12月の状況

12月、第8波は進んでいる。でも、行動制限はまったくない。中止になる公演も増えている。 観劇できなかった作品…なしもはや、奇跡 視聴した作品…なし 普通に観劇できた作品…「アベベのベ」(駅前劇場)、「ライム」(澤田写真館)、「蒼穹の昴」(東京宝塚劇場)、「日本人のへそ」(東京芸術劇場シアターウエスト)、「はじまりのカーテンコール」(六行会ホール)、「ELPIDIO」(梅田芸術劇場シアタードラマシティ)、「La Passion de L'Amour」(ウエストエンドスタジオ)、「SAKURA'e」(ジョイジョイシアター)、「ねじ廻る」(ウエストエンドスタジオ)、「クロノス」(サンシャイン劇場)、「僕だけが正常な世界」」(東京芸術劇場シアターウエスト)、「明治座でどうな・る家康」(明治座)、「JAPAN MUSICAL FESTIVAL2022~Winter Season」(オーチャードホール)、「ジョン王」(シアターコクーン)※太字の公演は、夜公演が時間通り開催されたもの 行動制限のない年末年始を挟み、1月、第8波は恐ろしい勢いで演劇界に広がっている。イベント割とかしてる場合だろうか。

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「ジョン王」観劇

彩の国シェイクスピア・シリーズ「ジョン王」 上演台本・演出・彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督:吉田鋼太郎 作:W・シェイクスピア翻訳:松岡和子 美術:秋山光洋照明:原田保音響:角張正雄衣裳:宮本宣子ヘアメイク:大和田一美擬闘:栗原直樹音楽:サミエル演出助手:井上尊晶、菅野将機舞台監督:倉科史典技術監督:小林清隆 振付(「月の祭り」):中村京蔵 彩の国シェイクスピア・シリーズはシェイクスピア作品全37作上演を目指したシリーズで、本作は、その36作目に当たる。コロナ禍で一度上演中止となり、その後、第37作「終わりよけれすべてよし」が上演終了してしまったので、実質、最後の上演作となる。で、私にとっては、これがシリーズの初観劇だったりする。(笑)もちろん、このシリーズのいくつかの作品はWOWOWなどで観ていたり、そもそもシェイクスピア劇は、他の舞台でたくさん観てはいるのだけど。 シアターコクーンの搬入口は、舞台の真後ろにあって、東急百貨店の駐車場に繋がっている。そこは、業務用車両専用ではなく、一般車両も駐車できる場所らしく、演出でここを開放していると、たまに向こう側を一般客が歩いていたりする。この公演も、開演前から舞台奥の搬入口を開放している。こういう演出、蜷川(幸雄)さんがよくやっていたな~などと、思い出すうち開演時間になり、駐車場側から、一人の若者が劇場に入ってくる。パーカーのフードを被りマスクをしたラッパーのような風情の男性ー小栗旬だった。彼は、ストレンジャーとして、この作品世界に…

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星組再開!

(追)<公演再開(1月14日~)>星組 東京宝塚劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』 2023.01.12 星組 東京宝塚劇場公演『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』は、公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたことを受け、1月4日(水)~13日(金)までの公演を中止しておりますが、このほど、公演の準備が整いましたことから、1月14日(土)より、公演を再開いたします。ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、大変ご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。 公演の実施にあたりましては、感染予防対策を徹底し、お客様により良い舞台をお届けできるよう、また 安心してご来場いただけますよう、出演者・スタッフをはじめ関係者一同、全力で努めてまいります。お客様には、引き続き、感染予防の取り組みに何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 【対象公演】 星組 東京宝塚劇場公演 浪漫楽劇『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』 メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』 1月14日(土)より、公演を再開いたします。 ※1月13日(金)までは、公演を中止させていただきます。 ※1月13日(金)までの東京宝塚劇場チケットカウンターならびに自動発券機の営業時間は、10時~18時となります。 【チケットの払い戻しについて】 中止となりました公演を対象に、チケット料金…

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再び文春砲?

