2023年ラインアップ発表 その5

2023年 公演ラインアップ【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】 2022.10.11 2023年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    星組公演 主演・・・礼 真琴、舞空 瞳 宝塚大劇場:2023年6月~7月(予定)東京宝塚劇場:2023年7月~8月(予定) スペクタクル・ミュージカル 『1789 -バスティーユの恋人たち-』 Le Spectacle Musical ≪1789 - Les Amants de la Bastille≫ Produced by NTCA PRODUCTIONS, Dove Attia and Albert Cohen International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce 潤色・演出/小池 修一郎 「1789」は、宝塚で初演し、その後、東宝ミュージカルとして上演された作品だったが、そういえば、宝塚では一度も再演されていなかった。男性の主役であるロナンと、女性の主役であるマリー・アントワネットの間に、「何の関係もない」あたりがネックになったのかな…という気はするが、今回の再演では、どのように作るのだろう。ヒロインのオランプの役を大きくして、娘役トップに演じさせるという手もあると思うが、さて、小池先生は、どうするつもりなんだろうまた、2番手以下の男役をどう配置するか、も気になるところ。初演の月組は…

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ACTORS LEAGUE in バスケ

自分の中で、2.5次元沼にどこまではまっているかの判断というのは、なかなかできないものではあるが、お誘いをいただき、「ACTORS LEAGUE in Basketball」の公演(試合運営さんは、公演って言ってた…)に行ってきた。昨年、初めてのACTORS LEAGUE(野球)も別の友人に誘われて参加したのだが、野球は、スコアブックを書けるくらい知識もあるし、プロ野球もけっこうな回数、球場で見ているので、見に行くことに躊躇はなかった。しかし、バスケットボールとなると、完全にアウェイ感がある。一度も試合を生で見たことがないし、ルールもほとんど知らないし、好きな俳優さんを生で見られる以外の利点も見つけられず、どちらかというと、低いテンションで東京体育館に向かった。東京体育館ー千駄ヶ谷駅から旧日本青年館を目指す時、勝手に敷地内をショートカットに利用していた、おなじみの場所ではあるものの、中に入ったことはなかった。バスケの聖地ということも知らなかった。勝手に、柔道などが開催されてるのかな、などと思っていた。一応、2時間の時間休をいただいて向かったものの、到着した時には、ものすごい人波が形成されていた。こ…これでも遅かったか…とりあえず、グッズ販売の列に並んだところ、「今からでは、開園に間に合わない可能性があります」というアナウンス。この時点で、開演1時間半前。思わず、「意地でも間に合わせろ」とマスクの中でつぶやく。どこの劇場でもそうなのだが、開演30分前ならこのアナウンスは理解できる。しかし、1時間半も…

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宝塚月組東京公演「グレート・ギャツビー」観劇

三井住友VISAカードミュージカル「グレート・ギャツビーーF・スコット・フィッツジェラルド作“The Great Gatsby”よりー」 脚本・演出:小池修一郎作曲・編曲:太田健、吉崎憲治、高橋恵、小澤時史指揮:塩田明弘振付:羽山紀代美、尚すみれ、桜木涼介、AYAKO、AKIHITO装置:松井るみ衣装:有村淳照明:勝柴次朗音響:大坪正仁映像:石田肇小道具:下農直幸歌唱指導:やまぐちあきこ、KIKO演出補:田渕大輔演出助手:平松結有舞台進行:香取克英舞台美術製作:株式会社宝塚舞台演奏:宝塚歌劇オーケストラ制作:真加部隼制作補:西尾雅彦制作・著作:宝塚歌劇団主催:阪急電鉄株式会社特別協賛:VJAグループ衣装提供:ONWARD、Akurarobeゴルフ指導協力:株式会社KMG チボリゴルフ 1991年以来、31年ぶりの大劇場公演。とはいえ、一本ものなので、2008年以来14年ぶりの「グレート・ギャツビー」でもある。宝塚ファン歴だけは長いので、両公演とも観劇している。その間に、フィッツジェラルド作品を何度も読み、1991年の「華麗なるギャツビー」は、尺の関係で、本作を貫く「神の目」という視点を入れ込むことができなかったんだな…とは思った。とはいえ、2008年版は、別箱公演だったため、若干引き伸ばしに窮しているようにも見え、初演と再演の中間の尺が一番適切なんだろうな…と思うようになった。そう考えると、フィナーレが付く大劇場1本ものという尺は、ちょうどよい尺に思える。ようやく、決定版「グレート・ギャツビー…

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星組新公主な配役決定!

