舞」像。説明文を読むと、こちらが猿田彦の姿なのかもしれません。鼻も長いですしね。(やたらと猿田彦にこだわっているのは、昔、大空祐飛さんが、猿田彦をモデルとした“サダル”という役をやっていたからです。) 再び高千穂峡に戻り、タクシーでバスセンターに戻り、指定された路線バスで「天岩戸神社」へ。 天照大神にお迎えしていただきました。 こちらが、天岩戸神社鳥居です。 芭蕉の句碑がありました。いや~どこにでも芭蕉は行くんですね…と思ったのですが、これは特に高千穂が舞台というわけでもなさそうな… 「梅が香にのっと日乃出る山路哉」…

続きを読む

槵觸(くしふる)神社とその周辺

ボートのあとは、予約していた路線バスを利用した高千穂観光。12時集合だったけど、荷物を預けに早めに観光センターに行ったところ、使用するチケットなど全部受け取れてしまい、ほぼ自由散策に。ラッキー まずは、朝、高千穂神社に行った際、槵觸(くしふる)神社の御朱印も一緒にお願いしてしまった友人のために、ちゃんと槵觸神社にお詣りすることに。 途中、猿田彦のお店を発見昼はやっていなかったけど…。 歩いている途中に見つけたお店で早めのランチにしちゃいました。焼きそば、おいしかったです出していただいた梅干しも やってまいりました、槵觸神社高千穂神社で御朱印をいただいた…ということは、ここは社務所に人が常駐していない神社…静かでした。 とても古い社殿に見える。拝殿の向こうに本殿(回り込んで横から撮影したこの建物)のあるスタイルなので、とても由緒正しい神様が鎮座ましましている天孫降臨の地と言われているそうで、御祭神は「ニニギノミコト」(天津日子番邇邇杵命)…由緒正しすぎた 高天原遥拝所。天孫降臨後、諸神がこの丘に立って高天原を遥拝されたと伝えられる場所とのこと。すごい神聖な空気が流れるような場所でした。 神々の系譜が建てられていたので、しっかり撮影しておきました。古事記とか、こういうチャンスなら勉強できるかも…ですね。 こちらは、四皇子峰(しおうじがみね)。上の看板に記載されている通り、神武天皇(神大和磐余彦命)は、ニニギノミコトのひ孫。四兄弟だったらしい。その四皇子が生ま…

続きを読む

高千穂峡ボート遊び

高千穂峡のボート乗り場まで、歩いて10分ほど。途中からけっこうな坂道になりますが、清々しい気分マイナスイオンを感じる~ 到着しました~高千穂峡は、今から約27万年前、14万年前、12万年前、9万年前の四回の阿蘇火山活動によって噴出した火砕流が冷え固まったものに、川などの浸食があり柱状節理の峡谷になったものなのだとか。断崖・峡谷は7キロにわたって続いていますが、遊歩道のあるエリアは1キロくらいだそうです。 ボートは、事前に予約していたので、スムーズに借りられました。土日はネットで予約していった方がよいと思います。朝9時前に到着だったけど、駐車場はもういっぱいで、たくさんの人が待っていました。 真名井の滝(高千穂峡にある有名な滝)が見えてきました。上の「御橋(みはし)」からの絶景は、後ほど載せます。 一緒に行った城仲間の友人にボート漕ぎを任せ、もっぱら写真担当の私。原始を感じる岩に興奮して、がっつり写真を撮りまくってました。(写真はエアドロップで友人に共有。一瞬で共有できるの、便利ですね) 真名井の滝の涼やか&豪快な雰囲気は、動画でご覧ください。 ボートは滝の近くで立ち止まるようなエリアがあって、そこでしばらく休みつつ滝を眺められるのですが、あまり長居をすると、滞留ボートの最奥に押しやられて出発できなくなる罠…罠にかかりつつ、滝に日が差して、光輪ができるところを撮影しました。 この奇岩とか、ずっと眺めていられる…自然の力を感じますね。 ボートで行けるのは…

続きを読む

朝の高千穂神社

高千穂で一泊し、翌朝、早起きして高千穂神社に行ってきました。前夜、様々なところで、「夜神楽に行きますか?」と聞かれた。毎夜、高千穂神社で神楽を上演しているらしいのだが、それを聞いて調べたところ、既にインターネットの予約は満席で、あとは先着順の席があるのみ…高千穂牛を食べに行きたい我々は、肉>神楽状態だったため、元気に「行かないです!」とお答えしてしまった。 高千穂峡に行く前に神社に寄ったのですが…「神楽に行くか」と聞かれるわけだわ…めっちゃ近かったです、高千穂神社 神社の正面に「川端康成文学碑」発見「山川不老」の文字は、川端が残した“高千穂の印象”とのこと。 駐車場から鳥居を臨む。観光バスも停まれる大きな駐車場があります。 8時台で既に暑くなり始めていたけれど、清浄な神社の空気にシャキッとした。 樹齢800年のスギの巨木。高千穂神社は、鎌倉幕府の信仰が厚く、源頼朝の代参として、畠山重忠公(「鎌倉殿の13人」で中川大志さんが演じていたあのイケメン重忠様です)が参詣、そのお手植えの杉がこの大木なのだそうです。そんな歴史がここに存在している…そんなことをずっしりと感じる巨木の姿でした。 こちらは「夫婦杉」。早朝の境内はとても気持ちよく、しっかり心洗われる時間でした。

