ご挨拶

2023年もあと少し。 今年も本ブログを訪れてくださいまして、ありがとうございました。 写真のグラスは「憂国のモリアーティ」両陣営を象徴するグラスです。スパークリングを呑みながらの大晦日です。 宝塚ファンにとっては、ここ数年のコロナより厳しい年になりました。今は、ただ、祈るしかない…そんな気持ちです 一方、私は、新たな業界に片足を突っ込み、 バタバタな一年でもありました。来年は、花開くことを願っています 更新もままなりませんが、来年も当ブログをよろしくお願いいたします。 皆さま、すべてにとりまして、2024年がよき年でありますように。 何もかも脱ぎ捨てて、ただ勝つ一年でありますように。 2023年12月31日 夜野 愉美

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今年観た舞台、総ざらい

恒例になりました宝塚以外の舞台の総括です。 (1) ミュージカル作品(音楽劇を含む)観劇したのは、次の作品です。1月 チェーザレ(明治座)、キング・アーサー(新国立劇場中劇場)、李香蘭(紀伊國屋サザンシアター)2月 ミュージカル憂国のモリアーティOp.4(銀河劇場)、バンズ・ヴィジット(日生劇場)、逃げろ!(新国立劇場中劇場)3月 魔法使いの約束(銀河劇場)、ジキルとハイド(東京国際フォーラムホールC)、マリー・キュリー(銀河劇場)、鋼の錬金術師(日本青年館)、曇天ガエシ(新国立劇場中劇場)、SPY×FAMILY(帝国劇場)4月 xxxHOLiC(銀河劇場)、薄桜鬼真改ー山南敬助篇ー(シアター1010)5月 ミュージカル刀剣乱舞「花影ゆれる砥水」(TOKYO DOME CITY HALL)、エロイカより愛をこめて(渋谷区文化総合センター大和田さくらホール)、「エリザベス・アーデンVSヘレナ・ルビンスタイン」(日生劇場)、BACK BEAT(東京建物Brillia HALL)6月 FACTORY GIRLS(東京国際フォーラムホールC)、ダーウィン・ヤング(シアタークリエ)、サニー(東京建物Brillia HALL)7月 ダ・ポンテ(東京建物Brillia HALL)、魔法使いの約束(銀河劇場)8月 Trace U(浅草九劇)、ムーラン・ルージュ(帝国劇場)、ファントム(東京国際フォーラムホールC)、スクール・オブ・ロック(東京建物Brillia HALL)、Neo Doll(シアター・サンモール…

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彩風咲奈、才能と努力の日々(クロニクル)

あらためて、彩風咲奈クロニクルです。 2007年 3月、星組大劇場公演『さくら/シークレット・ハンター』で初舞台。5月、雪組に配属。 2008年 1月、大劇場公演『君を愛してる/ミロワール』出演。2月、同東京公演。5月、バウホール公演『凍てついた明日』出演。6月、一部配役を入れ替えたバウホール公演『凍てついた明日』出演。ジョーンズ役。8月、大劇場公演『ソロモンの指輪/マリポーサの花』出演。新人公演でリナレス役(本役・音月桂)。10月、同東京公演。12月、シアター・ドラマシティ公演『カラマーゾフの兄弟』出演。レオニード役。2009年 1月、『カラマーゾフの兄弟』東上公演出演。3月、大劇場公演『風の錦絵/ZORRO 仮面のメサイア』出演。フライング・ホース役。新人公演では、オリバレス総督役(本役・凰稀かなめ)。5月、同東京公演。7月、大劇場公演『ロシアン・ブルー/RIO DE BRAVO!!』出演。新人公演で、ヘンリー・スペンサー役(本役・彩吹真央)。9月、同東京公演。11月バウホール公演『雪景色』出演。「愛ふたつ」米やん役、「花かんざし」巳之助役(トリプルキャスト)、「夢のなごり」伊予八郎直嗣役(Wキャスト)。12月、同東上公演(日本青年館大ホール)。2010年 2月、大劇場公演『ソルフェリーノの夜明け/Carnevale』出演。ジョゼフ役。新人公演でアンリー・デュナン役(本役・水夏希)を演じ、新人公演初主演3月、同東京公演。6月、大劇場公演『ロジェ/ロック・オン!』出演。ヴィンセント役。新人公…

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彩風咲奈退団発表!

