「うたかたの恋」新公主な配役ほか

2023年のお正月大劇場公演「うたかたの恋」の新人公演主な配役が発表された。 ルドルフ(柚香 光)… 希波 らいと マリー・ヴェッツェ( 星風 まどか)… 七彩 はづき ジャン・サルヴァドル( 水美 舞斗)… 天城 れいん 七彩さんは107期、研2ですね。星組の藍羽さんに続いての抜擢。ひたすら可憐なマリーは、下級生にもチャレンジしやすい役なので、しっかりと印象残してほしいです。 さて、大劇場で「うたかたの恋」が上演されるのは、1993年以来30年ぶり。ということで、キャストを30年前の東京公演と比較してみたいと思います。(「なんで東京公演」という新しいファンも多いと思いますが、大劇場公演は、主演の紫苑ゆうさんが稽古中のアキレス腱断裂により休演となり、代役での上演となったため、東京公演が本来の配役だったわけです。) 役名 解説 今回 1993年 ルドルフ オーストリア皇太子 柚香 光 紫苑ゆう マリー・ヴェッツェラ 男爵令嬢 星風 まどか 白城あやか ジャン・サルヴァドル ルドルフのいとこ。自由主義者 水美 舞斗 麻路さき ~*~*~ ジェシカ マリーの乳母 美風 舞良 葉山三千子 ロシェック ルドルフの従僕 航琉 ひびき 鞠村奈緒 ロイス公爵   舞月 なぎさ   ゼップス 新聞論説委員 和海 しょう 千秋慎 エリザベート ルドルフの母 …

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星組振り分け発表

現在、大劇場公演中の星組さん、その、東京公演終了後の別箱振り分けが発表された。 まず、トップスター礼真琴が主演する、ドラマシティ&日本青年館公演「Le Rouge et le Noir~赤と黒~」公演の出演者。 (星組)白妙 なつ、礼 真琴、ひろ香 祐、暁 千星、有沙 瞳、小桜 ほのか、朱紫 令真、希沙 薫、碧海 さりお、夕陽 真輝、瑠璃 花夏、詩 ちづる、鳳花 るりな、星影 なな、彩夏 こいき、凰陽 さや華、和波 煌、馳 琉輝、乙妃 優寿、絢咲 羽蘭 (専科)英真 なおき、紫門 ゆりや ヒロインのレナール夫人は、有沙瞳ちゃんかなマチルド役が誰なのか、Wヒロイン的な作品なのか、その辺も不明なので、なんとも言えないですが、思った以上にメンバーが少ない公演ですね。続いて、全国ツアー公演「バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!」の出演者。 (専科)凪七 瑠海 (星組)美稀 千種、大輝 真琴、輝咲 玲央、紫 りら、瀬央 ゆりあ、音咲 いつき、朝水 りょう、澪乃 桜季、夕渚 りょう、天希 ほまれ、天路 そら、蒼舞 咲歩、七星 美妃、極美 慎、煌 えりせ、颯香 凜、彩園 ひな、舞空 瞳、天飛 華音、奏碧 タケル、都 優奈、水乃 ゆり、綾音 美蘭、御剣 海、凛央捺 はる、青風 希央、乙華 菜乃、愛花 いと、飛翠 真凜、樹澄 せいや、咲園 りさ、美玲 ひな、茉莉那 ふみ、珀亜 れい こちらは、やはりショー作品を上演することもあり、それなりの出演者数。3組の恋愛模様が描かれる「バレンシアの熱…

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2023年公演ラインアップ(花組)

来年お正月から始まる大劇場公演シリーズ終了後の花組別箱公演が早くも発表された。 2023年 公演ラインアップ【梅田芸術劇場メインホール公演/東京建物 Brillia HALL公演】 2022.11.15 2023年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場メインホール公演/東京建物 Brillia HALL公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    花組公演 主演・・・柚香 光、星風 まどか 梅田芸術劇場メインホール:2023年4月29日(土・祝)~5月6日(土)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場):2023年5月13日(土)~5月19日(金) ミュージカル・ロマン 『二人だけの戦場』 作・演出/正塚 晴彦 星風まどかは第二の花總まりになるのかみたいな作品選びですが、こちらも時代が変わったので、黒塗り問題など、またいろいろ考えされられることがありそうですね。 2023年 公演ラインアップ【宝塚バウホール公演】 2022.11.15 2023年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚バウホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    花組公演 主演・・・聖乃 あすか 宝塚バウホール:2023年5月3日(水・祝)~5月14日(日) Musical 『舞姫』 -MAIHIME- ~森鴎外原作「舞姫」より~ 脚本・演出/植田 景子 ほのかちゃん主演でバウだけ公演って、それは停滞っぽいですが大丈…

