四国旅行記(11)玉藻公園

3日から強行軍で四国にある百名城を回ってきて、最後のお城、高松城にまでやってきました5日間に9城 ピーカンで、すでに丸亀城を回っていた我々、かなりグロッキーでした。ヘロヘロ歩いていると、ボランティアガイドさんに声を掛けていただき、ガイド付きで回ることに。 高松城も海城なので、お堀の水は海水です。鯛も泳いでいるんですよね。 屋根のある橋、“鞘橋”。以前行った時も、このアングルで撮影してました(笑) 天守台から見た、天守の礎石。 水門。テムズ川の水門と同じようなシステムだけど、海水の高さが潮の満ち引きで勝手に変わっていく…というのは、相手が海ならでは。 月見櫓と水手御門(重要文化財)。月見櫓は、中からでは、全体を撮影できない(塀が高いため)のだけど、ガイドさんが唯一の撮影スポットを教えてくれ、この写真が撮れました。水手御門は、参勤交代の時に、藩主がここから船で出立する場所だったとか。船で大阪まで行ってから、陸路で参勤交代に赴いたそうです。 披雲閣。旧藩主・高松松平家の頼寿伯爵が大正時代に建てた迎賓館。現在も、茶会や会合などで使用されているとか。ガイドさんと一緒だと2階まで入れていただける。 この部屋は、映画「春の雪」で、ヒロイン・聡子の部屋として撮影に使用されたのだとか。「春の雪」で食いついた客は珍しかったようです。 富士見櫓が庭の向こうに臨めますね。 重要文化財の艮櫓。 ガイドさんに紹介していただいて、高松駅で讃岐うどんをいただく。 …

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七海ひろき&彩凪翔が?

来年上演される「舞台刀剣乱舞 禺伝 矛盾源氏物語」において、歌仙兼定役に七海ひろき、大俱利伽羅役に彩凪翔が起用されるという発表が、本日千秋楽となった「舞台刀剣乱舞 綺伝 いくさ世の徒花」の最後に発表された。 「刀剣乱舞」の世界に初めての女性キャスト(歴史上の人物)として参加し、多くの宝塚ファンを刀剣乱舞の沼に落とし込んだだけでなく、今度は、刀になってしまうのか、かいちゃんそして、なぎしょーまでもが参戦とは… 歴史上の人物としての女性キャストの登場は、かいちゃんの力もあって、そして続くイチロさんの存在感によって、誰もが認めるところになったわけだが、「刀剣男士」を女性が演じるというのは、宝塚ファンの私でさえ、言葉を飲み込む驚きだった。 心よく思わないファンの方もいるだろうと推察する。 それでも、チャレンジしようとする二人の勇気には、ただもう頭が下がる。 チケットの最速先行権は、「綺伝」のBD・DVDに封入されていとか。運営も考え抜いているな~まんばちゃんの日本刀歴史旅も楽しみ。単騎出陣じゃなくて、単独行なのね…

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珠城りょうコンサート「CUORE」

昨年、宝塚を退団した元月組トップスター珠城りょう様のコンサートに参加してきました 珠城りょう1st CONCERT「CUORE」 構成・演出・振付:川崎悦子音楽監督:長谷川雅大美術:二村周作照明:原田保音響:山本浩一衣裳:十川ヒロコヘアメイク:国府田圭振付:松田尚子、井出恵理子歌唱指導:花れん稽古ピアノ:田中幸美美術助手:伊従珠乃振付助手:實形乃絵演出助手:木下マカイ舞台監督:瀧原寿子演奏:新音楽協会制作:藤本佳子、大塚夏子宣伝美術:クリエイティブマネージャー源嶋 恵(SIGNO) 、アートディレクター山川歩美(SIGNO)プロダクションマネージャー:山田浩子(SIGNO)写真:岡部太郎(SIGNO)スタイリング:入江陽子(SIGNO)ヘアメイク:KIYO(SIGNO)メイク:Chifumi(SIGNO) 男役の姿が好きすぎて、外部に出てのコンサート、どうしようか、と真剣に悩んだのだが、やはり、記念すべき1st CONCERTだし、行こうと、わりと遅めにチケットを取った。 東京国際フォーラムは、明日海りおコンサートで行ったな(その時は、珠城さんゲスト日ではなかったけど…)と、思ったら、こちらはホールAじゃなくて、宝塚の公演でおなじみ、ホールC。適度な広さでアットホームな雰囲気。構成・演出・振付は、宝塚にも縁のある川崎悦子先生だが、実は、在団中の接点はないと言う。そんな悦子先生にオファーした理由は、珠城自身が劇団☆新感線のファンで、新感線作品で振付を担当している川崎先生にお願いしたいと思…

