ミュージカル刀剣乱舞「静かの海のパライソ」4DX映画鑑賞

昨年上演されたミュージカル刀剣乱舞「静かの海のパライソ」が4DX映画として公開されたので、さっそく、パライソのペンライトを手に観に行ってきた。 本作では、島原の乱首謀者である「天草四郎」が早々に時間遡行軍に殺害されてしまう。鶴丸国永(岡宮来夢)は、今回の遠征に際し、自分がメンバーを選びたいと主(審神者)に頼んだ。彼が選んだメンバーは、大俱利伽羅(牧島輝)、浦島虎徹(糸川耀士郎)、豊前江(立花裕大)、日向正宗(石橋弘毅)、豊前江(立花裕大)、松井江(笹森裕貴)。松井江は、この時代のこの地にいたことがあり、ある程度の事情を知っているが、浦島虎徹や日向正宗は、島原の乱に関する知識がまったくなかった。とはいえ、松井江も、天草四郎の顔まで知っているわけではなかったので、初動が遅れ、四郎は死んでしまった。この事態に、隊長の鶴丸国永は、ニセモノの天草四郎を仕立て、3万7千人の人を集めて籠城して戦うことを選ぶ。そして、天草四郎役には、自身と浦島と日向の三人を選び、籠城メンバーを集めていく。というのは、浦島と日向は、「天草の乱」をまったく知らないからだ。最初から殺す目的で3万7千人を原城に籠城させるというのは、もはや鬼畜、確信犯の鶴丸国永がやばいこうやって、改めて「…パライソ」を観ると、「…心覚」で、スパーンと太田道灌を斬った豊前江には、この時の鶴丸の覚悟が、しっかりと伝承されてしまったんだな…と感じた。こんな悲しい伝承が続いたらどうなるんだよ、刀ミュ男士… さて、ミュージカル『刀剣乱舞』は2部構成で、ミュージ…

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