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SHINGO十番勝負「ぼくらの時代」篇 その九

この「SHINGO十番勝負」は、落語家の古今亭文菊さんが、先輩の胸を借りるというシリーズだった。SHINGOは、文菊さんの本名。その昔、「新吾十番勝負」という映画があったので、それにかけてるんですね。十番を終了後、シリーズが一新され、今度は「ぼくらの時代」篇となった。同じ世代の、違う分野の芸術家との共演。今回は、清元三味線方の清元斎寿さんがゲスト。すごいイケメン男子でしたてか、この方、尾上右近さんのお兄さんなんですね(紹介時には、そのようなフレーズはまったくなかったので、全然気づきませんでした。)今回は、「代々木能舞台」さんでの開催。雰囲気のある場所なのですが、演者さんには、だいぶ寒かったようです。実は、この落語会にお邪魔するのも2年半ぶりなんですが、この会場は、第2回の時にお邪魔しておりました。すごく雰囲気のある場所なので、会場を知って久しぶりに行ってみようかな、と思いました。その時の記事はこちらです。 まず、前座の柳亭左ん坊さんによる、「出来心」。向いていないのに、泥棒の親方に弟子入りしているダメなやつが主人公。まずは、空き巣からやってみろと言われ、空き家を探すがなかなか見つからない。ようやく入った空き家で羊羹を勝手に食べているところへ、家の主人が二階から降りてきて、絶体絶命。ほうほうのていで逃げ出すが、羊羹は食べちゃったし、一応空き巣には成功したのでは…とか前向きに考えてみる。しかし…慌てていて、草履を履かずに出てきてしまったというのがサゲ。左ん坊さんは、口跡がよく、真摯に取り組んでいるの…

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ゆうひさんinコットンクラブ

「YUHI OZORA LIVE in COTTON CLUB」 写真は、今回のライブ用スペシャルカクテル、“メルト・イン・ティンバー”です。ティンバーというのは、材木という意味なので、たぶん、樽の中で溶けるように熟成された…みたいな意味だと思います。 コットンクラブでのライブは久しぶり。調べたら2019年6月のバースデーライブぶりなんですね。あの時は、こんなに久しぶりになるとは思いもしなかった… 前回は普通にバンド編成だったが、今回はピアノ伴奏だけのデュオライブ。ピアノ伴奏を生かした「思い切り歌を聴かせる」構成になっていて、あれから3年の間に、本当に歌が上手くなったと、しみじみ。特に小さな声で歌う時の音程のブレなさに、体幹の力を感じる。鍛えられた肉体と声帯、とっても好みです ゆうひさんは、(私が観た回は)緑っぽい色のカジュアルなシャツワンピースでご登場。基本的に、椅子に座った状態で歌を聞かせ、お話を聞かせてくれた。 以下、セットリスト順にミニ感想など。 「ウィスキーが水に」初めて聴いた曲。“ウィスキーが水に”というフレーズが何度も繰り返される。原曲のタイトルは「ウィスキーからヴィシー水まで」で、ウィスキーが溶けて水になるまでという意味ではなく、ウィスキーを飲むような真夜中から、ヴィシー水(ミネラルウォーター)を飲む昼までという意味らしいです。真夜中から昼まであれば、ウィスキーも溶けて水になっているように思いますが、そもそも水割りなんか飲まないんですかね。囁くような歌声が心地よく、…

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新宿御苑の菊(2)

新宿御苑の菊、前回、3日に行った時は、まだ咲き切っていない花が多かったので、年間パスポート保持者でもあるし…と、再び行ってきました 新宿門入ってすぐのところにも、こんな菊のツリーが 新宿御苑の菊花壇が「皇室ゆかりの」と書かれているのには、深い理由があるのだそうです。菊が皇室の紋章に定められたのは、明治元(1868)年のことで、宮内省(当時)は、明治11年に、菊を鑑賞する「菊花拝観」という催しを初めて開催したそうです。当初は、開催された赤坂離宮内で栽培されていた菊が、明治37年に新宿御苑(当時は、宮内省の御料地)でも栽培されるようになり、昭和4(1929)年から観菊会も新宿御苑(当時は皇室庭園だった)で開催されるようになったとのこと。かなりマジで皇室ゆかりでした…今回は、園に入る前に、入り口手前にあるインフォメーションセンターで、歴史や各花壇の作り方のパネルを見て、これはすごいものだったんだと、驚きまくり 懸崖作りの菊もレストランの入り口に飾られていたり…菊花壇展は、日本庭園での開催だけど、園をあげて盛り上げようとしているのが伝わる。 これなんか、ちょっと早めのクリスマスツリーみたい 第一露地花壇。センターの厚物の菊がすっかり開花したような。ちなみに前回(11月3日)は、こんな感じです。 違いが一目瞭然ですね。(前回の方が写真のサイズがでかくて、比較としてのインパクトに問題はありますが。) 大正4(1915)年から作り始めている「懸崖作り花壇」。宝塚とほぼ同じ歴…

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月食!