宝塚歌劇団に関する一部報道について 2023.01.10 この度、宝塚歌劇団員に関する一部報道がございました。ご心配をおかけしておりますファンの皆様ならびに関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。当該報道は、「関係者の証言」等と称して、個人名を記した、事実と異なる記事掲載により、弊団団員および関係者のプライバシーや名誉を著しく棄損するものです。このようなことは、誤った情報の拡散や誹謗中傷により、このコロナ禍においてもお客様に舞台をお届けするべく日々懸命に努力を重ねる弊団団員および関係者を深く傷つけるものであり、弊団として到底容認できるものではありません。ファンの皆様ならびに関係者の皆様には、ご心配をおかけしたことについて改めてお詫び申し上げますとともに、今後とも温かくお見守り下さいますよう、お願い申し上げます。 2023年1月10日 宝塚歌劇団 ※強調のための赤字・太字等は夜野によるものです。 原田氏の事件より素早い、というか、この発表で文春砲に気づいたくらいなのだが、今回は、「生徒によるパワハラ」報道だったことから、早めの対応となったようだ。「事実と異なる記事掲載」とあるので、全面的に事実とは異なる内容(原田氏の時は、本筋については、「個人のプライバシー保護の観点から配慮を欠いた記事であり大変遺憾であるとともに、本件に関して弊団が隠ぺい等の不適切な対応や不誠実な発言を行ったかのような、事実と異なる内容や表現がございますが、ハラスメント事案があったことは弊団として確認しており、」と…

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鏡開き

お正月用の野菜類、だいたい片付いたかな~と思ったところで、鏡開きです。 鏡餅の飾りを開いたら、中から角餅が3個出てきた。こういうこともあるんだ(笑)個別包装した角餅だったので、硬くなっていることもなく、新鮮。大変おいしゅうございました。 お正月からもう10日も経ってしまったけど…まだ、宝塚観てないのが、残念過ぎ。早く公演が再開しますように。

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大劇場も…

(追)<公演中止(1月10日~16日)>花組 宝塚大劇場公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』 2023.01.10 花組 宝塚大劇場公演『うたかたの恋』『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』は、公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたことを受け、1月10日(火)の公演を中止しておりますが、公演を安全に実施するにあたり必要な期間を確保するため、引き続き、1月16日(月)までの公演を中止させていただきます。 ご観劇を心待ちにしておられたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけしますことを改めてお詫びいたしますとともに、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 【中止対象公演】 花組 宝塚大劇場公演 ミュージカル・ロマン『うたかたの恋』 タカラヅカ・スペクタキュラー『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』 1月10日(火)~1月16日(月)までの公演を中止させていただきます。 ※1月11日(水)は休演日 【チケットの払い戻しについて】 中止となりました公演を対象に、チケット料金の払い戻しを行います。お手続きの際にチケット・予約番号等が必要となりますので、大切に保管くださいますようお願いいたします。 ※貸切公演の払い戻しにつきましては、貸切公演主催者様からの案内をご確認ください。 1月17日(火)以降の公演につきましては、1月15日(日)中に、あらためてご案内いたします。…

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「JAPAN MUSICAL FESTIVAL」

「JAPAN MUSICAL FESTIVAL 2022 Winter Season」 【Musician】音楽監督:島健、園田涼      指揮:井村誠貴      1st Violin:和泉晶子、西原史織、松本志絃音      2nd Violin:河邊佑里、冨家聖香、小室明佳里、西村梨沙      Cello:グレイ理沙      Horn:高須洋介      Trumpet:原田照久      Trombone:廣田純一      Multi lead:近藤淳也、竹村直哉、山口宗馬(12/28)      Percussion:野崎めぐみ      Drums:山内陽一朗      Bass:森田晃平      Guitar:北島優      Piano:園田涼      Keyboard:田屋紘夢       Management:太田英恵、浦田拳一、越前直人       Instrumental Technician:千葉勇       ミュージカル『憂国のモリアーティ』      作曲・ピアノ:ただすけ      バイオリン:林周雅       ダンサー:松田尚子 演出:川崎悦子クリエイティブ プロデューサー:上田聡(Fusion Wall)サウンド プロデューサー:斎藤英夫舞台監督:瀧口一憲 照明:光中友輝音響:本藤聡CG:上田聡、曽根久光映像:曽根久光、御調晃司美術:成田浩一 主催・企画・製作:日本テレビ放送網株式会社、株式会社CS日本、株式会社日テレイベンツAF…

