10月の状況
9月30日、東京都の緊急事態宣言が5ヶ月半ぶりに解除された。10月は「リバウンド防止措置月間」という扱いになるらしい。劇場での演劇公演は、21時までの上演時間が撤廃、5000人以下・キャパの50%どちらか多い方の観客数とするなど、規制が緩和されたが、一方で、新型コロナは「飛沫感染」ではなく「エアロゾル感染」という情報が流れたり、デルタ株の感染力の強さが注目されたりして、「不織布マスク」装着を義務付ける公演を見かけるケースが増えた。一部の小劇場では、前方席のフェイスシールド装着を希望制にするなど、緩和、と思われる措置も登場したが、「会話禁止」と「規制退場」は、緩和されそうにない。客席で誰も私語を交わしていないのに、ひたすら「会話禁止」を大きな声でアナウンスし続けるスタッフを見ると、その人の飛沫の方が心配になる10月だった。
観劇できなかった作品…なし。※出演者の家族の発熱により、PCR検査再実施、結果が出るまで休演というケースはあったが、無事再開したため、なんとか観ることができた。
視聴した作品…「演劇調異譚XXXHOLic」(配信)、「楽屋」(配信)。※どちらも観劇した作品をさらに配信で楽しんだものです。
普通に観劇できた作品…「Requiem」(シアターサンモール)、「Vivid Contact fancy」(劇場HOPE)、「文豪ストレイドッグス 太宰、中也、十五歳」(よみうり大手町ホール)、「いとしの儚」(六本木トリコロールシアター)、「HELI-X II~アンモナイト・シンドローム~…