月食に天王星食が重なるという、たいへん珍しい天体ショー当日、私はいつものように日比谷に。 休憩時間、月食を見ようと外に出ると、同じようなことを考えている面々がたくさん(笑) 皆既時間が長かったので、休憩時間中ずっと写真撮ったり、オペラグラスで眺めたりしてました。 赤い月燃える夜あなたも一緒に旅してみませんか

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10月の状況

10月、国内の感染者数はだいぶ減少したが、月末にかけて再び上昇カーブを描いている。第8波の兆しが現れているのだろうか。 観劇できなかった作品…なし花組の全国ツアー公演、私的にはチケットに縁がなかったが、ずっとなにかしらの中止を続けてきた花組が、11月3日、無事に大千秋楽を迎えられたことは、本当によかったと思う。 視聴した作品…「フィレンツェに燃える/Fashionable Empire」(全国ツアーライブビューイング) 普通に観劇できた作品…「住所まちがい」(世田谷パブリックシアター)、「植田・鳥越の口は〇〇のもとー若俳たちの関ケ原」(ヒューリックホール)、「アストラ・ピアソラ没後30年記念コンサート」(イイノホール)、「アルキメデスの大戦」(シアタークリエ)、「合コンに行ったら女がいなかった話キックオフイベント」(ヒューリックホール)、「ACTORS LEAGUE in BASKET BALL」(東京体育館)、「エリザベート」(帝国劇場)、「クランク・イン」(本多劇場)、「ジャージー・ボーイズ」(日生劇場)、「砂の城」(紀伊國屋ホール)、「鬼滅の刃」(TOKYO DOME CITY HALL)、「NARUTO」(銀河劇場)、「レオポルド・シュタット」(新国立劇場中劇場)、「羽世保スウィングボーイズ」(明治座)、「HiGH&LOW/Capricciosa!!」(東京宝塚劇場)、「赤裸裸」(ザ・スズナリ)、「ぼくらが非情の大河をくだる時」(シアタートップス)、「ロートレック」(ウエストエンドス…

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TDSはもうクリスマス!

クリスマスシーズンで混雑する前に…と、東京ディズニーシーに行ってきました 東京ディズニーリゾートのクリスマスは11月8日からと聞いて、混む前に…と日曜日に行ったところ、もう、クリスマスのデコレーションがあって、ラッキー ミッキーのバナー。お天気、めちゃくちゃ良かったです。 こちらはドナルド。 S.S.コロンビア号の甲板で、シュラウド(横静索・マストにかかった網みたいなの)を撮影してみました。 スクルージさん。 プルート。 ジャンボリミッキーに出演中のミニーちゃん。   可愛かったです   そして、スーパースター・ミッキー。どんな瞬間も絵になるわ ケープコッドのクリスマスツリー。 こんな風景もあるんですよ。(アラビアンコーストで撮影) アリエルのグロットに、チップくんがいるという噂を聞いて探したら…いました上の方に… マーメイドラグーンシアターでのグリーティング。ドナルドが迎えてくれました。 空には十三夜の月が…。メディテレーニアンハーバーの東京ディズニーシー・ホテルミラコスタあたりの風景。 メディテレーニアンハーバーから臨むアメリカンウォーターフロント。 フォートレス・エクスプロレーションとプロメテウス火山。この3枚は、ほぼ同じタイミングで撮影したのですが、西側の方が暗く見えますね。 可愛いクリスマスリースがありました。 ゴンドラから見た、夜のプロメテウス火山。 花火前のキャラバンカルーセ…

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新宿御苑の菊

新宿御苑で開催されている「菊花壇展」に行ってきました。 こちらは、入口前に展示されている「兼六雪峰」。新宿御苑の菊花壇展は、池泉回遊式の日本庭園内に木や竹の素材を生かした「上家(うわや)」といわれる建物を7棟作り、特色ある菊花を皇室ゆかりの伝統の様式で飾り付けるもの。ありがちな園芸家とのタイアップ企画ではなく、新宿御苑が育てている菊なのですね。 一方、「私の桜」(新宿門近くの“陽光”)はどうしているか、と見に行くと、少し紅葉していました。 こちらは第一露地花壇。御苑内の露地にこれだけの花畑が誕生している。 懸崖作り花壇。まだ花はこれから咲き揃う感じですね。宝塚ファン的には、退団者ブーケのような形の懸垂型の花壇です。 こちらは、「丁子菊」。花の中心部が盛り上がって咲くタイプの菊で、アネモネ咲きとも呼ばれているのだとか。 嵯峨菊は、京都の嵯峨地方に発達した菊で、細長い花びらがまっすぐに立ち上がって咲くのだとか。もうひとつ、伊勢菊というのもあったのだが、まだあまり咲いていなかった。 池の中の島にも菊を咲かせている。すごい こちらは江戸菊。花弁に狂い性があるということで、ここから狂い咲きをしていくようです。今はまだ、花びらが細くて尖っているくらいしか、感じないですね。 第二露地花壇。真上から見てみたいですね。 一文字菊&管物菊。一文字菊は、細く長い花びら円形に咲くもので、花びらは16枚くらいがベストなんだとか。皇室の御紋章に似ていることから、「御…

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