本公演の配役は、そもそも役名が一部を除きちんぷんかんぷんだったためスルーしたが、新公配役は、人事的に重要なので、記録を残しておく。 ディミトリ(礼 真琴)… 天飛 華音 ルスダン(舞空 瞳)… 藍羽 ひより ジャラルッディーン(瀬央 ゆりあ)…大希 颯 アヴァク・ザカリアン(暁 千星)… 稀惺 かずと 最後の新公なので、天飛くんの主演は鉄板として、ヒロインの藍羽さんは、研2で初ヒロインということでしょうか大希さんは研4かな。松岡さん家の稀惺くんと同期なのね。 知らない面々が、どんどん抜擢されていくのを見ながら、こちらのアップデートが遅れてるのを痛感する。気を引きしめなければ。    

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9月の状況

もはや、緊急事態宣言もまん防もない世界。どころか、「いつまでマスクつけてるの」と揶揄されるような事態にもなっているのに…演劇界はあいかわらず、厳しい感染対策を行っています。いやがらせか 9月になり、国内の感染者数は減少傾向になったものの、演劇界では、あいかわらず「公演中止」の悲劇が続いている。 観劇できなかった作品…「モンテ・クリスト伯/Gran Cantante!!」(全国ツアー・相模女子大学グリーンホール)、「NARUTO」(銀河劇場)「モンテ・クリスト伯/Gran Cantante!!」は、私が観劇する日は中止だったが、その後、公演は再開され、大千秋楽を行うことができたのは、なによりだった。 視聴した作品…「巡礼の年/Fashionable Empire」(千秋楽ライブ配信)、「ミュージカル刀剣乱舞 春風桃李巵」(千秋楽ライブビューイング)花組は、千秋楽公演をカラオケ店の大画面で鑑賞した。これ、なかなかクセになりますね。 普通に観劇できた作品…「誰かが彼女を知っている」(ザ・ポケット)、「ガマ」(東京芸術劇場シアターイースト)、「桜文」(PARCO劇場)、「ダブル・トラブル」(自由劇場)、「最後の医者は桜を見上げて君を想う」(CBGKシブゲキ!!)、「夜の女たち」(KAAT神奈川芸術劇場)、「鬼滅の刃」(TOKYO DOME CITY HALL)、「裸足で散歩」(有楽町よみうりホール)、「ミュージカル刀剣乱舞 にっかり青江単騎出陣」(昭和女子大学人見記念講堂)、「グレート・ギャツビー…

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2023年公演ラインアップ(星組)

休演者を出しながらも全国ツアーを終えたばかりの星組、組替えという衝撃の発表のほかに、別箱ラインアップの発表もあり、こちらもなかなか衝撃的だった。 まず、トップスター礼真琴が主演する公演から。 2023年 公演ラインアップ【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/日本青年館ホール公演】 2022.10.06 2023年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/日本青年館ホール公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。    星組公演 主演・・・礼 真琴 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2023年3月21日(火)~3月29日(水)日本青年館ホール:2023年4月4日(火)~4月10日(月) 『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』 The Musical≪Le Rouge et le Noir L’Opéra Rock≫ Produced by Sam Smadja -SB Productions International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce 潤色・演出/谷 貴矢 「赤と黒」といっても、我々がよく知る、あの柴田作品「赤と黒」ではなく、「1789」「ロックオペラ モーツァルト」などを手掛けたフランスのプロデューサー、アルベール・コーエンによる「ロックオペラ 赤と黒-Le Rouge et le Noir L’Opéra Rock-」の…