雪組トップスター・彩風咲奈 退団会見のお知らせ 2023.12.26 雪組トップスター・彩風咲奈が、2024年10月13日の東京宝塚劇場公演 宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-の千秋楽をもって退団することとなり、2023年12月27日(水)に記者会見を行います。 なお、会見の模様はあらためてお知らせいたします。 12月26日の退団発表ってゆうひさんと一緒だな…なんて思ってしまいました。よりによってベルばらか…などと、ついつい思ってしまうスレた宝塚ファンではありますが、どうか、よき退団公演になりますよう…後日、クロニクルは作成します。

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花組集合日…

花組 退団者のお知らせ 2023.12.25 下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。    花組 舞月 なぎさ 柚香 光 -すでに発表済- 帆純 まひろ 星風 まどか -すでに発表済- 愛蘭 みこ 美里 玲菜 2024年5月26日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団 舞月さん、とうとう退団…なんですね… ほってぃは、そっか、今なのか…という感じ。 みこちゃんは、何かのショーで、すごくかわいい子がいると思って、それから注目していたのだけど… 玲菜ちゃんは、お姉さん(綺咲愛里)によく似ていて、ダンスでの活躍が印象に残る。 どうか、無事に公演を全うされますように…。

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公演見直し

2024年1~3月 宝塚歌劇公演日程の見直しについて 2023.12.15 宝塚歌劇では、11月14日に公表した調査報告書で対処すべき課題(提言)として指摘いただいた内容を真摯に受け止め、各種改善策に取り組んでいます。 そのうちスケジュール改革につき、「過密な公演スケジュールの解消」、「新人公演の在り方の見直し」等につきまして、前倒して実施いたします。 【見直しの概要】 ① 過密な稽古スケジュールの改善を図るために、稽古日数ならびに舞台稽古日数の増加などを実施します。そのため一部公演の初日を変更します。 ② 本公演(宝塚大劇場公演・東京宝塚劇場公演)の1週間あたりの公演回数を、「週10回」から「週9回」に変更します。 ③ 新人公演の在り方の見直しを図るため、2024年1月~3月の間の新人公演は、東京宝塚劇場のみの上演といたします。(以降につきましてはあらためてお知らせします) これにともない、2024年1月~3月の公演のうち、すでにチケットを販売している公演(販売間近のもの、宝塚友の会会員先行販売期間中のものを含みます)につきまして、誠に申し訳ございませんが、以下の通り公演日程を変更させていただきたく、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。 すでに宝塚友の会会員先行販売をはじめ、チケットをお買い求めいただいているお客様には、公演を中止する回が生じることとなり、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。 【公演ごとの変更点】 <星組宝塚大劇場公演> ●初日を「1…

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「演劇ドラフトグランプリ」

「演劇ドラフトグランプリ2023」 企画・プロデュース:荒牧慶彦総合演出:植木豪 演劇ドラフト会議MC:赤平大 構成:堀裕介音楽:田中マッシュ、HILOMU映像演出:佐々木章介照明:大波多秀起音響:山口剛史映像操作:荒川ヒロキ衣裳:伊藤祥子ヘアメイク:瀬戸口清香演出助手:杉山恵舞台監督:堀吉行、久保健一郎 総合司会:山寺宏一ナビゲーター:鈴木拡樹楽屋レポーター:高木俊アシスタントレポーター:田中涼星特別審査員&国歌独唱:中川晃教審査員:中野博之(週刊少年ジャンプ編集長)、川窪慎太郎(週刊少年マガジン編集長)、大嶋一範(週刊少年サンデー編集長)、松山英生(週刊少年チャンピオン編集長)、熊井玲(ステージナタリー編集長) 昨年から開催されている「演劇ドラフトグランプリ」、今年はお誘いいただいて、武道館に行ってきました「演劇ドラフト」じたいは、コロナ禍の頃、2.5次元俳優の間で【おあそび】レベルでやっていたのを見たことがあるので、アイデアは目新しいものではない。この企画のすごいところは、忙しい2.5次元界の俳優たちに、12月5日の本番を頂点とする何日かの稽古期間と本番をあけさせて、ドラフトに臨むというところだ。引き受ける方は、このドラフトグランプリが、やがては紅白レベルの国民的行事になってくれないと、割に合わない。なぜなら、ドラフト時点では、作品も役柄もまったくわかっていない状態だからだ。そんなオファーってなかなかない。プロデューサーの荒牧慶彦は、2.5次元というコンテンツの市民権のために、常に…

