宝塚歌劇団の一件について
ご無沙汰しています。
ご無沙汰だったのは、夜野側の事情によるもので、エンタメ好きが高じてとうとう舞台の制作のお仕事を始めたのが原因でしたが、宝塚がこのような状況の中、一言二言書き散らかして仕事に行くことはできないな…と思い、しばらくブログを書けずにいました。
宝塚のことを愛して、その感想をブログに書いたり、Xやインスタグラムに書いているファンの方は数多くいらっしゃると思います。そのすべての方が、多かれ少なかれ今回のことに影響を受け、これまで通りの発信をできなくなっているのを感じています。
発信するのがすべてだとは思いませんし、これを機に、宝塚や観劇から少し距離を置くのもまた、ひとつの方法だという気もします。そんな中、今日は少し時間ができたので、私自身のことを少し書いてみようと思います。
ブログという発信手段が全盛期だった頃に、宙組トップスターだった大空祐飛(現・ゆうひ)さんのファンとして、たくさんのアクセスを稼いでいた自分の過去を振り返ると、このまま、何も言わずに、感想を書き連ねていくのも違うのかな、と思いました。
初めて宝塚に触れたのは、初演の「ベルサイユのばら」です。当時小学生だった私は、「将来、宝塚に入る!」と無邪気に言っていたそうです。しかし、いつの間にかそんなことも忘れ、普通の人生を送っていた私は、「ベルサイユのばら」再演のニュースに再び目を覚ましました。既に社会人になっていた私は、「宝塚に入る」ことはなくても「宝塚を愛する」ことはできるのだな、と知り、1990年2月月組公演「…