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組替え…

組替えについて 2022.10.06 このたび、下記の通り、組替えを決定しましたのでお知らせいたします。      星組 綺城 ひか理・・・2023年2月13日付で花組へ組替え ※異動後に最初に出演する公演は未定です。 私、あかちゃんのファンだけど、別に会に入っているとかじゃないので、しがらみもないし、本音を言ってしまうと…なんのための組替えだったのよ…と思う。星組に異動して、ちょっと役付きよくなったかな…と思ったのもつかの間、昨今は忸怩たるものを抱えて観劇してました…でも、それは花組に戻っても抱え続けることになるだろうな…大事にしてほしいのよね、心ある歌を歌える、芝居心のある生徒を。

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平日OFFの昼下がり

平日にお休みし、クリエで舞台を観た帰り、いつも混んでいる印象のある、日比谷シャンテ2F「果実園リーベル」さんに、初めて行ってみた。 季節のパンケーキ。今は、梨と柿と栗がメインのようです。マスカットとイチゴはオールシーズンなのかなコーヒーは、半券サービスになっているみたいです。観劇帰りに寄る人が多いのも納得

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大劇場の休演日変更!

宝塚大劇場の休演日変更について 2022.10.04 宝塚大劇場では、2023年4月22日初日の雪組宝塚大劇場公演(5月28日千秋楽)より、休演日を 「水曜日」から「月曜日」に変更いたします。 これにともない、 ・千秋楽は「日曜日」 ・新人公演は「木曜日」 ・初日は「金曜日」(ただし 雪組宝塚大劇場公演は移行期間のため土曜日初日) が基本となります。 ※祝日と重なる場合や年末年始は、この通りではない場合がございます。 また、2023年4月22日以降に実施の宝塚バウホール公演も、休演日を「月曜日」といたします。 なお、 雪組宝塚大劇場公演の公演日程(開演時間)は、決定次第、あらためてお知らせいたします。 宝塚大劇場の「水曜休演日」が変更になるなんて、ファン歴30年超えの私にとっても、晴天の霹靂です。東京宝塚劇場は、そもそも建替え前は休演日なかったので、(1000days時代はあった)水曜⇒月曜の変更も、そんなに歴史のある転換じゃなかったのですが、大劇場は、ずーっと水曜日だったので、びっくりしてます。東京の劇場は月曜休館が多いので、なんとなく理解はできたのですが、ムラもそうなるんですねー。周辺の商業施設とかにも根回しとかしたんだろうなーとか、色々考えてしまいます。 千秋楽が日曜日になる、というのは、単純に嬉しいかな。当たらなくても、ライブ配信を見られるので。

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「住所まちがい」観劇

「住所まちがい」 原作:ルイージ・ルナーリ  上演台本・演出:白井晃 翻訳:穂坂知恵子、溝口迪夫美術:松井るみ照明:齋藤茂男音響:井上正弘衣装:安野ともこヘアメイク:国府田圭演出助手:豊田めぐみ舞台監督:小笠原幹夫宣伝美術:近藤一弥宣伝写真:二石友希 作者はルイージ・ルナーリだが、上演時の自由度の高い作品になっていて、基本的な部分を押さえていれば、いろいろ変えることができるらしい。台本の10分の9以上は作りこもうとしてはいけないという但し書きまであるそうで、演出家や俳優に10%程度の裁量権がある…つまり、上演の数だけ、違う「住所まちがい」が存在する、ということになる。ちなみに、タイトルの「住所まちがい」からして、原題とは似ても似つかない。(原題は、「シーソーの上の三人」みたいな意味)作品的には、イタリアの「コメディア・デラルテ」の手法が使われていて、その定番キャラクターを代表するような人物が、ひとつところに集まり、やがて彼らが、自分たちは死を迎えようとしているのでは?という疑問にかられ、右往左往する物語となっている。 上演台本・演出を担当した白井晃は、まず、場所と登場人物に手を入れ、そこが日本で、登場人物の名前が、俳優と同じ「渡辺」「田中」「仲村」だということにしている。しかも、俳優の本当の名前とずらした形で。(さらに終盤どんでん返しで、本当の名前を全員が隠していたことが判明、最終的には俳優本人と同じ姓をあらためて名乗る設定。)まあ、最終的に全員が本名を名乗っていないことが発覚するせいか、彼…

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