キャラメルボックス「クロノス」観劇
演劇集団キャラメルボックス 2022クリスマスツアー「クロノス」
原作:梶尾真治(「クロノス・ジョウンターの伝説」徳間書店刊)脚本・演出:成井豊
演出補:白坂恵都子美術:キヤマ晃二+稲田美智子照明:勝本英志(Lighting Lab)音響:早川毅(ステージオフィス)振付:川崎悦子衣裳:黒羽あや子ヘアメイク:山本成栄舞台監督:矢島健
音楽:鈴木理一郎、竹中三佳、OCEANLANE、advantage Lucy、優河、PLECTRUM、GOOD BYE APRIL音楽コーディネーター:高岡厚詞プロデューサー:仲村和生主催:『クロノス』製作委員会
この公演、毎日前説(アナウンス)が変わるようだが、(出演していない劇団員が持ち回り)私が観劇した日は、坂口理恵さんの前説だった。出演していない劇団員のお元気な様子を聞くことができるのは、とても嬉しい。
さて、キャラメルボックスは、梶尾さんの原作となる「クロノス・ジョウンター」シリーズを原作とする作品を、7作品ほどレパートリーに持っている。原作が短いせいか、短編2作を同時上演したりもしている。(そのうち、2作は、設定を利用した成井豊オリジナル作品。)私も、「ミス・ダンデライオン」という作品を観ている。クロノス・ジョウンターという、物質を過去へ飛ばす装置が、開発された。開発というか、半ば偶然の産物として。これを使えば、人間も過去に行って、人生をやり直せるとばかり、一時は研究が活発に行われたが、だんだん装置の欠点が明らかになって、開発は中止になる。過去へ飛…