舞台「フランケンシュタイン」観劇
舞台「フランケンシュタインーcry for the moonー」
原作:『フランケンシュタイン』(シェリー作 小林章夫訳 光文社古典新訳文庫刊)演出:錦織一清脚本:岡本貴也音楽:KYOHEI振付:TAMMY LYN
美術:乘峯雅弘照明:米澤正直音響:吉田可奈映像:荒川ヒロキ衣裳:大西理子ヘアメイク:瀬戸口清香演出助手:松本有樹純舞台監督:芳谷研、渡邉圭悟
制作:新井沙樹、初鹿麻依制作デスク:神保希枝票券:Mittマーチャンダイジング:須藤明音、飯塚美帆広報宣伝:野村由佳里
主催:舞台『フランケンシュタインーcry for the moonー』製作委員会
東京公演の千秋楽の日が主演の七海ひろきの誕生日。かいちゃんの誕生日に、かいちゃんの主演公演を観るのは、バウホール公演「燃ゆる風」以来だったが、あれって、何年前なんだろう(5年前だそうです)私は千秋楽ではなくて、昼公演を観劇したが、そこで、アンコールにバースデーイベントをやってくれたのを見ることができて、ラッキーだった。
物語は、とても有名で、色々な形で映画や舞台になっているので、説明するまでもないだろう。ただ、本作は、なるほどと観客を納得させるエピソードが散りばめられていて、ラストシーンの感動にうまく収斂していくところに、他の関連作品にない魅力を感じる。脚本の妙と、丁寧な演出が功を奏したと言える。
怪物誕生の直前から舞台は始まる。フランケンシュタイン博士(岐洲匠)が、独り言というか指差し確認みたいな形で、怪物(博士にしてみれば、人体)…