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四国旅行記(10)丸亀城

丸亀に宿泊し、早朝から丸亀城に行きました。 城が見えてくると、おおーっと思いますね。 もう「こどもの日」は過ぎていたけど、まだまだ鯉のぼりがたくさん泳いでいました。 石碑と門と天守を1枚におさめてみました。この後、天守の写真を1枚も撮っていないことに、さっき気づきました。ここにもハチがいて、怖くて、写真どころではなかったようです… でも、石垣の写真は撮りました。この、カーブの美しさ…うっとり 高浜虚子の句碑がありました。「稲むしろあり 飯の山あり 昔 今」 これ、天守の天井。   高石垣が有名なお城ですが、予想以上に素晴らしかったです。 重要文化財の大手一の門が公開されていました。ラッキー 太鼓で時を知らせていたため、一の門は「太鼓門」とも呼ばれていたそうです。 こちらは一の門の天井。壮観ですね。 丸亀市には、脇差「にっかり青江」が収蔵されているので、大きな鏡石の前でにっかりさんと。正面の小さい逆三角形の石がハート形と言われているようです。

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四国旅行記(9)今治城

今治城へは、今治駅から徒歩で向かった。 あら、こんなところ(今治駅前)に、猿飛佐助さんが 歩いて城に向かっている時、一番興奮するのが、お城が見えた時なんですよね。 さあ、やってきました堀に囲まれているので、地図で、入り口を確認して、ちょっとだけ近い方向から、ぐるっと回り込む。 到着 鉄御門(くろがねごもん)。 今治城は、典型的な海城で、堀には海水がひかれている。フグも生息しているとか。石垣の台座のように見える部分は、「犬走(いぬばしり)」。地盤の補強らしいです。 城を背景にした、築城の名手、藤堂高虎像。 こちら、正面。シルエットみたくなっちゃいましたね。 天守からの景色。堀の向こうにすぐ海がありますね。高虎は城の完成と前後して伊勢に転封。この時に天守は取り壊されたとか。養子の高吉(丹羽長秀の子)が城代となり、その後、紆余曲折があったものの2万石の大名として独立し、今治藩の藩主となった。高吉の転封後は、松平(久松)氏が明治維新まで藩主を務めた。版籍奉還の年に廃城。 天守+各隅の櫓を回るスタンプラリーなどして、結構楽しい訪問だった。 この日は丸亀まで移動して終了。 【四国グリーン紀行】4日間20,950円 【鳴門~徳島】360円【徳島~高知】3,230円 +指定券(剣山 徳島~阿波池田)1,730円 +グリーン券(南風 阿波池田~高知)2,500円 【高知~宇和島】4,200円 +指定券(あしずり 高知~窪川)1,730円【宇和島~伊予大洲…

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2年越しの「お勢、断行」

2020年2月に幕が開くはずだった「お勢、断行」の初日がようやく来ました ゆうひさんの演じる奥様「おそのさん」は、じわじわと悪事に加担してしまう、心に闇を抱えた女性で、でも、本当は心優しい人だったんだろうな…。 倉持ワールド、休憩なし2時間、息もつかせぬ贅沢な舞台でした。

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四国旅行記(8)松山城と名刀

温泉三昧の一夜が明け、道後温泉からJR松山駅に路面電車で向かい(180円)、松山駅に荷物を預けて、徒歩で松山城に向かうことにした。 ここにもありました。せっかくなので、ジュースを注ぐところを撮影させてもらいました。 松山城へは、ロープウェイかリフトで登ることができる。片道270円で往復だと520円。前回、往復で買ってしまったために、リフトで降りるしかなかったことを思い出し、今回は片道に。帰りは徒歩で降りるのだ 降り口の長者ヶ平(ちょうじゃがなる)で、ボランティアのガイドさんに案内をお願いしてみる。このガイドさん、司馬遼太郎の小説には、「(愛媛の人は)のほほん」と書いてあると何度もおっしゃっていた。なんとなく、咲ちゃんのことが浮かんでくる。 藤棚から見る市内の景色。もうずいぶん高いところに来ていることがわかると思うが、まだまだ登り坂は続く。もっと景色がよく見えるところまで進みたいのだが、とにかく、この季節の愛媛、スズメバチが多くて、私はビビりまくっていた。 松山城、撮影スポットのようなところが少ないのだけど、ここの景色が面白いとガイドさんに教えてもらった。後になってから、これは何だろうと不思議に思うそうだ。 この部分ね。奥の建物の屋根の鯱だけが見えているんだそうで。こういうの、ガイドさんしか知らない裏話かも。 NHKドラマ「坂の上の雲」の宣伝写真を撮影した場所。 たぶん、カメラを置く台を設置したかなにかで角度が違うんですね。 天守からの風景。蜻蛉切様…

