「ヴァニタスの手記」配信観劇

「ヴァニタスの手記」は、1月22日から30日まで上演されるはずの舞台だった。しかし、W主演の一人、菊池修司が新型コロナに感染したため、高本学を代役として、1月29日のたった1回きりの公演が初日にして千秋楽となってしまった。 本作は、ヴァンピールという名で呼ばれるの吸血鬼の物語。ヴァンピールであるノエ(高本)が、“ヴァンピール専門医”のヴァニタス(植田圭輔)に出会ったことから始まる二人の冒険譚。1回配信で見ただけでは、冒険譚なのね…ということが理解できる程度だったが、なかなか面白かった。騎士ローラン役で登場した丘山晴己が、少ない出番で大いに持って行った感じ。 植田は、一筋縄ではいかないヴァニタスの性格を的確に表現していて、さすがだった。代役として、たった一度きりの公演に全力で取り組み、言わなきゃ代役だってわからないレベルに仕上げてきた高本も恐ろしい集中力。ルカ役(子役)はWキャストだったので、第1部と第2部で出演を分けていたが、がんばったね… 続きもありそうな内容なので、今度は、舞台で観劇してみたい。脚本・演出は山崎彬さんだったのか…2.5の世界に、ゆうひさんに関係深い名前が次々に出てくるんだけど、そろそろゆうひさんも出動する…

続きを読む