月組大劇場公演

今年初めての宝塚大劇場です。 前回の月組公演以来。コロナ前は、ほぼ全組来てたのに。コロナ以降、生活様式が変わった…というのは、もうほぼ克服してて、その後、昨年くらいからチケットが取れない+宿泊費の高騰で、ムラが遠くなってしまった。今回も、大劇場のテラスでお友達と合流、さっそく11時公演を観劇した。というわけで、いつものように、箇条書き形式で記載していきたいと思います。 今回は前ものが田渕大輔先生の日本もの「応天の門」。漫画原作のクライムサスペンス。探偵役は、この時期全国の受験生を助けるのに忙しい菅原道真公。・オールドファンには、かつての「花の業平」を思い出す内容も含まれている。やっぱり、藤原基経、いつの時代も最強ですね。今回は、おだちん(風間柚乃)が演じています・原作漫画はまだ終了していないそうなので、既に完結したエピソードから物語を構成、ラストで、まだまだ本当の終わりじゃない、みたいな演出を見せる。なかなかうまい作り・菅原道真は天才少年。その分、人の心の機微が分からない。「憂国のモリアーティ」のシャーロック・ホームズに似たキャラクター、しかももっと若い。これは、月城かなとのニンではないと思う。ただ、恋人関係でないバディになれるトップコンビは、やはり月組かな…・道真のバディになる昭姫(しょうき)は海乃美月。姉御肌でかっこいい役はピッタリ・原作ではバディ役になっている在原業平は鳳月杏。平安きっての色男というのが、ピッタリ。業平といえば、入内直前の藤原高子を盗み出した事件が有名だが、本作でも、高子…

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