「お月さまへようこそ」

「お月さまへようこそ」 作:ジョン・パトリック・シャンリィ翻訳:鈴木小百合演出・訳詞:石丸さち子 美術:松岡泉照明:三澤裕史音響:清水麻理子衣裳:前田文子ヘアメイク:中原雅子演出助手:須藤黄英舞台監督:野口毅 プロデューサー:栗原喜美子制作:小田未希制作補:高良由起子、中村敦江広報:高橋映子宣伝広報:ディップス・プラネット票券:井上淳 著作権代理:シアターライツ(吉田和宏) 企画製作・主催:パルテノン多摩共同事業体 たった4日間の公演。それも、1日1公演とか、どんだけ贅沢なん 内容は、6つの短い戯曲を組み合わせたオムニバス公演。それを2パターン配役交互に上演する企画だったが、開始前日に出演者の一人、小日向星一が新型コロナ感染と判明し、1名減で再構築、そのため、2パターンの配役で公演するという企画は潰えてしまった。む…無念… では、1作品ずつご紹介。 【赤いコート】ジョン…納谷健メアリー…南沢奈央 始まる前に、大空ゆうひによる、「When You Were Sweet Sixteen」の歌が入る。伴奏は林正樹による生ピアノ。林は、本編すべての作品のBGMを担当している。時にアドリブで曲を奏でたのだとか。6年前、「冷蔵庫のうえの人生」という音楽朗読劇をゆうひさんがやった時、2種類のピアノ生演奏が入っていて、そのお一人が林さんだった。ゆうひさんのことをある程度わかっていらっしゃる方に演奏していただいているからか、リラックスした歌声を聴くことができた。 そんないい雰囲気をぶち壊すよう…

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