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四国旅行記(7)大洲から道後へ

さっくりと宇和島城を見学後、今度は、大洲へ。はい、宝塚歌劇団雪組トップスター・彩風咲奈さんの出身地、大洲へ行ってまいりました 前回は、グーグルマップ様の示す車のびゅんびゅん通る道を向かったのですが、今回は、伊予大洲駅の観光案内所で相談し、川沿いの遊歩道から向かいました。前回の道だと、川を渡る直前にならないと城は見えないのですが、今回は、回り込むように城を様々な方向から見ることができました。 自然が美しい~ 無事、到着。 大洲城の本丸は、上段と下段に分かれていて、下段のここに井戸があるので、井戸丸と呼ばれていたとか。井戸は、直径3.8メートルもあって、国内でも最大級の井戸だったそうです。 鯱。 天守最上階の梁には、棟上げの時の神事に使用したものが、そのまま収納されているそうです。 天守から続く高欄櫓は、解体修理されているとはいえ、江戸時代からの建物。風情があります。 お昼過ぎになったので、前回と同じ「まちの駅 あさもや」のお店(油屋さん)に行きました。 前回と同じメニュー。鯛めし御膳です。 大洲名物「大洲コロッケ」をサイドメニューで注文。大洲の伝統的な料理「芋炊き」を、コロッケに封じ込めたものだそうで、メインの具材は「里芋」です。中には、芋炊きの具材がそのまま入っているとか。 おいしかった~ 周囲には、大昔の連続テレビ小説「おはなはん」のロケ地だったり、「東京ラブストーリー」のロケ地だったりがあるそうで。江戸時代の武家屋敷や商家の跡…

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四国旅行記(6)宇和島城

ホテルは宇和島駅前だったので、翌朝、チェックアウト時に荷物を預けて、宇和島城へ。徒歩で行ける距離だったので、歩いてみました。 グーグルマップ様の指示通りに歩くこと15分くらいで、到着しました。こちらは、移築された家老・桑折(こおり)氏の武家長屋門。 宇和島城を築城したのは藤堂高虎。その後、伊達政宗の長男・秀宗が入城し、明治までこの地を統治したとのこと。天守は、2代藩主宗利によって建て直されたものが現存している。 こちらは井戸丸跡。なかなか大きなものが残っていた。 当時の石垣が残っていて、高石垣になっている。この位置で、藤堂高虎時代のものに、伊達時代のものが継ぎ足されているとか。(ナナメラインが繋がっているところ。) こちらは伊達時代の隅石。わりと直角に近い立ち方ですね。 こちらが天守です。小ぢんまりしてて可愛いですね。国の重要文化財です。 天守からの風景。海が迫っていて、ここは海城でもある…と伝わります。 残念ながら望楼はないので、こんな隙間から見ています。宇和島城は、戦争を経験していない城ではありますが、こののぞき窓の柱の作り方など、鉄砲や弓で狙いやすいように広角に切ってあるんですよね。 伊達の城なので、光忠くんにもお出まし願いました。

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四国旅行記(5)はりまや橋

はりまや橋から路面電車に乗ることにして、はりまや橋まで戻ってきた。 こちらが、はりまや橋。現在使われているものではなく、観光用に復元されたもの。 裏側から見た方が、風情があるかも…ですね。 現在のはりまや橋は、こちらの石の欄干。後ろに写っている路面電車に乗って、高知駅まで戻ってきました。 駅前にでかい銅像が3つ。一番右が、中岡慎太郎。 その隣(センター)が坂本龍馬。 その隣(左側)が武市半平太。 「龍馬伝」(2010年大河ドラマ)のセットが再現されたミニパビリオン。 龍馬のピストル(複製)。高杉晋作にもらった(上海土産)S&Wのピストルだそうです。 福山雅治の意見を取り入れて作成されたドラマ仕様のブーツと、龍馬が肌身離さずつけていた木札のレプリカ。 駅前で行われていたパフォーマンス。手には、カラフルな鳴子。 駅前にどでかい鳴子が設置されていました。 高知駅の階段はアンパンマンのイラストなんですねー 高知から、宇和島まで鉄道で4時間半かかります。途中、窪川駅というところで、1時間くらい乗換時間があるので、降りてみたのですが…駅前には何もなかった喫茶店とか、期待したんだけど…。立派な町役場のロビーで時間をつぶしました。 窪川駅からは、ウルトラマン鉄道(ウルトラトレイン号)で宇和島まで。あの海洋堂のホビー館四万十というのが、近くにあるらしく、その10周年と、ウルトラマン55周年を記念して、ラッピング車両が走っているそうで…

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