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宙組中止と組替え中止と

宝塚方面の毎日の情報がさすがにオーバーフロー状態で、しばらくブログを開くこともできなかった。来年20周年を迎える当ブログだが、さすがにこれまで通りの運営は難しいだろうな、というのが正直なところ。まさか、宝塚がこんなことになるなんて…今年の初めには考えもしなかったよ…(←ジャニーズファンの皆様もきっと同じ思いでいるんだろうなぁそれにひきかえ、歌舞伎は強いな) (追)<公演中止(11月25日~12月24日)>宙組 東京宝塚劇場公演『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』 2023.12.05 宙組 東京宝塚劇場公演『PAGAD(パガド)』『Sky Fantasy!』は、11月25日(土)初日より12月14日(木)までの公演を中止させていただいておりますが、12月24日(日)千秋楽までの全日程を中止させていただきます。 宙組 東京宝塚劇場公演の全日程が中止となり、お客様には大変ご迷惑をおかけすることになりましたこと、心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 【中止対象公演】 宙組 東京宝塚劇場公演 ミュージカル・ノワール『PAGAD(パガド)』~世紀の奇術師カリオストロ~ ショー・スピリット『Sky Fantasy!』 11月25日(土)初日 ~12月24日(日)千秋楽 までの全公演を中止させていただきます。 ※12月24日(日)まで、東京宝塚劇場チケットカウンターならびに自動発券機の営業時間は、10時~18時となります。(12月11日(月…

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「かけがえのない日々ー冷蔵庫のうえの人生ー」観劇

音楽朗読劇「かけがえのない日々ー冷蔵庫のうえの人生ー」 出演:大空ゆうひ 加藤梨里香ピアノ演奏:松木詩奈 作:アリス・カイパース演出:田中麻衣子 音楽:笠松泰洋上演台本:山谷典子歌詞:高橋知伽江照明:日下靖順音響:清水麻理子美術:関谷潔司衣装:ゴウダアツコヘアスタイリング:中原雅子照明オペレーター:岩田佳奈音響オペレーター:山本祥悟舞台監督:野口毅プロデューサー:栗原喜美子制作・広報:中村敦江広報:高橋映子票券:大井愛海制作助手:今井七萌協力:フラットステージ企画製作・主催:パルテノン多摩共同事業体 本邦初演で母を演じたゆうひさん。7年半の歳月を経ての再登場となった。2020年から、兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールでシリーズ化され、(初演も関西公演はここだった)その時からサブタイトルがつけられている。プロデューサーの移籍に伴い、2022年に再びパルテノン多摩でも同シリーズが上演された。少しキャストを変えて。母役は、その後、水夏希、彩吹真央、一路真輝、保坂知寿…と、ゆうひさんにも縁のあるメンバーが演じている。(娘役は、土井ケイト、木下晴香、藤野涼子、愛加あゆ、花乃まりあが演じ、関西と東京でキャストが変更した公演もある。サブタイトルは、母親が変わると変更されるらしく、一路真輝が母を演じた作品は、娘役が藤野涼子の場合でも、愛加あゆの場合でも、「愛しいクレアへ」になっている。 ゆうひさん的には再演だけれど、今回は、演出家も娘役もピアノも全部違うし、あれから7年以上経っているし、女性役の引き出…

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クリスマス前のパルテノン通り

ゆうひさんの公演を観るため、パルテノン多摩に行ってきました。 かの地は、もうクリスマスムード100%でした。この間、訪れたのは真夏だったのになぁ クリスマスツリー+リース。なんかリースの方が大きい気がしますが… 神殿のちょい手前にキティちゃんの像がさすれば、あなたは、月の女神、ダイアナか 神殿は、「オイディプス王」の時と変わらず、そこにありました。 夜バージョン。 夜のキティちゃん。 中央部分に大きなツリー状のものが立ってました。 ピューロランドに向かう道には、キティちゃん状の球体が。 反対側のツリー。 駅までの光りの道。 光のページェント、まっすぐの長い道が短く感じられるような、素敵な時間でした。

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