続きを読む

阿蘇から高千穂へ…

熊本城を堪能し、名残惜しさを感じつつ、高千穂に向けて出発。当初、もくろんでいたバスでの旅は、午後便が欠航になってしまって無理になったので、タクシーツアーとしゃれこみました。(九州なのに、清水の舞台から飛び降りた…) 途中、道の駅「あそ望の郷」で休憩。大自然が気持ちいい もう、夏ですね… さすがタクシー、高千穂はホテルまで送っていただきました。ホテルにチェックインしてすぐ、夕食へ… 神話の町、高千穂では、神様の像が至る所にあり、我々を迎えてくれます。こちらは手力雄命(タヂカラオノミコト)。岩戸にこもった天照大神(アマテラスオオミカミ)が少し開いた隙間から、岩を押し開き、長野の戸隠まで飛ばした、力持ちの神様です。 高千穂牛のステーキをいただきました。サーロインだぜっ デザートも小粒だけど、めちゃくちゃ甘くて美味しかったです。左からブドウ、マンゴー、メロン。 初日からめちゃくちゃテンションも上がり、癒された時間でした。

続きを読む

熊本城再び…

平成28年熊本地震によって大きなダメージを受けた熊本城に、8年経過した状況を見に行ってきました。 遠くに天守閣が見えると、それだけでゾクゾクします。 まずは、加藤清正公にご挨拶。地震が起きた年、私は、大河ドラマで清正役を演じた俳優さんのファンになった。そんな、ちょっと苦い思い(わからない方は「真田丸 清正」で調べていただければ、なるほど…となります)を抱きつつのご挨拶でした。 城に登る前に腹ごしらえ。城下で、うにコロッケとビールで乾杯(午前中)写真には出てないけど、きびなごのフライもいただきました 登城日の分かるプレートがあったので、撮影 石垣、がっちりガードされてました 至る所に、痛々しい箇所があるんですよ 言葉もありません 刀剣乱舞の特命調査「慶長熊本」でおなじみ、「闇(くらが)り通路」。本丸御殿が2つの石垣を跨ぐように建っている構造から、地下通路を通って行き来することになります。昼でも暗いため「闇り通路」と呼ばれています。今は、立入禁止になってました。 天守閣前のイチョウの大木。この木が天守閣の高さになった時に異変が起きるだろうと、築城した加藤清正が語ったとか。その言葉通り、このイチョウが天守の高さまで大きくなった時に西南戦争により、熊本城の天守閣が焼け落ちたとか。その時にイチョウも燃えたのですが、新芽が出ていて、その後、現在の大きさまで順調に成長しているとのこと。ちなみに、熊本城、別名は「銀杏(ぎんなん)城」。このイチョウがその由来だそ…

続きを読む

2024年公演ラインアップ(雪組)

2024年 公演ラインアップ【東京建物Brillia HALL公演/梅田芸術劇場メインホール公演】 2024.06.11 2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【東京建物Brillia HALL公演/梅田芸術劇場メインホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    雪組公演 主演・・・朝美 絢、夢白 あや ミュージカル 『愛の不時着』 原作:tvNドラマ「愛の不時着」パク・ジウン執筆 ⓒSTUDIO DRAGON by CJ ENM, ALL RIGHTS RESERVED. 潤色・演出:中村 一徳 北朝鮮に不時着した韓国の女性と現地の軍人との恋愛…という、放映時、韓国のみならず、日本でも一大ブームを巻き起こした作品、実はミュージカル化されていたんですね。どんな作品になるか楽しみです。 一方、同時期に上演される別箱公演は… 2024年 公演ラインアップ【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/KAAT神奈川芸術劇場公演】 2024.06.11 2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/KAAT神奈川芸術劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    雪組公演 主演・・・縣 千 西洋奇譚 『FORMOSA!!(フォルモサ)』 -空想世界の歩き方- 作・演出/熊倉 飛鳥 18世紀に実在した、究極の偽書「台湾誌」。その作者ジョルジュ・サルマナザールを主人公に、その名声の高ま…

続きを読む

雪組次期トップ発表!

雪組 次期トップスターについて 2024.06.11 この度、雪組 次期トップスターに朝美絢が決定しましたのでお知らせいたします。 なお、朝美絢の新トップスターとしてのお披露目公演は、2024年11月30日(土)に初日を迎える雪組 東京建物Brillia HALL公演『愛の不時着』となります。 トップ発表、おめでとうございます 95期からは4人目のトップスター誕生ですね同期の柚香光は既に退団し、月城かなとも退団公演中…ということを考えると、遅い就任(研16)なのかもしれないけれど、満を持して、円熟期にトップを迎える喜びもきっとあると思うので、満開の花が咲くのを楽しみに待ちたいと思います。 本当におめでとうございます  

続きを読む