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「明治座でどうな・る家康」観劇

笑う門には福来・る祭「明治座でどうな・る家康」 構成・演出:板垣恭一脚本:村上大樹 音楽:かみむら周平、関向弥生   楠瀬拓哉(挿入歌9曲)美術:原まさみ衣裳:三澤裕史音響効果:天野高志(RESON)音響:田中嘉人(RESON)ヘアメイク:田中エミ殺陣:渥美博映像:手代木梓振付:EBATO振付助手:村上知央、草野未歩歌唱指導:染谷妃波演出助手:小林賢祐舞台監督:中西隆雄 企画・製作:る・ひまわり、明治座 年末年始のお約束、る・ひまわりの公演を年末に観劇した。毎年、絶対観る…というわけではないが、ここ2年は、続けて観ている。やはり、翌年の大河ドラマを先取りしたテーマの時は、行く気になりやすいようだ。というわけで、今回は、「どうする家康」ではなく、「どうな・る家康」です。 天寿を全うしたとはいえ、鯛の天ぷらにあたって死んだ徳川家康(平野良)は、三途の川を渡る前に、これまでの人生を振り返ることになる。75年の長く、波乱に満ちた人生をー作品テーマは「それでも生きていく」今回の「る祭」、アンサンブル俳優が一人も出演していない。なので、村人とか兵士とかは、「空いている」俳優が兼務することになる。しかも、ワンポイントなので衣裳を替えるのも大変。…ということで、ワンポイント出演の時は、ジャージのうえになにかをちょっと羽織った感じで出るので、「そういうものだと思ってほしい」という注釈が入る。名づけて「ジャージ・ボーイズ」をいをい…しかも、恐ろしいことに、メンバーには、大山真志まで含まれているのだ(すみませ…

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七草粥

1月7日は七草粥の日。 いつもと変わりない七草粥ですが、初めて、家族から美味しいと言ってもらった。白だしのおかげですね。 夜は、新年初観劇。日常が戻ってきた感じです。

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「歌劇」誌109周年年頭の辞

「歌劇」誌には、毎年、劇団スタッフや出演者の新春の言葉が掲載されている。今年も、気になる発言をピックアップしてみたいと思う。 『新年明けましておめでとうございます。(中略)コロナがまだ収まりそうにありません。その影響でみなさま方にご迷惑をおかけして申し訳ございません。生徒達も涙ぐましいほど懸命に自制と努力を重ねております。どうかご理解のうえ昨年以上のご後援をよろしくお願い致します。』by植田紳爾 植田先生の短い言葉の中に、何度も中止になってしまう現状への忸怩たる思いと、生徒には何の罪もないというお気持ちが伝わるようです。 『昭和38年に歌劇団に入団し、昭和、平成、令和と過ごしてまいりました。』by岡田敬二 岡田先生、今年は舞台生活60周年なのですねどうか、よき年でありますように。 『輝き!新しい世界への階段を、又一歩、踏み出しました。皆で、輝く世界へ登りましょう!若き日の、夢は枝から、はなれ地に落ちるとも、なおも 我がもの…!』by酒井澄夫 最後、今年もお決まりのフレーズで、安心しました。 『宝塚 愛と夢に彩られ。』by羽山紀代美 羽山先生、今年もお願いします 『(生徒・スタッフやお客様)双方の落ち込みを考えると、やり場のない怒りと事態を収拾できない自分の無力さに、思わず心が座り込んでしまう思いを重ねました。今年こそ、今年こそと祈り続けて3年経ち、4年目の春を迎えます。早く「(コロナが)明けましておめでとうございます」と言い合える日を迎えたいものです。』by小池修一郎 私も小池…

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